大阪市立豊崎小学校

2024/04/24 15:58 更新

校長あいさつ

本校は大阪市北区の都会の一画に位置しています。大阪駅にも近く,学校の前には新御堂筋が通り,高層ビルの立ち並ぶ中にあります。しかし,校区は緑豊かな5つの公園があり,古くからの町並みも残る落ち着いたところです。

大正4年に創立開校しましたが,昭和20年に空襲で校舎が焼失しました。一時休校を経て昭和30年に再開校し、平成27(2015)年に創立100周年を迎えました。記念事業として,絵本作家の田島征彦先生に指導していただき,絵本『かんこうさんがふってきて』を作成しました。 さらに,地域にある飲食店の方々が子ども達のためにと「豊崎こどもバル」を開いてくれました。地域に愛され地域とともに歩む豊崎小学校であることを痛感しました。

近年は各学年単学級編成となっていますが、今後の児童数増加に備えて、令和5年3月には、西校舎の改築が完了し、広々とした廊下が特徴の一部6階建ての校舎が完成し、この学び舎で子どもたちとともに再び歴史を刻んでいくこととなります。

本校では,『豊かな心をもち、仲間と協働して探究する子どもを育てる〜「豊崎住みよい街づくり、人づくり」を地域とともに〜』を学校経営の重点に掲げ,「最後までやりぬく子ども」「よく考え工夫する子ども」「仲よく助け合う子ども」の育成をめざしています。

本校の特色ある取り組みを紹介します。

〇能楽体験
毎年,4年生が能楽堂に出向き、能楽師の方から直接指導を受けて,能楽を学び発表しています。謡や小鼓,仕舞などの伝統的な文化にふれる機会を今後も継続していきます。
〇地域の教育力の活用
年間を通じて、防災訓練、福祉教育、食育や一級建築士による工作指導等、豊崎地域にある様々な専門分野の方々の力をおかりして、子どもたちの豊かな心を育む教育を行います。

2023年4月

校長 福永 雅士