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「東雲だより」その68(3月30日)

今から6年前の2012年、イギリスの首都ロンドンで開催された第30回夏季オリンピックに、本校理数科の卒業生で当時関西大学に在学していた東佳弘(あずまよしひろ)君が、陸上競技4×400mリレーの日本代表として出場しました。高瀬彗−金丸祐三−東−中野弘幸の3走を務め、予選2組6着で敗退という残念な結果に終わったわけですが、東高90余年の歴史のなかで、過去オリンピックに出場した卒業生は、私が知るところ東君ただ一人ではないかと思います。(誤っていたらごめんなさい)東高の関係者にとっては、たいへん誇らしく名誉な出来事です。
 そんな東君の偉業を称えるべく、このたび同窓会のご厚意により、『JPN』のゼッケンを着けロンドンを快走する東君の勇姿と「2012年ロンドンオリンピック陸上競技出場記念」の文字が刻まれた記念の額を制作していただきました。昨日、管理作業員さんによって、玄関ホールのいちばん目立つ所に設置してもらったのですが、サイズも大きく見事な出来栄えで、陸上競技部の後輩たちやすべての在校生に、良い刺激になってくれればと願っています。東君はその後、関西大学の職員となり、現在は陸上部の短距離コーチを務めているそうですので、ぜひ、一度母校に立ち寄ってもらい、この記念の額を見て、後輩たちに貴重な経験談を話してもらいたいと思っています。
 さて、この東雲だよりも回を重ね68号までたどり着きました。振り返りますと、昭和のおやじギャグばかりが目について、今どきの高校生や若い保護者の皆さんには、???なことも多かったことと思います。徒然なるままに書き連ねた雑文の数々に、根気よくお付き合いいただきました全世界の読者の皆さまに、改めて感謝申しあげます。ほんとうにありがとうございました。『東雲だより』も、いよいよ今回が最終号と相成りました。と言いますのも、この私、明日3月31日をもって定年退職いたします。37年間の公立学校教員としての生活は、すばらしい生徒たちと熱心な先生方に恵まれ、とても充実した幸せな日々でありました。目を閉じれば走馬灯のように、いろんな思い出がまぶたに浮かんでは消えて行きます。不思議と、楽しく懐かしい思い出ばかりです。恩師にあこがれこの道を志して、ほんとうによかったと思っています。教師という仕事は私にとって天職でした。この間に出会ったすべての皆さんに感謝、ただひたすら感謝です。2年間自称晴れ男のメンツを保ってくれた『てるてるクン』も「ありがとう!」
 「私は、明日、定年退職いたしますが、我が東高校は永久に不滅です!」、『巨人・大鵬・卵焼き』の安居校長最後のご挨拶でした。4月からも引き続き、東高校をよろしくお願いします。

五輪出場記念満開桜てるてるクン

「東雲だより」その67(3月26日)

今朝、3日ぶりに出勤したところ、校内の桜がすでに五分咲き状態になっていて驚いたところです。確かにこの土日は温かかったので、一気に咲き始めたようです。昨年の入学式では、例年以上に花びらがたくさん残っていたのですが、この様子だと、どうやら今年は葉桜になりそうです。それにしても、いつ見ても何度見ても桜は美しく華やかなものです。先ほど写真を撮ってきましたので、4月に入学してくる320名の合格者の皆さん、そして保護者の皆さん、東高名物の桜並木の様子をどうぞご覧ください。
 気がつけば、3月も残りわずかとなってしまいました。実に19日ぶりの「東雲だより」です。この間、12日に一般選抜の学力検査があり、15日に3学期の終業式があり、20日には一般選抜の合格者発表がありました。それ以外にも、年度末ということで教職員の人事異動の内示があって、次年度の新体制もようやく固まったところです。校長にとって、このひと月は多忙で気遣うことの多い期間でありました。私も体重が2kgほど落ちましたが、全体重からすると微々たるものですが、ベルトの穴がひとつ縮まったことは大きな喜びです。
 さて、去る22日、体育館1階の柔道場の畳が全部新しくなりました。経年劣化が著しく、柔道の授業や部活動への支障が懸念されていたことから、畳の更新を毎年申請していたのですが、今回教育委員会のご配慮により全面入れ替えが実現しました。私も柔道場を見に行ってびっくらポン、畳の色のカラフルなこと。試合場内はイエローで試合場外がレッドとなっています。柔道部顧問のW先生によると、全柔連(全日本柔道連盟)によって、公認畳の色が定められているとのこと。目にも鮮やかな色なので、生徒の皆さんも慣れるのに時間がかかるかもしれませんね。思えば、私が入学した高校は新設校で、校舎はあってもプールや体育館が完成したのは3年の時、雨天時には校舎の軒先や屋上で体育の授業を受けたりしていました。なかでも1年柔道の授業は、通用門を入った一角に、毎回倉庫から畳を運んで急ごしらえの柔道場を造っていました。柔道を教えていただいたF先生は強面だったけど、ときどき博多弁がにじみ出て、とても人間味あふれるすばらしい先生だったっけ。そんな昔むかしの記憶がふと甦ってきた柔道場でした。東高の生徒の皆さんには、まっさらな畳の上で柔道ができる幸せを噛みしめながら、授業や部活動にますます励んでもらいたいと思います。
 一方、グラウンドでは硬式野球部が練習試合を行っています。部員たちの元気なかけ声が校長室にもよく響いています。今年の全国高等学校野球選手権大会(夏の甲子園)は100回目の記念大会で、大阪代表が2校出場できることになっています。東高は北地区から出るので、打倒O高校にR高校です。夢はでっかく、You can do it!

桜並木柔道部野球部

「東雲だより」その66(3月7日)

3日間にわたって行われた一般選抜の志願書受付も、昨日無事終了しました。受験生の皆さんは、一様に緊張した面持ちで出願の手続きを済ませていました。近隣の中学校だと10人前後が集団で来てくれるケースが多いのですが、遠方の中学校から、電車を乗り継ぎ1人で出願しに来てくれた受験生も多くいて、ほんとうにありがたいことです。毎年のことなのですが、私は出願し終わった受験生を見送る際、決して「さようなら」と言いません。ひと言「がんばってね」と声をかけます。気持ち的には、志願書を提出してくれた全員を合格にしてあげたい気分ですが…。受験生の皆さんがベストを尽くしてくれることを祈っています。学力検査は3月12日(月)に実施され、合格者発表は20日(火)午前10時です。
 さて、昨日あたりから、国公立大学一般入試(前期日程)の合格発表が始まっているのですが、今朝、吉報が舞い込んできました。それは、普通科のT君が北海道大学(総合入試文系)に見事合格したとのこと。模擬試験でもよい判定が出ていたのですが、この間の彼の涙ぐましい努力の積み重ねが実り、すばらしい結果を出してくれました。満面の笑みを浮かべて報告に来てくれたT君は、職員室で教員集団からおめでとうのシャワーと握手攻めに遭っていました。これは後輩への良い励みに、そして良い目標にもなります。まさに ”Boys, be ambitious. ”です。それにしても、今の時代は自宅に居ながらインターネットで大学の合否が確認できるのですね。40年以上前、私が受験生の頃はまだセンター試験も共通一次試験もなく、国立大学は一期校と二期校に分かれていました。各大学が『合格電報』なるものを使っていた時代で、たとえば北海道大学は合格時「エルムハマネク」で不合格時「ツガルカイキョウナミタカシ」だったそうです。招かれてよかったね、T君。他にも三重大学の「イセエビタイリョウ」・「イセワンニテザショウ」や高知大学の「クジラガツレタ」・「リョウマノメニナミダ」、長崎大学の「マリアホホエム」・「アメノナガサキ」など、地域の個性豊かな合格電報が昭和50年代後半まで活躍していました。余談になりますが、東高の合格電報の文面をふと考えてみました。「キョウバシハエエトコダッセ」、「ヒガシコウコウヘイラッシャイ」。どうも私は、○○○シャトーのCMから抜け出せないようです。
 校内を見渡すと、すでに準春休みモードですが、グラウンドや体育館、各教室では多くのクラブが活発に活動しています。次回、生徒の皆さんが全員集合するのは15日の終業式なのですが、努力を怠って追試験を受けなければならなくなった生徒が若干名います。担任の先生からすでに連絡があったことと思いますが、与えられたチャンスを絶対に活かして、単位修得に向け最大限の努力をしてください。

グラウンド体育館テニスコート

「東雲だより」その65(3月5日)

「お久しぶ〜り〜ね♪」という、小柳ルミ子さんの往年のヒット曲がありましたが、気がつけば平成29年度も最終月に突入です、ほんとうにお久しぶりです。ここしばらく、何かと忙しくしておりまして、なかなかパソコンに向かう時間が取れませんでした。昔から「一月往ぬる二月逃げる三月去る」と言いますが、学校現場においても、3学期は期間がいちばん短い中で、大きな行事が多くあるため、毎年あっという間に過ぎてしまいます。
 おかげ様をもちまして、すでに学校日記にあるように、今月1日(木)、無事卒業式を終えることができました。晴れ間ものぞく温かい日和のもと、315名が思い出多きこの東高を巣立っていきました。「春の嵐」で少々風は強めでしたが雨は全く降らず、やっぱり晴れ男の本領発揮です。これでこの1年間、入学式から体育大会、文化祭、マラソン大会に卒業式と無雨パーフェクトを達成できました。校長室の手づくり「てるてるクン」にはこの2年間大活躍してもらいましたが、すべて彼のおかげです。ご苦労さまでした。今年の皆勤賞は46名で、実に卒業生の約15%が3年間無欠席・無遅刻・無欠課で通いとおしました。雨の日も風の日も、暑い日も寒い日も、カゼ気味の日も寝不足の日も、休むことなく遅れることなく登校したことは、まさに「あっぱれ!」です。こんなところにも、東高生の真面目さがよく表れていると思います。そんな皆さんを校長先生は誇りに思っています。ところで、東高の卒業式では、式の最後に卒業生が「仰げば尊し」を斉唱し、続いて在校生と教職員が一緒になって「蛍の光」を斉唱します。おそらく何十年も前から、変わることなく粛々と行われてきた traditional な卒業式です。卒業生はもちろん、在校生の態度もとても立派で、厳かな空気の中にも、ほんわかとした温か味のある卒業式であったと思います。平日にも関わらず、ご出席いただきましたご来賓ならびに保護者の皆さま方には、誠にありがとうございました。厚くお礼申しあげます。
 卒業式の余韻に浸る間もなく、3月2日(金)から6日(火)まで、一般選抜の志願書受付が始まりました。1・2年生の進級判定会議も控えていて、ますます忙しくなりそうです。

「東雲だより」その64(2月21日)

ここしばらく寒さも和らいで、春がもうそこまでやってきていると実感する今日この頃です。東高名物の桜並木も、ようやく芽吹き始めました。正門横には水仙と山茶花が咲いています。花言葉を調べたら、桜は「優れた美人」、白い水仙は「神秘」、そして赤い山茶花は「あなたがもっとも美しい」でした。桜は花言葉の世界でも超A級、まさに日本の美にふさわしい花と言えます。ぱっと咲いて、ぱっと散る。美人薄命などの言葉もこういうところから来たのかも知れません。山茶花(さざんか)と言えば、昭和の終わり、大川栄策さんが唄った『さざんかの宿』という演歌が流行りました。「くもりガラスを手で拭いて、あなた明日が見えますか」この曲をレーザーカラオケで必ず唄う先輩教師がいたので、歌詞が今なお脳裏に焼きついて離れません。昨年は寒波の影響で桜の開花が遅かったのですが、さて、今年はどうでしょう。4月の入学式までもってくれると良いのですが。
 平昌五輪も終盤を迎え、羽生結弦選手の2連覇や小平奈緒選手の金に続く日本選手のメダル獲得に、大きな期待が寄せられているところです。そんな中で、私が少し気になるのは、新聞紙上に散見される「メダル逃す」や「惨敗」という活字です。日本代表になるだけでも立派なことですし、選手の皆さんは一生懸命がんばったのですから、成績や順位のみにとらわれることなく、皆さんに「お疲れさまでした」と言ってあげましょう。このことは、高校生にもあてはまることで、偏差値の高い大学に行くことがすべてではなく、そこに至るまでの努力の過程が大切です。3年間の高校生活で、勉強以外にも部活動や生徒会活動など、いろんなことにチャレンジして、充実した毎日を送ることが一番です。仮に事がうまく進まなかったとしても、汗をかいたこと、涙を流したことは、必ずその次に活かされて実を結ぶものです。
 さて、1・2年生は明日から学年末考査が始まります。それぞれ2年・3年への進級がかかった大切な試験ですので、しっかり勉強することはもちろんですが、併せて、体調管理にも十分気をつけてほしいと思います。そして、3年生の卒業式は3月1日(木)です。晴れます!

