『心の窓を磨く』   11月20日


「うれしいだけ」、「苦しいだけ」というような偏った人生はめったにない。
必ず両方が含まれる。

斎藤茂太さん(精神科医、随筆家)は、「美しい人生を見たいのなら
心の窓をきれいに磨くことだ」というお言葉を残されている。

仮に、窓の向こうに見事な風景が広がっていても、窓そのものが汚れ
ていたら、その素晴らしさを見ることができない。

正に自分の心の持ちようが、そのまま自分なりの人生となるのだろう。

『何かを成し遂げるときには、いつも苦労が伴う』   11月13日


頭がよくなっている瞬間、
それは、答えがわからずに、うんうん唸りながら考えているとき。

体が柔らかくなっているとき、
それは、いててて・・・と悶絶しながら柔軟をしているとき。

人生が開きはじめている瞬間、
それは、結局、私は何をするために生まれてきたんだろう・・・
と悩みながら渇望しているとき。

安易に答えを出さず、唸りながら考え
無駄に抵抗せず、悶絶しながら耐え
周りと比較せず、悩みながら渇望すること

『和のなかの個』   11月6日


本校の4年生の児童が書いた一文字漢字。
その文字を選んだ理由も添えた作品が正門入り口横に掲載されています。

優、風、月、一、競、泣・・・、ほとんどが異なる漢字であり、「心」と「命」と
書いた児童が二人ずついるだけです。

たまたま違う文字になったのかしれませんが、ある文字に偏る傾向がある
この年代にしては、めずらしく「個の思い」が表現されているとても素敵な
作品ばかりです。

個を表現し、違いを理解・尊重することは、これからの社会では、更に大切
になります。
たとえマイノリティーであったとしても、しっかり自分の考えを伝えられる人
そして、和を尊ぶ人になってほしいと思います。