『本当のリーダー』   2月24日


自ら手を動かし、汗をかく・・・、私が理想とするマネージメント・スタイルです。

ある機関の多くの部署では、係長クラスが物事を決め、それがスルーされて決議さ
れる。こんなケースを散見するたびに、机でハンコだけを押している幹部管理職の
姿が目に浮かびます。
何が楽しくて仕事をしているのだろうか?トップ・マネージメントであるが、全く
リスペクト出来ない人たちです。

本当のリーダーに求められるもの、それは自らが現場を歩き、考え行動する、そし
てより良き組織風土を醸成し、メンバー(部下)の行動のあり方が変容するように
モチベートし、組織に新しい文化や習慣をもたらすエネルギー源になることではな
いでしょうか。

今求められているのは、官僚主義的な一面のあるマネージメントではなく、変革を
推し進めるリーダーシップだと思います。

『知行合一』   2月18日


ペーパー(学校の成績など)だけが良くても、あまり将来の成功には
至らないだろう。いくら知識が豊富であっても、実践を伴わない知識
は、本当の「知」とはいえず、知識に実践が伴ったものが本当の「知」
であるという考えが、『知行合一』と言われています。

現在の日本の児童・生徒は、正にこの「行」=実践が乏しく、また成功
に導くための行動特性が欠如しているのではないかと思います。

今、社会は「自分で考え、自分で行動する」人財を求めています。

知識を習得したら適時行動 ・・・
トヨタ自動車の理念に、「改善は巧遅より拙速を尊ぶ」という言葉が
あります。改善は、時間をかけて上手にやるより、ヘタクソでもいい
からとにかく早くやるべきだという意味だそうです。
これから増々進展するグローバル社会において、とても大切な理念ですね。

Take the first step in faith. You don’t have to see the whole staircase,
just take the first step.   Martin Luther King, Jr.

『現地現物主義』   2月12日


トヨタ自動車のフィロソフィーの一つに「現地現物」
という言葉があります。
現地現物主義とは、実際に現地に足を運び、現物を
見て、触れることで、事実に即して物事を客観的に
見ようとする姿勢です。
現場はすべての物事の源であり、最も重視される場
です。

教育の場では、学校が現場です。
現場で何が起きているのか?現場での課題は何か?
現場で今求められているものは何か?
机上や想像で考えていては、本当の課題解決には至ら
ないでしょう。

現場をサポート頂いている各機関の皆様には、是非
このフィロソフィーを参考にされ、現場を見た活動
をお願いしたいものです。