桜のつぼみ水仙山茶花

「東雲だより」その63(2月14日)

今朝いちばん、とってもハッピーなことがありました。それは8時前のこと、校長室の扉を「コンコン」と遠慮気味にノックする音が聞こえたので、「どうぞ」と扉を開けに行ったところ、ひとりの女子生徒がいて、「これどうぞ」とプレゼントを渡してくれました。そうなんです、今日2月14日は、『バレンタインデー』です。添え文には、「安居校長先生へ 体育大会で借り人レースで一緒に走ってもらえたのが、とってもうれしかったです。ありがとうございました。」と書かれていました。確かに6月の体育大会で、女子生徒と手をつないで走りました。息切れしたのでよく覚えています。でも、たったそれだけのことなのに、こうして、感謝してくれているなんて、逆に校長先生の方がありがとうです。その気持ちがすごくうれしい。いやあ、生徒からチョコもらったの何十年ぶりでしょうか。こう見えても、若かりし頃は軽トラック一杯分…(?)。もちろん、昭和の時代からバレンタインデーの習慣はありましたが、私の経験上、印象深く残っているのは、高1の時に隣のクラスの女子からもらったチョコならぬ、『小梅ちゃん』です。甘いチョコの真逆のすっぱい小梅ちゃんは、強烈なインパクトがありました。long,long ago 昔むかしの物語です。勇気をふるって校長室を訪ねて来てくれたAさん、ありがとう。チョコはしばらく食べないで、校長室に大切に飾っておきますね。
 現在、平昌五輪の真っ最中、日本選手のメダルラッシュで盛りあがりつつあるところですが、各種目で活躍する日本選手の中には、10代後半から20代前半の若者がたくさんいます。つい先ほども、スノーボード男子ハーフパイプ決勝で、平野歩夢選手が銀メダルを獲得しました。彼もまた19歳です。スポーツ選手の活躍は、観る者すべてに勇気と感動を与えてくれます。4年に一度しかやって来ないオリンピックをめざし、血のにじむような努力を重ねてきた選手の皆さん全員に拍手です。ちなみに私は、スノボでハーフパイプは無理ゼッタイ。
 さて、1・2年生の皆さんは、来週木曜日(22日)からの学年末考査を前に、最後の追い込みに忙しい日々を過ごしています。明日からは、部活動も禁止となり、試験勉強に専念することになります。全員が無事2年生・3年生に進級してくれることを祈っています。

美花

「東雲だより」その62(2月9日)

すでに学校日記にあるように、今週火曜日(2月6日)、耐寒マラソン大会が長居第二陸上競技場および長居公園ロードコースにて開催されました。東高ではこの時期、長らく耐寒登山が行われてきたのですが、昨年度からマラソン大会に変更されたものの、記念すべき第1回目は雨のため「幻」の大会となってしまいました。満を持して行われた今年は、寒さも半端なく(!)絶好のマラソン日和となりました。重ね着に携帯カイロと、防寒対策も万全で臨んだつもりでしたが、足の指が冷えて冷えて大変でした。私もあと30歳若ければ、生徒と一緒に走ってみたかった(?)。 みんなゴールの瞬間はとっても良い表情で、キラキラ輝いて見えました。全員がんばって完走できたことが何よりの収穫ですし、見学組の皆さんも走者のサポートご苦労さまでした。参加した全員に金メダルをあげたいと思います。
 金メダルといえば、いよいよ今日、平昌(ピョンチャン)冬季五輪が開幕します。そもそも平昌とは、大韓民国江原道の郡で、首都ソウルから東へ車で約3時間の距離にあり、平均標高が700m、緯度は新潟県の長岡市と同じで、豊かな自然に囲まれ、ゴルフやスキー客でにぎわう韓国有数のリゾート地です。韓流ブームの火付け役となったドラマ『冬のソナタ』の撮影地としても知られています。日本選手団では、スピードスケート女子やフィギアスケート男子、ノルディックスキー複合などで金メダルの期待が寄せられていますので、毎晩テレビの前から熱い声援を送ることにしましょう。少し気の早い話ですが、平昌の次(2022年)は北京開催が決まっているそうで、実はその次(2026年)の大会に札幌が名乗りをあげています。正式な立候補はこれからのようですが、もし札幌が選ばれれば、1972年以来2度目の開催となり、日本では1998年長野と合わせて3回目の冬季五輪となるのですが、果たしてどうなりますやら。ちなみに、42年前の札幌大会では、70m級(現在のノーマルヒル)ジャンプで日本の笠谷幸生、今野昭次、青地清二がメダルを独占し、当時中2の私はクラスメートと大興奮した記憶があります。フィギアスケート女子のジャネット・リンは、こけた姿が可愛かった。ついでにもう一つ、この大会のテーマソングで、トワ・エ・モアが唄った『虹と雪のバラード』はとても良い曲です。「虹の地平を歩み出て…♪」一度ぜひご試聴ください。
 さて、3年生は連日、各私立大学の入試問題と格闘している最中です。一方、2年生はこの土曜日に開催される「生徒研究活動発表会」に向けて、最後の追い込みに励んでいます。明日は1年生も全員出席し、先輩の研究発表を見聞することになっています。保護者はもちろん、一般の方でも見学可能ですのでぜひご来場ください。詳しくはホームページ「第1回生徒研究活動発表会のご案内」をご参照ください。

発表要旨集

「東雲だより」その61(2月2日)

私の数少ない趣味の一つにクラシックがあります。はじめからクラシックが好きだったわけではなく、とっかかりはイージーリスニングでした。高校生の頃、午前0時から始まるFM大阪の『ジェット・ストリーム』という番組をよく聴いていたのですが、『パイロット』の城達也さんによる「遠い地平線が消えて…」で始まる伝説のナレーションは、昭和おじさんなら皆知っていると思います。当時はイージーリスニング全盛時代で、フランク・プゥルセル、ポール・モーリア、カラベリ、レイモン・ルフェーブル、リチャード・クレイダーマン、バート・バカラック、ヘンリー・マンシーニ等々、様々なアーティストが奏でるオーケストラサウンドに耳を傾けたものです。特に、パーシーフェイスが私のお気に入りで、LPレコードを5〜6枚買いましたし、旧フェスティバルホールでの来日演奏会にも足を運びました。『夏の日の恋』はロマンティックな名曲ですし、『夏の日の恋‘76』もディスコティックで、これまたいいですよ。ぜひ、○Tubeでご試聴ください。
 そんな私がクラシックに魅せられたのは、地方大学のオンボロ寮の3年次、同室になった神戸出身の『かたやん』の影響です。かたやんは90kg超級、O将餃子を10人前完食する大食漢、いびきがレッドキング級のまさに大型新人で、心やさしい先輩が毎夜睡眠不足に陥るほどでした。朝比奈隆と大フィル(大阪フィルハーモニー交響楽団)を信奉するかたやんは、朝な夕なに、ラジカセからモーツァルトやベートーベンを流し続ける熱狂的クラシックファンで、私にとっては、やっかいな騒音をもたらす迷惑な後輩でした。しかし、数ヶ月が経ったある朝、ふと聞き覚えのある騒音が聞えてきた時、「これ○○胃酸のCMちゃうん?」とかたやんに尋ねたら、即座に「これはショパンの前奏曲作品28第7番イ単調ですわ」と返してきたので、「じゃあ土曜洋画劇場のエンディングで流れるあの曲は?」、「あれはホルストの組曲惑星から木星ですよ」。このようなやりとりが数ヶ月続き、ふと気づいたときには、私にとってクラシックは、もはや騒音でなくなっていたのです。その後も、マーラーやブルックナーといった、ディープなクラシックまで『聴教』してくれたかたやんは、卒寮時にはすっかり私の師匠と化していたのです。あれから40年近く経ち、自宅にあるLPならぬCDも40〜50枚となり、マイカーで聴く音楽はいつも決まってクラシックです。毎朝始業前、NHKFMの『クラシック・カフェ』を聴くのがルーティンで、つい先日も、私が好きなモーリス・ラベルの『ピアノ協奏曲』が流れてきたので、思わず音量を上げたところです。
 さて、2月6日(火)は『マラソン大会』です。長居第二陸上競技場および長居公園ロードコースを男子9km、女子6km走ります。この間、少しずつ距離を伸ばして練習を積み重ねてきました。今日の放課後、体育館で行われた説明会では、マラソン大会に賭ける生徒の意気込みがひしひしと感じられました。校長室の「てるてるクン」に、雨や雪を降らせないようお願いしておきますね。

マラソン大会説明会

「東雲だより」その60(1月29日)

全国的にインフルエンザが大流行しています。厚生労働省が26日に発表した全国約5千カ所の定点医療機関から報告された最新の1週間(15〜21日)の患者数は、1医療機関あたり51.93人。前週から2倍近くに急増し、警報レベルの30人を大きく上回り、現在の調査方法となった1999年以降で最多ということです。厚労省によると、全国の推計の患者数は約283万人で、前週から112万人増え、年齢別では5〜9歳が約59万人と最も多く、10代も約40万人に上ったそうです。都道府県別の定点1医療機関あたりの患者数は、鹿児島が最も多く86.53人。次いで、宮崎84.97人、福岡83.99人、大分82.40人、佐賀69.64人と続き、東京は49.67人、愛知は62.12人、大阪は44.17人で、計44都府県で警報レベルを超えたそうです。休校や学年・学級閉鎖をした保育所や幼稚園、小中高校は全国で7536施設に上り、前週の161施設から50倍近くに急増したそうです。ウイルスは直近の5週間では、2009〜10年に新型として流行したA型のH1N1とB型が同程度で全体の8割超を占めた。毎年2〜3月に流行するB型が例年より早めに増えており、複数のウイルスが同時に流行し、患者数を押し上げているとみられています。
 さて、本校では先週金曜日の夕刻、2年普通科が山形県蔵王(修学旅行)から、同じく英語科が福島県ブリティッシュヒルズ(文化語学研修)からそれぞれ無事帰阪しました。記録的な寒波や大雪が見舞う中、みんなで力を合わせて、思い出に残るすばらしい旅行、研修となったようです。皆さんお疲れさまでした。しかし、週が明けた今朝、2年普通科の各クラスではそれぞれ10名を超える欠席者がありました。欠席理由のほとんどがインフルエンザや発熱によるものであるため、これ以上の感染拡大を防止する観点から、教育委員会とも協議のうえ、2年1〜5組を31日まで、3日間の臨時休業(学級閉鎖)としたところです。インフルエンザに罹患した皆さんは、医師の指示に従ってこの間はしっかり静養に努めてください。また、体調に変化がない皆さんも、睡眠不足や過労にならないよう留意するとともに、不要不急の外出はできるだけ控えるようにしてください。インフルエンザは小児や高齢者、免疫力の低下している人がかかると、重症化する恐れがあります。かからない、うつさないために、日ごろからしっかりと手を洗い、マスクの着用やせきエチケットなどを心がけるようにしましょう。
 3年生の皆さん、学年末考査は残り2日です。最後までがんばろう!

