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2024/03/25 10:35 更新

更新作業

きれいな芝生を維持していくための作業を更新作業と呼ぶようです。
更新作業には
○ エアレーション
○ バーティカッティング
の2種類があるそうです。
エアレーション作業は地面に穴を開け、空気や水を通しやすくし芝を元気にする作業です。
バーティカッティングは芝の間引きやサッチ(芝の切くず)の除去などを行う作業です。
エアレーションには大きめの穴を開け、そこに砂を入れ込むコアリングと
ちいさな穴だけをあけるスパイキングという作業があるようです。
今年、本校で行った本格的なコアリングを紹介します。

エアレーション1エアレーション2

運動場はにがりなどで締め固めます。
このような運動場では雨が降ったり、 水をやったりすると、地面に水がしみ 込みません。また、肥料も地中にしみ 込みません。芝生の根もしっかり深く 地面の中に入り込まない状態になり ます。
また、運動場は多くの子ども達が地 面を踏みます。芝生があっても地面は 踏み固められます。

エアレーション3エア写真エア写真2

そこで、機械を使って直径数cmの穴を開けます。この時、図のように芝の根を避けたりしません.芝の上でもどこでも穴をポコポコ あけていきます。

芝玉

掘った後の小さな土だんごは、芝刈り機を使って吸い上げたり、 竹箒などで掃き取ったりします。
芝の根のついた土団子は芝生の卵みたいなもので、成育の悪い 箇所にまいておくと芝が根付きます。


エアレーション4砂まき2砂まき1

上の機械の中には砂が入っています。この機械は砂を均等にまきながら走ります。全面にまきおわると、後の ローラーブラシを下ろして、砂を先に空けた穴の中にいれていきます。
最後にはこの機械に大きな鉄製のすだれの ようなもの(長さ3mほど)をつけて、さらに砂を均等に散らせる作業をします。

エアレーション5

すると、雨などの水は確実に地面に 吸収されます。肥料もこの砂の穴を 通って、地面に吸収されます。

芝の根も深く強く育つことになります。

エアレーション6







コアリングやエアレーション、バーティカル、サッチ取りなど芝生の育成に関する専門用語がいっぱいです。 インターネットなどで検索してみると、説明のサイトがいろいろあります。ご参考まで。