算数部のホームページにようこそ

新型コロナウイルス感染症拡大防止に向けた対応で3月から臨時休業が続いていましたが,ようやく6月に学校再開となりました。例年,6月に算数部全体会を開催し,研究の方向性や研究組織等について算数部員間で情報共有しているところですが,今般の感染症対策の状況を踏まえ,今年度は文書開催の形式で実施しました。
 今年度の研究活動につきましても,例年どおり進めることは難しいと考えています。大阪市教育委員会の感染症対策マニュアルをふまえ,例年の活動を再検討し,実施方法等について慎重に判断する必要があります。子どもたちの健康,安全を最優先し,感染症予防に向けた対策を進める中で,メールの活用やMicrosoft Teamsによるオンライン会議など,いろいろなアイデアを出し合い,できる活動を工夫しながら研究を進めていきたいと思います。
 今年4月から新しい学習指導要領が全面実施となりました。「知識及び技能」「思考力,判断力,表現力等」「学びに向かう力,人間性等」の三つの柱に基づいて整理された算数科の目標や内容をもとに,数学的に考える資質・能力の育成を数学的な見方・考え方と数学的活動に相互に関連をもたせながら育成していくことが大切になります。
 算数部では,昨年度より学習指導要領がめざす方向性をふまえ,これまで研究の礎としてきた「数学する心」に再度着目しました。「数学する心」を,「算数・数学がもっている純粋な形式や構造,その理想性から生み出される美しさにふれ,そのような純粋なものを生み出していこうとする心の働き」ととらえ,今まで積み重ねてきた研究の成果を活かしながら,「数学する心」を育み,伸ばすことをめざしています。
 特に,深い学びの実現に焦点を当てることとこれまでの研究成果である「大阪プラン」を活かすことを中心に授業改善に取り組んできたことに加え,今年度は評価についての研究にもできる範囲で取り組んでいきたいと思います。
 来年2月の総合研究発表会に向けて,大阪市教育委員会,大阪市教育センターの先生方にもご指導いただきながら,現在の状況においてできることに少しずつ取り組み,その成果をまとめていきたいと考えています。

主な活動

表示項目はありません。

資料

配布文書はありません。