「東雲だより」その59(1月24日)

2年生の普通科修学旅行、英語科文化語学研修は2日目を迎え、それぞれスキー講習、英語研修が始まりました。出発前日の月曜日、関東から東北の太平洋側に数年に一度の大雪が降り、東京都心でも20cmを超える積雪となるなど、交通機関のマヒが心配されましたが、英語科は、予定通り新幹線を乗り継いで新白河駅に到着。大雪でバスが少し遅れたものの、無事ブリティッシュヒルズに到着しました。一方、普通科の方は、仙台空港の除雪と使用機材(飛行機)の到着待ちで、約2時間遅れて伊丹空港を離陸しました。実は、一つ前のANA仙台便が欠航となっていたので、飛んでくれてラッキーでした。仙台近郊では、震災学習や青葉城公園で伊達政宗公(騎馬像)とのご対面の後、予定より1時間半遅れて午後6時に蔵王温泉のホテルに到着しました。それぞれ生徒の皆さんは、元気に活動しているとのことですのでご安心ください。修学旅行と文化語学研修の様子については、学校日記のページをご覧ください。
 さて、2年生理数科は、すでに昨年10月に先端科学研修を済ませているので、この期間に合わせて、恒例の「集中ゼミ」が行われます。月曜日に大阪市立大学の中山正昭教授による特別講義が行われ、いよいよ明日木曜日は「課題研究発表会」が実施されます。この1年間、理数科の皆さんが課題研究の時間に取り組んできたテーマについて、その成果を各班ごとに発表するという、大学のゼミを先取りした、理数科ならではの特色あるイベントです。本校顧問で大阪市立大学名誉教授の西村仁先生と、5名の大学教員の方々に指導助言をいただくことになっています。大勢の人々を前に、パワーポイントを駆使して、プレゼンテーションすることは貴重な経験です。深呼吸して頑張ってください。校長先生も楽しみにしています。
 3年生は、この26日(金)から31日(水)まで4日間、最後の学年末考査が行われます。卒業をかけた大切な試験です。大学一般入試も本格化するなか、両立させるのは大変でしょうが、どうか健康にはくれぐれも留意して、試練を乗り越えて行ってほしいと願っています。

「東雲だより」その58(1月18日)

1995年1月17日午前5時46分、淡路島北部を震源とするマグニチュード7.3の大地震により、死者6434人、負傷者4万3792人、全壊軒数10万4906棟という甚大な被害を及ぼした、阪神大震災から23年が経過しました。昨晩、テレビニュースでは、兵庫県内の被災地で営まれた追悼行事の様子が、繰り返し映し出されていました。思い起こせば、地震直後、大阪市内の公共交通機関はJRや地下鉄などがストップし、各学校も臨時休校となりましたが、翌日からは平常どおり授業が出来ていました。当時、私が勤務していた西淀川区の商業高校でも、生徒の安否は全員確認できたのですが、西宮市に住んでいた先生が、半壊したアパートから数時間後に救出されるということがありました。その先生から聞いた話では、大きな揺れで倒れたタンスが体を直撃しようとした次の瞬間、たまたま半身を突っ込んでいたコタツが盾になって、かすり傷程度で済んだとのこと。そのアパートでは2人が亡くなられたそうです。学校すぐそばの国道1号線は、歌島橋交差点から西、神戸方面への一般車両の通行が禁止となり、全国自治体の救急車や消防車が頻繁に往来していました。JR神戸線は翌日尼崎駅まで運転を再開されたのですが、大阪方面への上り電車には、被災された皆さんが着の身着のまま、疲れた表情で乗っておられましたし、下りの電車には、青いポリタンクやカップラーメンをキャリーに満載した皆さんが被災地に向かって行かれました。勤務校では、生徒会役員が毎朝校門に立って、募金活動や衣類の提供を呼びかけ、被災地に送ったこともよく覚えています。あれから23年経ち、この間、2011年3月11日には東日本大震災が発生しました。「天災は忘れた頃にやって来る」という有名なこの表現は、夏目漱石の弟子として知られる科学者、寺田寅彦の言葉だと言われています。関西でも、南海トラフ地震が今後30年間で70〜80%の確率で発生するとされ、その被害は最悪32万3000人の死者が出ると試算されています。私たちは、「1・17、3・11を忘れない」この言葉を心に刻んで、震災の経験と教訓を忘れず、伝え、生かし、新たな災害に備えなければならないと強く感じる今日この頃です。
 さて、センター試験も終了し、3年生は自己採点の結果を見てどの大学に出願するか、担任や進路指導の先生と作戦会議中です。一方、2年生普通科・英語科は、23日(火)からの修学旅行(山形県蔵王温泉)・文化語学研修(福島県ブリティッシュヒルズ)に向けて最終準備に大忙しです。今日も昼休みに、ピロティでダンシングヒーローしているグループがいて、聞けば、修学旅行のレクリエーションの練習だとか。それにしても、今どきの高校生はダンスがお好きです。週間天気予報を見ると、東北地方の来週は連日雪だるまマークです。寒さ対策、しっかりと!

ダンシングヒーローしおりしおり

「東雲だより」その57(1月12日)

2018年大学入試センター試験がこの土日、全国一斉に行われます。志願者数は、前年度比6702人増の58万2669人(男子32万5999人、女子25万6670人)。大阪府では33大学、46会場で実施され、前年度比1950人増の3万5940人(男子2万1856人、女子1万4084人)が試験に臨みます。天気が少し気がかりで、気象庁によると、日本海側を中心に13日にかけて大雪となるところがあるそうで、センター試験当日は、広範囲で寒さのピークに達するといいます。大阪でも最低気温が−1度と、かなりの冷え込みが予想されており、試験会場や座席によっては、暑かったり寒かったりすることもあるので、受験生の皆さんには、寒暖に柔軟対応できるよう、上着の下に着脱が容易な衣類を1枚着ていくことをお勧めします。
 このセンター試験ですが、正式名称は「大学入学者選抜大学入試センター試験」といい、1979年から実施されてきた、大学共通第1次学力試験(共通一次試験)に代わるものとして、1990年から行われてきました。全教科・全科目で設問の解答をマークシートに記入する方式となっており、記述式の問題はありません。科目ごとに決まっている高等学校の学習指導要領に沿って出題されていて、平均点は各科目とも6割程度になるように作成されているそうですが、年度や科目によっては、想定以上のズレが生じることがあります。
 ちなみに、センター試験は2020年1月の実施を最後に廃止され、これに代わり2021年からスタートするのが「大学入学共通テスト」(共通テスト)です。これまでのセンター試験と同様、1月中旬の2日間で実施されます。今の中学3年生(2017年4月時点)から、この共通テストを受験することになります。現在のセンター試験からの大きな変更として、これまでのセンター試験になかった記述式問題の導入と、英語について4技能(読む・聞く・話す・書く)を評価することが挙げられます。また、新テストの導入にあたっては、「知識・技能」だけでなく、大学入学段階で求められる「思考力・判断力・表現力」を中心に評価するという考えがベースにあります。現在、そうしたテストとなるよう出題内容について検討が進められています。このような動きの中、新テストに向けて、高校現場でも学習の内容や形態の見直し、改善等を順次進めていかなければならないと考えています。
 さて、東高においても、3年生の多くが明日からのセンター試験にチャレンジします。そのため、この3日間は午前中授業で、心身を整える準備期間としたところです。3年間積み重ねてきた努力の成果を、存分に発揮してほしいと願っています。ガンバレ東高生! ガンバレ全国58万人の受験生!

「東雲だより」その56(1月9日)

新年あけましておめでとうございます。2018年も大阪市立東高等学校、そして「東雲だより」をよろしくお願い申しあげます。
 14日間の冬休みも終わり、今日から第3学期がスタートしました。今朝の始業式では、底冷えのする体育館に全校生徒・教職員が元気な姿を見せてくれたことが何よりうれしい出来事です。生徒の皆さんには、「今年1年の目標を立てること」、「目標の達成に向け、絶えず努力を続けること」をお話したところです。1・2学期と比べて3学期は圧倒的に短く、3年生が1ヶ月弱、1・2年生が2ヶ月弱しか登校期間がありません。しかし、生徒の皆さんとっては、卒業や進級がかかるとても重要な学期となります。戌年ということで、どうか「ワン」ダフルな1年にしてほしいと願うばかりです。
 このお正月、私はいつものように、元旦に近くの神社へ初詣に出かけた以外は、自宅で寝正月を決め込んで、もっぱらテレビのスポーツ中継を観ていました。サッカー天皇杯ではセレッソ大阪が優勝し、箱根駅伝では青山学院大学が4連覇。つい最近では、高校ラグビーで東海大仰星高校が大阪桐蔭高校を僅差で破り優勝したり、高校バレー女子で金蘭会高校が優勝するなど、大阪勢の活躍もあって大いに盛りあがったところです。プロスポーツもいいですが、やはり、高校生の大会は観ていて思わず力が入ってしまいます。ほんとうに、「若いってすばらしい!」です。
 さて、1月8日は『成人の日』でした。本校体育館でも、午後から都島区『成人の日記念のつどい』が開催されました。大阪市では成人式が区単位の開催になっていて、都島区では都島工業高校、桜宮高校、そして東高校の3校が持ち回りで会場を提供しており、今年度は本校が会場校でした。式典に続く第2部のアトラクションでは、本校放送部の有志4名が司会進行のお手伝いをして、会場を盛りあげてくれました。総務省の統計によりますと、2018年の新成人(2017年中に成人に達した人、2018年1月1日現在20歳)の人口は123万人で、その内訳は男性63万人、女性60万人で、男性は女性より3万人多いそうです。新成人の数は前年と変わらず、総人口比でみると0.97%で、新成人の数はおおよそ年々減少中だそうです。まさに、少子高齢化の進行です。
 今週末には、大学センター試験が始まります。受験生の皆さん、勉強ももちろん大切ですが、ここまで来たら、体調管理に一段と気を遣ってくださいね。この1週間は早寝早起き。

「東雲だより」その55(12月28日)

