『躾と学力』   11月28日

 先日、マスコミの方(記者)とお話しをしている時に、福井県の小学校に取材に行かれた時
のことをお聞きしました。福井県と言えば、毎年、学力調査でトップ・ランクにいます。
 記者が驚いたのは、給食の時間とのことでした。給食を静かに食べ、とても礼儀が正しかった
とのこと。このように躾がいきわたっている事と学力には、少なからず相関関係があるように思
います。そう言えば、スポーツでも本当にできる選手は、礼儀が正しい・・・学力も体力も、その
基盤となるのは、行儀や礼儀、いわゆる人間力にあるのだと思います。

『6年生の行儀』   11月19日

 少し前になりますが、6年生が校区の中学校に、運動会の見学に行った時のことです。
本校用に確保頂いていた場所での見学、児童の靴は見事に揃えられていました。残念ながら
昨年は靴がばらばらになっていた事を覚えています。「たかが靴を揃える事が、そんなに大事なこと?」
と思う人もいるかもしれませんが、とても大切なことです。あたりまえのことを非凡にできることは
素晴らしいことだと思います。

『教員の情熱と責任感』   11月10日

 ある日のこと、一人の教員が相談の為、私の部屋に来ました。
相談内容は、ある科目の問題をどうしても解けない児童がおり、何とかしたいとのことでした。
教頭が同席していましたので的確にアドバイスをしてくれていましたが、その間、この教員が
「児童ができないのは、自分の責任です」と言っているのを聞いて、教員自身の強い責任感と
情熱を感じたのと同時に、なんだかとても嬉しく思いました。
子供たちを何とかしたい。そんな強い思いがひしひしと伝わってきたひと時でした。