校長あいさつ

以前次のような話をお伺いしたことがあります。

トマトやキュウリを丈夫に育てる秘訣があるそうです。それは、まずトマトやキュウリの苗を植えた直後に水を与えます。しかし、その後しばらくは水をやらないそうです。そして、これ以上水を与えなかったら枯れてしまうギリギリの状態まできたら水を与え、その後は普通に水を与えるそうです。このようにして、植え付けた後にしばらく水をやらなかったトマトやキュウリは、背も高く、茎も太くたくましくなるそうです。
  水を与えなかったことで根を太くし、しっかりと根を深いところまで張り巡らせるそうです。そうして育てたトマトやキュウリは背も高く茎も太くなるそうです。

これは人にも当てはまります。ピンチや逆境や悩みを経験するからこそ根を深く張って成長するのだと言えるのではないでしょうか。
  教育も同じで子どもたちに与え続けるのではなく、いろいろな経験を多く体感させ、それらを通して自分なりに考えて次の行動に移せる、そのような子どもの育成が大事だと思います。
  学校においては、それぞれの個に応じた指導や根っこにあたる基礎基本の定着を図ってまいりたいと思います。

最後に相田みつをさんの詩を紹介します。

「花を支える枝
   枝を支える幹
    幹を支える根
     根は見えねんだなあ」

見えない根っここそ、大事に育てていきたいです。

この大切な子どもたちとともに、より有意義な学校生活が送ることができるように教職員一同力を合わせてまいります。引き続き、学校教育に温かいご支援とご協力、ご理解をお願い申し上げます。

校 長   大 野  忠 司