今日は「御用納め」です。私がまだ青年教師の頃の話ですが、御用納めのお昼時「お手すきの先生はお集まりください」と校内放送が流れたので小会議室に行くと、美味しそうな出前のお寿司が並んでいてビックリ、校長先生のご厚情に感謝したものです。今から思えば、当時は学校にも教師にも、まだゆとりがあった時代でした。2017年もいよいよあと3日となりましたが、東高はもちろん静かなものですが、朝いち校内を回ってみますと、社会科教室で世界史の受験対策補習が行われていたり、HR教室では、3年生数名が黙々と受験勉強に打ち込んでいる姿がありました。この冬休み期間は、センター試験や私大の一般入試に向けて、最後の追い込みをかける大切な時期です。一生を通じて、今がいちばん勉強する時、しなければならない時だと思いますが、心身ともに良い状態で本番に臨んでもらいたいものです。一方、校内各所では運動部・文化部が練習や稽古に打ちこんでいましたが、なかでも陸上競技部は、毎年恒例の年末合同練習会を今日まで開催中で、10数校からなる300名超のアスリートたちが、広いグラウンドを所狭しと駆け抜けていました。私もかつて、バレーボール部の顧問を長く務めてきましたが、新年早々の初練習の日には、毎年「ぜんざい」を作って部員の皆さんに振る舞ったものです。小豆から炊いて作る、焼いたおもち入りの本格的(?)なぜんざいでしたが、いつの頃からか、部員たちの箸が進まなくなっていきました。もはや、ぜんざいは伝統料理と化したのでしょう。そこで、ある年からぜんざいに替えて、カレーライスをつくったところ、こちらは部員に大人気でいつも完食してくれました。でも、ぜんざいに比べカレーは下ごしらえが大変で、お米を2升ほど研いだり、玉ねぎやにんにくの皮をむいたり刻んだりするのは、涙、なみだの物語でした。私の愛情たっぷりぜんざいやカレーを食べて育った生徒たちは、今では立派な社会人、大人になっていることでしょう。
 さて、東高も無事1年を終えようとしています。この間、大きな事件、事故もなく平穏に年の瀬を迎えられる喜びを感じております。これもひとえに、普段から各方面にわたり、本校教育活動の推進にご理解とご協力を賜っております、関係の皆さま方のおかげと厚くお礼申しあげます。合わせて、55回にわたり、気長に私の「しょおもない(くだらない)」おやじギャグにお付き合いいただいた善良なる読者の皆さま方に、深く感謝申しあげる次第です。
 来たる2018年が全世界の皆さまにとって、また、東高にとって、ますます良い年となりますよう祈念したいと思います。

受験対策補習合同練習会

「東雲だより」その54(12月22日)

2学期末を迎え、今週一週間は午前中4時間授業となり、午後からは各種行事や保護者懇談会を実施しました。
 18日(月)の午後、近隣の市立桜宮幼稚園のご協力を得て、毎年恒例となっている『幼稚園児との交流体験学習』を行いました。保育や幼児教育を将来の進路先として考えている2年生男子2名、同じく女子11名の計13名が体操服に着替えて参加しました。園では、おにごっこやコマ回し、サンバを踊ったりと、高校生のセンセイたちは大忙しだったようです。子どもたちもよく懐いてくれて、特にお兄ちゃんセンセイは、桜宮幼稚園の先生が全員女性ということもあってか、子どもたちから引っ張りだこの大人気でした。あっという間に予定の体験時間が過ぎ去って行き、お別れの際、生徒がフェルトで作ったおもちゃをプレゼントし、子どもたちは大喜びでした。体験終了後、園の先生方との反省会では、生徒それぞれが一人ずつ感想を述べ、中には「今日で絶対幼稚園の先生になろうと思いました」と決意を述べたお姉ちゃんセンセイもいて、13名の生徒にとっては、印象に残る、とても充実した半日となったようです。人を育てたり、教えたりすることは忍耐と努力が必要ですが、とても尊い仕事で、やりがいは十分です。私がかつてそうであったように、東高を巣立っていった若者が、将来、教育現場に戻ってきてくれることを期待したいと思います。桜宮幼稚園の皆さま、お忙しい中、どうもありがとうございました。園児のみんな、10年たったら東高に来るんだよ〜。
 さて、短縮授業の放課後、中庭でミニライブが行われました。水曜日はフォークソング部、木曜日はジャグリング同好会(来年度から部に昇格します)、そして本日金曜日はダンス部&バトン部でした。サンタさんもあちこちに出没して、中庭周辺は連日熱気を帯びていました。はるか年長の立場から言わせていただくと「寒い中ようやるなあ」。そこで部員にインタビュー、「寒くないの?」「踊っているとき寒さは感じません」ですって。『パッション!』『エナジー!』『ヤングパワー!』、青春してるね、東高生。
 ちなみに、25日(月)終業式の放課後にも、クリスマスイベントが用意されています。内容は、有志による一芸発表会(ダンス・漫才・歌)、抽選会、そしてプレゼント交換などが行われる予定です。生徒会執行部の皆さんが中心となって、寒さをぶっ飛ばして盛りあげてくれます。校長先生もプレゼント(324円までだそうです)持参で参加しようかなあ。

ジャグリング同好会ダンス部&バトン部合同

「東雲だより」その53(12月19日)

先週12月16日(土)午前、第3回学校説明会を開催いたしましたところ、およそ600名の中学生・保護者の皆さまにご来校いただきました。ご多用の中、大勢の皆さまにお越しいただき、誠にありがとうございました。どうやら当日は、隣区のA高さんやM区のI高さん、そして同じ市立のO高さんと説明会がバッティングしていたようで、受験生の皆さんはどこへ行こうか、さぞ迷われたこととお察しします。そのような中で、迷わず東高へおいでいただいた受験生の皆さんには、感謝、感謝です。保護者の皆さまにおかれましても、土曜日の朝早くからご同行いただき、厚くお礼申しあげます。今年度より事前申込を不要としたことから、昨年度の実績に基づき各学科の参加者数を予想し、会場準備を行っておりました。しかし、理数科の9時からの説明会において、『CAL1』教室の収容人数(約100名)を大幅に上回る皆さまがお越しになられましたので、急きょイス席を追加し対応させていただいたところです。改めて、ご理解とご協力に感謝申しあげます。そう言えば、理数科の説明会では、数学部の生徒がパワーポイントを使って『ヘロン数』について説明していました。高校数学の教科書に、3辺の長さから三角形の面積を求める『ヘロンの公式』というのがでてくるのですが、果たして中学生の皆さんはどの程度理解できたでしょうか。ちなみに、さんすう嫌いの私は何回聞いても「へろんへろん」です(?)
 大阪府の公立高等学校入学者選抜は、長い間、2月の前期で主に専門学科系、3月の後期で主に普通科系の選抜が実施されてきました。東高でも、現3年生までは理数科と英語科が2月に、普通科が3月にそれぞれ選抜が行われていて、もし前期で合格できなくても、後期にもう1回受験のチャンスがありました。それが2年前の選抜から、一部の実技を伴う学科以外、ほとんどの高校が3月の一般選抜に集中したことで、受験生の普通科志向がいっそう高まり、専門高校(学科)が苦戦を強いられています。東高においても同様の傾向が見られ、理数科や英語科の志望者がやや減少傾向にあるのですが、理数科・英語科では、少人数授業や多くの演習・実験・実習、そして行事など、普通科では実施することが難しい、特色ある教育活動を展開していますので、理科・数学が大好きな皆さんは、迷わず理数科を第1志望に、英語が大好きな皆さんは、ズバリ英語科を第1志望にしてください。それと、ぜひ第2志望も明記してくださいね。
 今年度の学校説明会はすべて終了しましたが、お問い合わせやご相談、また学校見学等、随時受け付けていますので、遠慮なくお電話にてお申し出ください。私も時間が許す限り、学校説明や施設見学を担当させていただきます。

ヘロンの公式

「東雲だより」その52(12月14日)

今朝の新聞によりますと、長寿日本一は男性が滋賀県81.78歳、女性が長野県87.675歳だそうです。女性は長寿日本一、男性も2位の長野県は、厚生労働省の昨年の調査で、野菜の摂取量が全国1位ということです。また、滋賀県は男性の喫煙率が最も低く、塩分の摂取量も全国平均より低いそうです。私が子どもの頃は人生70年と言われていたので、日本人の平均寿命は確実に伸び続けており、この先2035年には、日本の人口の3人に1人が65歳以上の高齢者になると言われています。ということで、私も今日から野菜をたくさん食べて(ただしセロリとパクチーは除く)、引き続きタバコは吸わず、即席味噌汁は塩分控えめを買いたいと思います。
 さて、5日間にわたって行われた、第二学期期末考査も昨日すべて終了しました。学科や学年、選択コースによって異なりますが、生徒の皆さんは、1日2〜3科目、計12〜13科目のテストと格闘しました。この間、図書館には連日おおぜいの生徒が残って試験勉強を続けていましたが、皆さんの努力はきっと実を結んだことでしょう(?)。結果はもちろん大切ですが、そこに至るまでの過程がもっと大切です。学習成績はそう簡単に上がるものではありませんから、とにかく、地道にコツコツ積み重ねていくことが肝心です。「一日一歩、三日で三歩、三歩進んで二歩さがる♪」チータこと水前寺清子さんもそう唄っておられます。とにもかくにも、もうすぐ楽しい冬休み、クリスマスにお正月です。静まり返っていた校内にも活気が戻ってきました。部活動が再開され、校長室にも元気なかけ声が聞えてきます。しばらく体を動かしていなかったので、筋肉が硬くなっていますし、ずいぶん寒くなってもきましたので、決して無理をしないで、少しずつ体を動かしていくことです。
 今週土曜日(16日)、第3回目の学校説明会を開催します。詳しくは、学校日記のカテゴリ『入試』のところをご参照ください。今回が今年度最後の説明会になりますので、ふるってご参加ください。
 また、日曜日(17日)には、『第8回常翔ウインドコンサート』で、本校吹奏楽部が常翔学園高校、桜宮中学校とジョイントします。会場は『OIT梅田タワー・常翔ホール3F』です。時間は午後2時開演です。もちろん入場無料です。こちらにもぜひお越しください。

コンサートちらし

「東雲だより」その51(12月11日)

訃報をお知らせいたします。本校第16代校長の唐住武彦先生がご逝去されました。唐住先生は徳島県脇町のご出身で、大学卒業後、昭和35年から大阪市の教員として中学校、商業高校にご勤務され、昭和43年に東高校へご着任になられました。以来14年にわたり担任として、また生徒指導主事としてご活躍になられ、昭和55年夏には、2カ月間アメリカ合衆国へ研修に行かれるなど、英語科教員としての研鑚も積まれました。昭和57年に教育委員会指導主事となられ、以後、高等学校教育係長・課長、中学校教育課長、指導部長、教育次長と、昭和から平成への激動の時代、大阪市の教育行政に多大なご貢献をなされました。平成7年から校長として東高校にお戻りになられ、新設間もない理数科・英語科の土台づくりに東奔西走され、平成10年3月末をもって、定年ご退職になられました。その後、平成24年まで関西外国語大学で教鞭をとられ、ご専門の英語教育にご尽力されました。そのような長年にわたる教育界でのご功績により、平成28年春の叙勲において、瑞宝小綬章を受章されました。病気療養中のところ、薬石効なく12月6日にお亡くなりになられました。心からご冥福をお祈りいたします。

「東雲だより」その50(12月5日)

