『成果の裏にあるもの』  2月17日

 小保方さんが発表された新万能細胞の研究成果は、これまでの生物学の教科書を書き換えるぐらいの素晴らしい成果
であり、この細胞が実証実験などを通して世の中に出れば、今病気などで困っている人々を助けることができる技術だそうです
。  私は、技術のことはよくわかりませんが、この発表からから感じたこと3つについてお話させていただきます。
一つ目は、『一生懸命やっていればきっと良いことがある』ということです。小保方さんもこの研究では大変ご苦労をされたそ
うですが、お祖母さんからの「とにかく一日一日頑張りなさい」という言葉に励まされコツコツと努力されたそうです。
二つ目は、『耐える力、忍耐力』です。小保方さんは、研究を何度もやめようと思ったが、あと1日だけ頑張ろうと続け今日に
至った』といっておられました。また、研究内容を誰も信じてくれず、「悔しくて泣き明かした夜は数え切れない」とも・・・
何があっても耐える気持ちや、やりぬく気持ちはとても大切なことだと思います。
三つ目は、『人のために努力する』ということです。小保方さんは、「研究者の仕事は、世の人のため」ということを言ってお
られます。人に喜んでいただき、それを自分の喜びとする。そんな行いが出来れば、とても素敵なことだと思います。

『違いを尊重する』 2月5日

 日本の社会では、人と違うことをしたり、異なった考えを排除するような風潮が今でも残っているような気が
します。教育の世界でも、画一的なものが多く、創造的な取組などがまだまだ十分ではありません。
 今、グローバル教育の重要性が叫ばれていますが、それは言語だけの問題ではなく、マイノリティーを含めた
『違いを尊重する』文化の醸成であるのかもしれません。
 過去がこうだから ・・・ などという前例踏襲型の考えや旧態依然のやり方では、間違いなく世界から取り残
され、ますますガラパコス日本になります。子供たちには、人としての違いを尊重し、また自らも違いを表現し
お互いに切磋琢磨してほしい。それが真のグローバル教育にとって重要なことだと思います。