第47号でお知らせしましたが、11月26日に行われた『大阪マラソン2017』において、本校2年E組のH.Tさんが語学対応ボランティアとして活躍してくれました。昨日のお昼休み、H.Tさんを校長室に招いての単独インタビューに成功しましたので、今日はその内容をお伝えします。安居(以下Y)「2年連続のボランティア、お疲れさまでした」、H.Tさん(以下H)「ありがとうございます」。Y「当日どのあたりで、何時頃まで活動したのですか?」、H「道頓堀の橋のたもとで、朝の8時半から12時頃まで活動していました」。Y「どのような人たちと一緒に活動したのですか」、H「テント内には高校生の語学ボランティアが私を含めて4人、専門学校生の医療ボランティアが3人、医師と看護士がそれぞれ2人ずつ計11名が詰めていました」。Y「どのような対応をしたのですか」、H「外国人観光客から『道路の向こう側に渡りたい』とか『この場所へはどう行くのか』等々、そのほとんどがいわゆる道案内で、マラソンランナーへの直接対応はありませんでした」。Y「英語科で学んでいる経験は活かせましたか」、H「外国人の質問にすぐ応えることができたのは、いつも授業でネイティブの先生と会話している経験がすごく活かせていると実感しました」。Y「来年の大阪マラソンはどうしますか」、H「受験生の立場になりますが、貴重な体験ができるので、ぜひ3年連続にチャレンジしてみたいです」。Y「どうもご苦労さまでした。学業もがんばってくださいね」、H「ありがとうございます。期末考査がんばります」。(※一部脚色あり)最後に、ボランティアジャンパー姿で写真を撮りました。H.Tさんありがとう。明るい表情でハキハキ応えてくれるH.Tさんの姿に、清々しさと頼もしさを感じた安居記者でした。若い頃の様々な経験は、将来いろんな場面で役立つことと思います。来年の大阪マラソンでは、多くの東高生がボランティアで活躍してくれることを期待しています。
 おりしも、今日12月5日は『国際ボランティアデー』です。国際ボランティアデーは、1985(昭和60)年に国際連合により、世界の平和と社会開発の実現のために活動するボランティアの意義の認識を高め、ボランティア活動の推進を目的として定められました。また、12月5日は聖徳太子が603年に『冠位十二階』を制定した日でもあるそうです。冠位十二階とは、徳・仁・礼・信・義・智を大小に分けて12階とし、それぞれを紫・青・赤・黄・白・黒の濃淡で表した冠で区別した日本で最初の位階制度です。昔むかし、そんなことやあんなこと、ビシバシ授業で教えていたもんじゃ。それが今では、年号とか、昨晩食べたものとか、ときどき思い出せないことがあるのじゃ。
 東高生よ、木曜日からの期末考査がんばるのじゃぞ!

Vジャンパー前Vジャンパー後

「東雲だより」その49(11月30日)

いよいよ明日から師走に突入です。2017年も残すところあと31日となりました。私も遅ればせながら先週末、ネットで年賀状印刷を注文したところです。年賀状といえば、かつて昭和の時代、勤務校の美術の先生に弟子入りしてシルクスクリーンで作ったり、『プリント○ッコ』という個人用小型印刷機で作ったりしていました。そのうち、パソコンの『筆ナントカ』で簡単に年賀状が作れるようになってからは、子どもたちの写真を添えたりしながら、一貫して手作りにこだわってきました。しかし、寄る年波には勝てず、また、カラーインクが結構高くつくこともあって、数年前から近所のスーパーで外注するようになりましたが、直筆で一文書き加えることは欠かさず続けています。お正月、かつての教え子たちから届く年賀状を拝読するのが楽しみのひとつですし、私自身、小学校と高校時代の恩師には欠かさず年賀状を出し続けています。来たる2018年は『戌』年、良い1年となるよう願うばかりだワンワン、バウワウ。
 さて28日、ある生命保険会社が今年生まれた赤ちゃんの名前の人気ランキングを発表しました。男の子は「悠真(ゆうま、はるま、ゆうしん)」「悠人(ゆうと、はると、はるひと)」「陽翔(はると、ひなと、あきと、はるひ、ひなた)」が同数で首位、女の子は「結菜(ゆいな、ゆな、ゆうな)」「咲良(さくら、さら)」の二つがトップ。名前の読み方では、男の子は「はると」が9年連続で首位、女の子は「さくら」が初めてトップとなったそうです。近年、先生が生徒の名前(ファーストネーム)を正しく読めないケースが非常に増えています。先ほど、本校1年生320名の名前を全部調べたところ、女子149名中「〜子」は7名で、男子171名中「〜郎」は4名、「〜夫」「〜雄」「〜男」はゼロでした。やっぱり! 私が奉職した頃は、まだまだ「太郎」「花子」の時代で、クラス名簿は苦労せずスラスラ読めたものです。今のご時世、生徒の名前を全員正しく読むことは至難の技となっており、クラスで10名程度しか読めないのではないでしょうか。世のお父さま、お母さま、生まれてくるお子さんには、どうか先生が困らないような、わかりやすいお名前を付けていただくとありがたいです。
 東高は、今日から期末考査1週間前に入りました。部活動もテストが終了するまでお休みですので、生徒の皆さんは必死のパッチでテスト勉強がんばってください。3年生の皆さんは、推薦入試の合否が順次発表されています。しんどい時期ですが、健康に留意して、『七転八起』の精神で乗り越えていきましょう。

紅葉準備体操

「東雲だより」その48(11月24日)

少し肌寒いですが良い天気になりました。昨日、11月23日は「国民が勤労を尊び、生産を祝い、国民互いに感謝しあう」ことを趣旨として、1948(昭和23)年に制定された国民の祝日、『勤労感謝の日』でした。このめでたい日に、大阪市立都島工業高等学校が110周年記念式典を挙行され、PTA会長と私が東高を代表して出席してまいりました。心配された雨も上がり、同校体育館は千百数十名の生徒をはじめ、大勢の参列者で立錐の余地がないほどでした。式典に続く第2部では、第55次南極地域観測隊に越冬隊員として参加された電気科卒業生のKさんが「南極ってどんなところ」をテーマにご講演されました。パワーポイントを用い、通信担当として1年4ヶ月に及ぶ南極生活をたくさんの写真とともに振り返り、「夢はいつか叶う」ことを後輩たちに熱く述べられていました。その中で私が印象に残ったのは、ブリザード(暴風雪)の轟音と七色に輝くオーロラでしたが、その他にも、南極観測船『しらせ』が海上自衛隊によって運航されていること、観測隊員は飛行機でオーストラリア西部のパースまで渡って現地でしらせに乗艦して昭和基地へ向かうこと、雪上車には免許なしで乗れることなど、「へえへえへえ」の連続でした。南極地域観測隊員候補者は毎年公募されるそうで、国立極地研究所のホームページに現在、第60次隊員の募集要項があがっています。夢は叶うそうですが、私は寒いところが少々苦手なもので…。ちなみに、大阪市立の高校は全部で20校あるのですが、その中で、最も歴史が古いのが都島工業高校110年で、続いて都島第二工業高校108年、桜宮高校101年、西高校96年、泉尾工業高校95年と続き、工芸高校と扇町総合高校、そして、わが東高校が94年を迎えています。統合校以外でいちばん新しい学校が、鶴見商業高校54年ですから、市立の高校がいかに伝統校が多いかということをお判りいただけると思います。そういえば、都工の皆さんは大阪市歌を暗譜で歌っていましたし、校歌を3番まで大声で歌いきっていたところはさすがです。都工の芸術科は、美術しか置いていないので、当然音楽の教員はいません。聞くところでは前日予行の際、I教頭が歌唱指導をしたそうです。都工の教頭はその方面の素養も必要不可欠なようです。余談ながら、I教頭の専門は理科(物理)です。
 さて、学校日記にあるように、このたび東高オリジナルステッカーが完成しました。先日、校長室で作者4人から直接お話を聴く機会があったのですが、東高の様々な特色・個性、そして、それぞれの東高LOVEを直径5センチメートルに見事にちりばめてくれました。すばらしい出来栄えです。2月10日(土)『第1回生徒研究活動発表会』の冒頭で表彰する予定です。校長賞も奮発します!

都島工業

「東雲だより」その47(11月21日)

今朝7時30分から、運動部の有志の皆さんが学校の周辺道路をボランティア清掃してくれました。これは、11月26日(日)に実施される『大阪マラソン2017』に向けて、「大阪にこられる方をきれいなまちでお迎えしましょ!」を趣旨として行われている『クリーンUP作戦』に、本校が毎年参加しているものです。今年は陸上競技部、サッカー部、男女バスケットボール部、女子バレーボール部、バトン部の総勢100名の皆さんが協力してくれました。8時までの30分間、部員同士がグループに分かれて、いつもお世話になっている通学路を中心に、軍手と金ばさみを使って、ごみやたばこの吸い殻、ペットボトルなどを回収したところ、あっという間にビニール袋がいっぱいになっていきました。昨日今日と、おそらく今シーズンいちばんの冷え込みの中、和気あいあい、黙々とごみを拾い続けるところはさすがに東高生です。お陰さまで、周辺道路は見違えるほどピカピカに美しくなりました。皆さん、お疲れさまでした。校長先生的には、参加してくれた皆さんの期末考査の点数を5点くらい上乗せしてあげたい気分です。(あくまで個人の感想デス) 大阪マラソン当日は、本校英語科2年のH.Tさんが語学対応ボランティアとして、世界中からやってくるランナーを得意の語学力でサポートすることになっています。H.Tさん、2年連続のボランティア頑張ってくださいね。
 それにしても、マラソンは42.195キロメートルもの距離を走りきらなければなりません。私は走った経験がないのですが、マラソンという競技は山登りと同じで、走りきった(登りきった)者でないと味わえない達成感、成就感があって、それを一度体験してしまうと、もう「やめられない、止まらない、○っぱえびせん♪」状態に陥るのだと思います。校長仲間に一人、大阪・神戸・京都・奈良の4つのマラソンを完走した偉人がいます。つい先日も、「神戸マラソンで自己ベスト更新!」と得意げなラインが送られてきました。駅の階段の昇り降りでヒーハー言ってる私には、到底まねできないことですし、まねする予定もありません。ちなみに、東高でもマラソン大会が来年2月に予定されています。昨年度は雨のため、記念すべき第1回目のマラソン大会が幻に終わりましたので、今回は晴天になるよう、晴れ男がんばります。

クリーンUP1クリーンUP2クリーンUP3

「東雲だより」その46(11月20日)

先週土曜日、私の母校である大阪市A区H中学校の創立70周年記念式典に出席してまいりました。実は、H中のY校長先生自身も卒業生で、私のひとつ下の学年になります。今から16年前、私が新米の指導主事として教育委員会に勤務したとき、職場の直属の上司がY主任で、半年くらい経過したあるとき、ひょんなことから、Y主任が同窓生でおまけに誕生日まで同じであることがわかり、不思議な縁を感じたものでした。当時のH中はマンモス校で、全校生徒は1500名を優に超えていましたので、同じ学年でも知らない生徒がたくさんいたものです。今回、Y校長のお計らいでご招待いただき感謝感激、本当に久しぶりに母校の門をくぐりました。式場の体育館では、私の隣に地元の府立S高校の校長さん、その隣に私立M高校の校長さんが座っておられたのですが、驚いたことに、聞けば二人とも私のふたつ下のH中バレーボール部(HVC)の後輩だったのです。世間は狭い! ずいぶん記憶が薄れてはいますが、間違いありません。HVCは昔から強豪校で、指導もなかなか厳しかったのですが、私たちの時代は、9人制から6人制に変わって数年後、体育館が使えるのが週に1〜2回で、普段はオープンコート(運動場)で水をまいて練習したものです。午前10時きっかりに式が始まり、国歌斉唱、大阪市歌斉唱に続き、校歌斉唱では卒業生としてしっかり歌いました。「紫映ゆる生駒山♪」さすがに2番の歌詞は忘れましたが、40数年ぶりでも体が校歌を覚えているのですね。ちなみに、私は小中高の校歌と大学の学生歌+寮歌をすべて歌えます。(プチ自慢) 式典の第二部では、『H中自慢』と称して、男子生徒によるクラシックバレエと女子生徒による平均台(安全マット上で)や女性教員による声楽などが披露され、手作り感いっぱいの楽しく華やかな舞台で楽しませていただきました。さすがにH中、OBのひとりとして後輩たちの活躍を誇らしく思った次第です。木造校舎はなくなり体育館が新しくなっても、母校はやっぱり母校です。東高はいまから6年後、2023年に創立100周年を迎えます。そのとき私は○十ウン歳、それまで節制を心がけ元気でいるようにします。
 まだ11月だというのに、ここに来て急に寒くなってきました。体育の授業では持久走が始まったようで、生徒の皆さんは自分との戦いに挑んでいます。また、お昼休みには、おもに3年生男子がストレス発散にグラウンドで玉蹴りに興じています。「みんな、がんばって人生のシュートを決めるんやでー!」

持久走昼休み

「東雲だより」その45(11月17日)

11月9日の学校日記で、東高の空撮写真について、担当者が触れていましたが、確かに、伊丹空港に着陸する航空機は東高の上空(正確には地下鉄都島駅横の都島工業高校の真上)を通過して行きます。私が朝校門に立っている時間帯も、およそ4〜5分間隔で、尾翼に赤や青のマークを付けた航空機がゆっくりと西の方向へと飛んで行きます。インターネットで調べたのですが、伊丹空港における平成28年度の発着回数は13万9千回で、1日あたりでは380回になるそうです。ただし伊丹空港の場合、他の関西国際空港や東京国際空港(羽田)のような24時間離発着可能な空港とは違って、運用時間が午前7時から午後9時(14時間)までと決められている(いわゆる門限がある)関係で、離発着の密度がより濃くなっているようです。そこで算数をしてみますと、380回を14時間で割ると1時間あたり27回の離発着となり、そのうち着陸が半分とすれば1時間あたり13〜14回、平均して約4分に1回、伊丹空港へ航空機が着陸していることになります。やはりそうなのですね。極めて個人的な感想ですが、あのような巨大な金属の塊が空を飛ぶなんて、私にはいまだに「アンビリーバブル!」です。
 さて、各先生方の授業見学も、ようやく3分の2を終えることができ、残り約20名となりました。そんな中で、今日の2限目はM先生の家庭科「調理実習」を見学する予定が、一人少ない班に加わって、2年A組(理数科)の皆さんと仲良くピザを作ることになってしまいました。エプロンを身につけたのは何十年ぶり、三角巾の使い方も忘れていたくらいです。私は具材のタマネギやピーマン、ジャガイモ、ウインナーなどのスライスを担当したのですが、そのレベルはおちゃのこさいさい、見事な包丁さばきをご披露したところです。「若いもんには負けへんでぇ!」 焼きあがった出来たてほやほやのピザは、もちろん、○ミノピザより、ピザ○ットよりおいしかったです。それと寒天で作ったみかんゼリーも、昭和の味がして懐かしかったです。今回、調理実習に特別参加して感じたことは、生徒の皆さんが協力してよく動いていたこと。特に、男子諸君が私の想像以上に、食器洗いや後片付けに至るまでしっかり実習できていたことに感心しました。これは余談ですが、うちの班でいちばん張り切ってピザ生地をこねこね、たたきまくっていた野球部のY君、6限目の『物理』の時間はとっても静かだったように思うけど、校長先生の気のせい? 次の調理実習は焼肉がいいなあ…。

航空機ピザ完成実食

「東雲だより」その44(11月10日)

『ドキュメント10時間〜ある高等学校長の11.10〜』 AM7:30、職員室前の機器に職員証を当て出勤記録を残し、校長室の機械警備をセキュリティカードで解除してから、鍵を解錠し入室。職員室への扉を開け、カーテンを開き、ラジオのスイッチオン。(聴くのはいつもNHKFM「クラシックカフェ」)しばし、今日の予定確認とパソコンでニュース等情報収集。AM8:00、学校隣の民間保育園横の四つ角に立って、自転車通学生のマナー指導兼お出迎え。朝の職員打合せのため一旦職員室に戻り、AM8:30、再び今度は校門前へ。AM8:45、ゼミ1教室で英語の授業を2時間見学。AM11:30、旭区K中学校の2年生40名が来校、学食体験に付添。AM12:20、昼食をとる(お弁当)。PM1:00、PTA会長と広報誌用の写真撮影。PM2:00、PTA中間決算総会ならびに第4回実行委員会に出席。PM3:15、校長室に戻り冷茶を一杯ガブ飲み。PM3:25、事務長持参の決裁書類に押印。PM3:40、校務支援パソコンで教職員の年休・出張等を電子決裁。PM4:15、補習や部活動の様子を巡回視察。PM4:45、Y先生から頂戴したお茶とマスカット大福で一息。うまーい! PM5:00、勤務時間が終了。PM5:30、「東雲だより〜その44」完成。以上
 校長先生の日常って、皆さんどのようなイメージをお持ちでしょうか。企業の代表取締役社長とは全く違っていて、基本、何から何まで自分でやります。コピーが必要なときは自分でとりますし、コーヒーが飲みたければ自分で入れます。校長講話や各種挨拶文は自分で考え、自分でワープロを打つのですが、(世に言うゴーストライターは存在しません)とりわけ、入学式や卒業式の式辞は、印字した専用の上質紙を等間隔に折り畳んでいく作業が必要で、これが結構手間がかかるのですが、すべて生徒の皆さんのため、丹精込めて作りあげます。それに、交際費なんてありませんから、たまに、たまーに持参するクラブへの差し入れも、当然ポケットマネーです。でも、私がこうして平穏に校長職を続けられるのも、ひとえに、すばらしい957名の生徒の皆さんと、熱心な81名の教職員の皆さんのお陰です。ひたすら感謝、感謝です。
 11月11日(土)は第2回目の学校説明会です。申込みはいりません。部活動の見学も可能ですので、中学生の皆さん、保護者の皆さん、ふるってご参加ください。午前9時半から受付開始で、説明会は午前10時スタートです。併せて、明日の午後1時から鶴見区民センターにおいて、『大阪市立高等学校芸術祭』が開催されます。東高からは、箏曲部と吹奏楽部、そして1年理数科・英語科と2年普通科の音楽選択者による混声合唱が出場します。入場無料ですので、こちらもぜひご観覧ください。私も行きます。

マスカット大福式辞芸術祭パンフレット

「東雲だより」その43(11月6日)

『日本シリーズ2017』は、先週土曜日に福岡ソフトバンクホークスの優勝で幕を閉じたところです。DeNAベイスターズの下克上こそなりませんでしたが、3連敗のあとの2連勝でセリーグ代表の意地を見せてくれました。申し訳ないことですが、私が知っているベイスターズの選手といえば、4番打者の筒香嘉智と昨年引退したハマの番長三浦大輔(奈良県の高田商業高校出身)くらいですが、いま栃木県で独り暮らしをしている長男が何故かベイスターズファンで、選手の背番号やポジションを熟知しているようです。横浜には何の縁もゆかりもないはずなのですが…。ホークスは下馬評とおりの総合力がありましたが、MVPのサファテはレギュラーシーズン54セーブの超クローザーで、長身から投げ下ろすあの勢いある球は、なかなかバットの芯に当たらないでしょう。ホークスの日本一はこれで4度目で、前身の南海、ダイエー時代を含めると通算8度目となるそうです。南海、とても懐かしいですね。その昔、関西には阪神タイガース以外に、南海ホークスと近鉄バファローズ、そして阪急ブレーブスという、いずれも電鉄会社が経営する球団が4つあり、それぞれ沿線の難波、藤井寺、西宮の駅の近くに球場がありました。ちなみに、私のご贔屓は、大きな声では言えませんが、「○○・大鵬・卵焼き」です。今年は肩身がタイヘン狭いです。
 プロ野球は全日程を終了しましたが、Jリーグは今まさに佳境を迎えています。私はサッカーも大好きでテレビ中継をよく観るのですが、応援しているチームは地元のセレッソ大阪です。(私の生まれ育ったところから長居まで自転車で15分でした)「地元と言うならタイガースも応援せんかい」という声が聞こえてきそうですが、タイガースの専用球場である阪神甲子園球場は、兵庫県西宮市ですよってに(ここは大阪弁で)。キンチョウスタジアムに何度か足を運びましたが、ピッチとスタンドがすごく近くて臨場感あふれる球技場です。うれしいことに、そのセレッソがこのたび『Jリーグカップ戦』で優勝、初のタイトルを獲得しました。一方、『J1リーグ戦』は、鹿島アントラーズの優勝でほぼ決まりですが、私の注目は、セレッソが3位までに入れるかどうかです。3位までに入ると来年度のACL(アジアチャンピオンズリーグ)への出場権が与えられ、ACLで優勝したチームは、12月のFIFAクラブワールドカップへ出場することができるからです。昨年末、鹿島アントラーズが欧州王者のレアル・マドリード相手に善戦したことは、記憶に新しいところです。
 さて、三連休明けの東高では、日常が戻ってまいりました。7限目のLHRは、1年生がコース別進路説明会、2年生が担任講話等でしたが、3年生は気分転換のドッジボール大会で大いに盛りあがりました。ボールは投げても良いけど、受験は投げたらダメ絶対!

球技1球技2

「東雲だより」その42(11月2日)

昨日11月1日(水)、奈良公園近くの奈良県民会館で開かれた、全国普通科高等学校長会の研究協議会(奈良大会)に参加してまいりました。北は北海道から南は九州沖縄県まで、全国の普通科を有する高等学校の校長が一同に会して、これからの普通科教育の在り方について、情報を交換し協議を重ねて研修することを目的に、毎年秋に開催されているもので、今回で数えて第67回目となります。会館前にはエサをおねだりする鹿がいて(奈良公園の鹿はお辞儀するともっぱら評判です)、スマホで写真を撮っている校長さんを見かけましたが、一歩会場内に入ると、今度はなんと『せんとくん』がいるではないですか! ここでも、ツーショットをお願いしている校長さんが結構居られました。(奈良県民の私はもちろんスル―です)ご案内のとおり、せんとくんは奈良県のマスコットキャラクターで、県内ではちょこちょこ見かけるのですが、県外の人にとっては格好の被写体になるようです。午後には、前奈良国立博物館学芸部長で現帝塚山大学教授の西山厚さんによる「正倉院宝物に学ぶ」と題した記念講演が行われ、現在開催中の正倉院展にまつわる裏話や苦労話の数々を興味深く聴くことができました。各県の発表もしっかり聴かせていただきましたが、私がいちばん印象に残ったのは、アトラクションとして行われた、奈良県立畝傍高等学校音楽部による女性合唱と、同じく奈良高等学校ギター・マンドリン部の演奏です。両校とも屈指の進学校ですが、いずれのクラブもコンクール等において、たびたび入賞しているとのこと。実に見事な歌声・音色で、聴く者すべて心が洗われるような、そんな清々しい気分になりました。そう言えば、東高にもコーラス部があったのですが、数年前に部員がいなくなり廃部となりました。ざんねーん。
 さて、明日金曜日(文化の日)から三連休です。行楽シーズンで紅葉がきれいな季節となりました。先ほど、本校職員のSさんから、北海道旅行のお土産のクッキーを頂戴しました。さっそくいただこうと封を切ったところ、中からかわいい赤鬼と青鬼が出てきたので、思わず写真を撮りました。聞けば、ご両親の結婚記念日のお祝いに家族旅行をプレゼントしたそうです。すばらしい! どこかの息子たちに聞かせてやりたい、深イイお話です。登別の『地獄の鬼っこクッキー』おいしかったです。ごちそうさま。

せんとくん鬼っこクッキー

「東雲だより」その41(10月31日)

全国的に今朝はこの秋一番の冷え込みで、大阪でも最低気温が10度を下回ったようです。昨日、気象庁が東京地方と近畿地方で『木枯らし1号』が吹いたと発表しましたが、東京地方は昨年より10日早く、近畿地方は昨年より1日遅い発表だそうです。木枯らし1号の発表があるのは、東京地方と近畿地方のみで、東京地方の木枯らし1号は10月半ば〜11月末の間、また近畿地方の木枯らし1号は二十四節気の霜降(10月23日ごろ)〜冬至(12月21日ごろ)に、西高東低の冬型の気圧配置となり、最大風速8メートル以上の北よりの風、という条件をおおむね満たした最初の日に発表されるそうです。なるほど、確かに昨朝は校門に立っていて、強めの冷たい風に木枯らしを感じたところです。ちなみに、私たちオジサン世代にとって『木枯らし』と言えば、『紋次郎!』。『木枯らし紋次郎』って、わっかるかなあ? 昔むかしのテレビ時代劇で、「あっしには関わりのねえことでござんす」の決め台詞と長い爪楊枝が大ブームとなり、中学生の頃みんなでよくマネしたものです。(当時、阪神タイガースのカークランド外野手も爪楊枝をくわえて野球していたっけ) 上條恒彦が歌った「どこかでだれかが、きっと待っていてくれる♪」という主題歌も流行りました。
 先週土曜日、近隣の桜宮中学校の70周年記念式典に参列してまいりました。たいへん厳かで立派な式典に、私も感動を覚えたところですが、特に、第2部では、体育大会での集団行動の取組がビデオ上映され、3年生の皆さんが実に俊敏かつ抜群のチームワークで行動する姿に、式場から大きな拍手が湧き起こりました。また、吹奏楽部の記念演奏では、約50名の部員の皆さんがディープ・パープルやアンパンマンのメドレーなど、すばらしい響きを聴かせてくれました。現在、桜中は300名規模の学校ですが、かつて、ピーク時には全校生徒が1千名を超えた時期があったそうで、親・子・孫の三世代にわたって同窓生という家庭もめずらしくないとか。偶然、本校教員に桜中の卒業生が2名おりまして、いただいた記念誌を懐かしそうに見入っていました。実は私、教員生活のスタートが中学校でして、昭和50年代後半、全校の学級数が計42、生徒総数が1800余名という、21世紀では考えられない超マンモス校に勤めていました。そのとき担任した、第二次ベビーブーム世代の子どもたちも、今では40歳代後半、立派なミドルエイジに成長してくれました。桜中の体育館で、私は30数年前にしばしタイムスリップしていたのかもしれません。
 スポーツの秋全開、毎週末、各運動部の公式試合が行われています。ガンバレ東高生! 明日から11月、2017年も残すところあとふた月となりました。

秋たけなわ.JPG記念誌.JPG

「東雲だより」その40(10月25日)

10月24日から27日まで、理数科2年生の皆さんが『先端科学研修』にでかけていることはご存知のとおりです。私も昨日、またまた始発電車に飛び乗って、新大阪駅まで見送りに行ってまいりました。校長先生としては、お土産の納豆もダッフィーもいらないから、全員無事に帰ってくることを願うばかりです。研修とはいえ、修学旅行に代わるものですから、生徒の皆さんには、ぜひ、友だちとの思い出づくりにも励んでもらいたいものです。現地での様子は、随時、学校日記のコーナーにアップしていますのでそちらをご覧ください。毎年、この先端研でお世話になっているのは、筑波山中腹の立派なホテルなのですが、筑波山といえば、何と言ってもガマの油が名物で、その昔、デューク・エイセスという男性4人のボーカルグループが歌った『筑波山麓合唱団』は、私たち昭和中期人にはとても懐かしい一曲です。「筑波山麓男声合唱団、マウントツクバのフロッグコーラス、コンダクターはガマガエル、ガマはガマでも四六(シロク)のガマ♪」 知らない方は一度○チューブでご覧ください。楽しい曲ですよ。ひょっとして、バスガイドさんが歌ってくれるかも?
 さて校内は、中間考査の答案用紙もすべて返却され、普段の東高に戻っていますが、校長先生的には結構忙しい日々を過ごしています。というのも、今月初めから順次、先生方との面談を行っているのと、それと並行して、授業を1時間見学させてもらっているからです。今日は3人の先生の英語、日本史、古典の授業を見学したのですが、なかでも、2限目のK先生の日本史Bの授業は、私も社会科教員免許状所有者の一人として、興味深く見学させていただきました。内容が高度経済成長期の話で、『三種の神器』や『3C』といった歴史的用語は、ちょうど私の幼少時代と重なっていて、しばし昔のことをいろいろ思い出していました。ちなみに、『三種の神器』とは、1950年代後半に喧伝された白黒テレビ・電気洗濯機・電気冷蔵庫のことで、一方の『3C』は、60年代半ばに喧伝されたカラーテレビ・クーラー・カーをさします。わが家では、物心がついた頃から白黒テレビ(ナショナル製)はあり、大鵬が全盛時代の大相撲や力道山のプロレスを祖母がよく観ていた記憶があります。カラー放送が始まってからは、「この放送はカラーでお送りしています」とのテロップが流れるたびに悔しい思いをしたものです。わが家のテレビがカラーに代わったのは、忘れもしない1972年夏、ミュンヘンオリンピックの直前、ソニーのトリニトロンでした。明日の予定を見ると、数学の授業見学が2時間続きます。小学校の算数段階でつまづいた私的には、生徒の皆さんの気持ちが痛いほどよくわかる2時間になりそうです。

「東雲だより」その39(10月20日)

7月下旬からオーストラリア、キャンベラの姉妹校『MCSS』(メルバ・コープランド・セカンダリー・スクール)で研修を続けていた2年生男女2名が無事帰国しました。私は昨晩早めに就寝し、今朝5時29分の始発に乗って関西国際空港までお迎えに行きました。バンコクからの飛行機が予定時刻の7時より十数分早く着いたようで、入国手続きを済ませ、荷物を受け取ってから、7時半過ぎに国際線北到着口から元気な姿を見せてくれました。私が「Gооd mоrning!」と手を振ると、二人は「おはようございます」と返してくれ、どうやら日本語は忘れていな様子で安心しました。K君に「日本に帰ってきて、いちばん先に食べたいものはナニ?」と尋ねたところ、間髪いれず「温かい白いご飯が食べたいです」と返してくれました。(ウルウル) ちなみに、K君は陸上競技部員で、先日も顧問のK先生が「3ヶ月ぶりに返ってきて、ちゃんと走れるんかなあ」と心配されていたのですが、私が見たところ、間違いなくオージーサイズ化していました。オーストラリアは人も食べ物もビックですから、無理ないことかもしれません。本人いわく、「この土日でダイエットします」ですって、K先生! とにもかくにも、二人とも無事、元気に帰ってきてくれたことが、校長先生的には何よりうれしい出来事です。またゆっくり、よもやま話を聞かせてくださいね。K君、Hさん。
 東高では、木曜日で中間考査が終了し、今日さっそく、いくつかの科目で答案用紙が返却されたようで、各教室からの悲鳴や歓声が校長室まで響いていました。結果がよかった人は、さらに上をめざしましょう。よくなかった人は、次に向けて地道な努力をコツコツ続けましょう。
 この週末、またもや超大型で強い台風21号が日本列島に接近しそうな気配です。東高の生徒ならびに保護者の皆さま、気象警報にともなう臨時の対応については、生徒手帳または学校ホームページをよくお読みくださいますよう、よろしくお願いします。大昔、わが家では台風が来るというと、父が窓という窓に板を釘で打ちつけていたものです。昭和です。

留学生帰国

「東雲だより」その38(10月17日)

ここしばらく、ぐずついた天気が続いています。毎朝校門に立っていると、合羽を着た自転車通学生が雨にも負けず元気に登校してきます。昨年4月1日より大阪府では、自転車の交通事故防止と被害者の保護を目的に、「大阪府自転車の安全で適正な利用の促進に関する条例」が施行されました。条例では、府民の自転車の安全利用促進、点検・整備の促進、高齢者の自転車用ヘルメットの着用の努力義務などが規定され、平成28年7月1日からは、自転車事故による賠償責任を補償する保険への加入が義務付けられています。そのような中で、東高ではいわゆる『…ながら運転』の根絶に向け、生徒指導部を中心に指導を続けてまいりました。携帯電話で通話しながら、ヘッドフォンステレオで音楽を聴きながら、そして、かさをさしながら自転車を運転しないよう、粘り強く呼びかけているところです。一方で、生徒を注意している横を近隣の方が自転車でかさをさしながら通り過ぎることも多く、まだまだ、この条例が府民に浸透していない現実があります。そこで、東雲だよりをご愛読いただいている皆さんにお願いです。ながら運転はダメ絶対! ご協力よろしく。
 東高では、この月曜日から木曜日までの4日間、中間考査が行われていて、校内はいつもに増して静まり返っています。生徒の皆さんにとっては試練ですが、教員にとっては授業がない分、ほんの少しゆとりが生じるのですが、それも自分のテストが返ってくるまでの話で、考査2日目の今日、職員室ではすでに必死のパッチで採点している先生が何人かおられます。そう言えば、私も昔むかし「Cfaは湿潤温暖ちゃう、温暖湿潤気候や」など、ブツブツつぶやきながら、ときには睡魔と闘いつつ、ラッション赤ペンくんを右手に丸付けに励んだものです。生徒の皆さん、残り2日です。がんばろう!
 中庭のキンモクセイがきれいです。よい香りを放ってくれています。

合羽キンモクセイ

「東雲だより」その37(10月10日)

先週、ニュージーランドの姉妹校ブリーム・ベイ・カレッジ(BBC)の一行をおもてなししていた関係で、パソコンに向かう時間がなかなか取れませんでした。お陰をもちまして、BBCの皆さんは、日本での日程をすべて終了し、現在はマレーシアで研修中ということで、ニュージーランドへは12日に帰国する予定と伺っています。ホストファミリーを引き受けていただいた11家庭の皆さまには、4泊5日の間いろいろあったかと思いますが、BBC生にとって、この大阪で過ごした日々は、一生忘れることのできない、すばらしい青春メモリーとなったようです。8日(日)早朝、京橋駅でのお別れの際、BBC生に「大阪での生活はどうでしたか?」と、私がたどたどしい英語で尋ねたところ、皆さん口をそろえて、「親切にしてもらった」、「楽しかった」と答えてくれました。なかには「家で作ったタコ焼きがとてもおいしかった」と答える生徒がいたりして、大阪人のフレンドリーな気質を十分感じ取ってくれたようです。ホストファミリーの皆さまには改めて感謝申しあげます。ありがとうございました。1年生の皆さん、来年夏はニュージーランドのルアカカ市へ行きましょう。
 さて、この7日(土)まで、各地で熱戦が繰り広げられてきた大阪市立高等学校総合体育大会、略して『市立大会』ですが、東高生が練習の成果を如何なく発揮し、優秀な成績を残してくれました。陸上競技部では、男子110mハードルと男子800mで優勝、男子1500mと男子5000mで第2位、そして男子5000mと女子3000mで第3位。ソフトテニス部では、男女とも団体戦準優勝、個人第3位。水泳部では、男子50mバタフライ・100mバタフライと男子200mメドレーリレーと女子100m平泳ぎで各々第3位。硬式野球部と男子バスケットボール部・女子バスケットボール部と男子バレーボール部と剣道部女子団体と柔道部男子団体で各々第3位など、本当によく頑張ってくれました。校長先生も「うれしいとメガネが落ちるんですよー」(昭和デス!)
 市立大会も終わり、今日から中間考査1週間前に突入、東高生は全員試験(真剣)モードです。部活動も19日の考査最終日まで禁止となります。通常、夜7時までの図書室が8時まで1時間延長されるのですが、いま見に行くと、大勢の生徒が静かに自習していました。図書室以外に社会科教室でも勉強している生徒がたくさんいました。3年生の皆さんは、受験勉強との両立がたいへんだと思いますが、自分を信じてしっかり頑張ってください。応援してまーす。

国際交流市立大会.JPG自習室.JPG

「東雲だより」その36(10月2日)

先週土曜日(9月30日)、第1回学校説明会を開催いたしましたところ、お休みの日にも関わりませず、約1000名の中学生・保護者の皆さまにご来校いただきました。改めて、厚くお礼申しあげます。事前申し込みを不要にしたり、30分の授業体験を取り入れたりと、形式や内容を大きく変えての説明会でしたが、おかげ様で天候にも恵まれ、ご参加いただいた皆さまには、東高の雰囲気の一端を感じていただけたことと思います。なかでも、いちばん賑わいを見せていたのは、特別営業の『学食タカハシ』で、常に長蛇の列ができていました。やはり中学生にとって、高校の食堂は気になる場所なのですね。授業体験コーナーではこの私も、「The history of HIGASHI〜大正・昭和・平成の激動の三時代にわたり、脈々と受け継がれてきた東高校94年の歴史をふり返ります」と称して、ひとコマ受け持ちました。私はかつて、中学校に4年勤めた経験があり、本当に久しぶりに中学生への授業ということで、とても懐かしく楽しいひとときを過ごさせていただきました。皆さん緊張感ありありの様子で、私も、もっと面白い授業をすべきところでしたが、正直、親父ギャグを出す余裕がありませんでした。何せ17年ぶりの授業で、私もまた緊張していたのかもしれません。でも、30分では本来の実力が…。うーん、授業はやはり50分で行うものですよね。(注:あくまで個人の感想に基づくものです)
 受験生の皆さんへ、1点アドバイスです。複数の高校の体験入学や説明会に参加してください。できれば、3校くらい見に行かれることをお勧めします。自宅の最寄り駅から電車や自転車に乗って、高校までどれくらいかかるのか。また、その高校の雰囲気・フィーリングはどうか、などは実際にその高校まで行って見てみないと、なかなかわからないものです。東高では、この後、11月11日(土)と12月16日(土)にも学校説明会を実施しますので、1回目に参加することができなかった中学生の皆さんは、ぜひ、おいでください。

学食『タカハシ』部活動紹介『バトン部』模擬授業

「東雲だより」その35(9月28日)

9月も残すところあと2日となり、平成29年度の半分が過ぎようとしています。『夢の超特急ひかり』のごとく、月日が経つのは本当に早いものです。朝晩めっきり涼しくなり、Tシャツに短パン姿ではきつくなってきました。巷では、秋の気配が随所に感じられますが、私が愛して止まない『二十世紀梨』も、その果皮が緑色からだんだんと黄色がかってきました。
 私にはもう一つ、秋を感じさせてくれる「香り」があります。それは『キンモクセイ(金木犀)』です。キンモクセイはちょうど今頃が開花時期で、あちらこちらで香り始めています。秋になると優しく甘い香りを放つキンモクセイは、昭和の時代、消臭のためトイレ(注.汲み取り式)の近くによく植えられていました。そのため、キンモクセイの香りがすると反射的にトイレをイメージする大人が多くいますが、私もまさにその一人です。私が4年過ごした地方大学の学生寮は、もともと旧陸軍の兵舎として使われていた、築50年の木造平屋建ての年代物で、消防署から『危険家屋』に指定され、何かあれば「3分間で燃え尽きる」と言い伝えられていました。それでも、寮費が月500円で寮食堂がご飯とおかずで一食90円は貧乏学生にとって何より魅力的で有難かったのです。(ちなみに味噌汁は15円、生卵20円、最高級メニューのトンカツは90円の食券プラス現金45円で食べられました) そのオンボロ寮のトイレが旧式そのものだったのですが、秋のこの季節に用を足していると、小窓の向こうからキンモクセイの甘い香りが漂ってきて、100人を優に超える男の世界「うーんマンダム」の息苦しさ等、すべてを忘れさせてくれる至福のひと時でした。卒寮後はや30余年、懐かしのオンボロ寮は、その後なくなってしまいましたが、今も街角でキンモクセイを見つけるたびに、遠い昔の青春時代を思い出しています。
 さて、ここで東高生の頑張りを紹介します。9月に大津市で開催された、第50回近畿高等学校ユース陸上競技対校選手権大会において、1年普通科のM.Fさんが1年女子走り高跳びで第7位に入賞しました。おめでとうございます! また、10月下旬に名古屋市で開催される、第11回U18日本陸上競技選手権大会の男子110mハードルに、2年理数科R.Fくんが出場します。同じく、10月上旬に大和郡山市で開催される、第1回近畿高等学校新人水泳競技大会の男子4×100mリレーに、1年普通科T.Nくん、1年理数科D.Tくん、2年普通科M.Nくん、2年普通科S.Mくんが出場します。皆さん、自己記録の更新めざして頑張ってください。応援してまーす。
 9月30日(土)天気予報はもちろん『晴れ』です。第1回学校説明会におこしやす。

キンモクセイ

「東雲だより」その34(9月25日)

先週土曜日、『都島区民まつり』に出展・出場しました。広場の高校生ブースで、前半は数学部が『素数大富豪』に、後半は理科学研究会が『スライムづくり』に取り組み、大勢の皆さんにご参加をいただきました。小学生や小さなお子さんには、素数はまだ少し難しかったようですが、スライムの方は行列ができるほど大人気で、用意した材料が午後4時過ぎには全部なくなってしまいました。(※素数とは、1とその数自身以外の約数を持たないの数のことで、中学校で学習することになっています)一方、ステージではバトン部・ジャグリング同好会・ダンス部がそれぞれ日頃の練習成果を大いに発揮し、大観衆の皆さんから盛大な拍手を頂戴しました。心配された天気はもちろん「Nо prоblem!」むしろ暑いくらいの陽気でした。焼きそば、カレー、フランクフルト等々、美味しそうな匂いが会場中に充満していて、プルタブ引いたら「シュワッ」もたくさん並んでいました。3台の地車(だんじり)巡行も行われ、本当にたくさんの来場者で賑わいを見せていた区民まつりですが、今年で43回目と聞いて驚きです。歴史と伝統があるのですね。
 さて、すでにご案内のとおり、第1回学校説明会がこの30日(土)午前9時30分より開催されます。東高の概要や3学科の説明をはじめ、授業体験やビデオ上映、部活動のミニライブなど、盛りだくさんの内容でお待ちしています。実は、私も授業をひとコマ受け持つことになっており、何を話そうか、親父ギャグを熟考中です。何せ17年ぶりの授業なので、若干緊張しています。当日は、美味しいと評判の『学食タカハシ』も営業しますので、ぜひご利用ください。学校説明会への事前申し込みは不要ですので、奮ってご参加ください。

数学部(素数大富豪)理科学研究会(スライムづくり)

「東雲だより」その33(9月21日)

3連休に全国各地へ影響をもたらした台風18号ですが、日本の本土4島(九州・四国・本州・北海道)にすべて上陸したのは、統計を開始した1951年以降初めてだそうです。そもそも、台風は太平洋高気圧の縁に沿って北上するのですが、秋になって太平洋高気圧の勢力が弱まると、台風の通り道となる太平洋高気圧の縁がちょうど本州付近となり、台風が本州を直撃しやすくなるようです。大昔、地学の授業でそのようなことを学んだ記憶が微かにありますが、地学を教えていただいたS先生は九州出身の新任教諭で、故郷の言葉がなかなか抜けなくて、よくみんなでS先生のものまねをして叱られたものです。
 さて、東高の最寄り駅である『京橋』は、5つの公共交通路線が集中する交通の要所となっています。JR大阪環状線・学研都市線・東西線の京橋駅の一日平均乗車人員は、西日本エリアでは大阪駅、京都駅、天王寺駅に次いで第4位だそうで、これに京阪電車や地下鉄長堀鶴見緑地線の利用者を含めると、関西では屈指のターミナル駅であることは間違いありません。私も毎日、環状線を利用している一人なのですが、少し前、「JR大阪環状線で1969年から48年間にわたって活躍し、大勢の通勤客らに親しまれてきた、オレンジ系の角張った車体がおなじみの『103系』が10月3日、車両の更新で同線から姿を消すことになり、鉄道ファンから惜しむ声があがっている」という新聞記事を読みました。そう言えば、昨年末、新型『323系』がさっそうとデビューして以来、オレンジ色の電車に乗る機会がめっきり少なくなっていたところです。これも時代の流れでしょうが、典型的A型人間としては、また一つ昭和のシンボルが消えて行くのは寂しい限りです。今朝も鶴橋駅で、『撮り鉄』さんがパシパシ激写されていました。参考まで、阪和線ではスカイブルー、奈良線ではうぐいす色の103系が今しばらく走り続けるそうです。
 皆さまにお知らせです。来たる9月23日(土)11:00から、毛馬桜之宮公園にて、『第43回都島区民まつり』が開催されます。わが東高も理科学研究会が『スライムづくり』、数学部が『素数大富豪』でブース参加いたします。また、ステージでは12:00から、バトン部・ダンス部・ジャグリング同好会がそれぞれ華麗な演技を披露しますので、ぜひご観覧ください。雨天の場合は9月24日(日)に順延となります。天気予報がイマイチなのですが、見せましょう、晴れ男の力を。

103系323系区民まつり

「東雲だより」その32(9月14日)

文化祭が終わり、校内に静けさが戻ってきたというか、昨日13日の代休日をはさんで、今日も東高は静まり返っています。いわゆる『文化祭ロス症候群』でしょうか。高校生とて、やはり疲れるのでしょう。
 さて、10日(日)午後、大阪市役所で開催された『大阪クラシック2017特別企画』へ、本校吹奏楽部の演奏を聴きに行ってきました。今市中学校の演奏が午後1時30分からと聞いていたので、余裕をもって市役所へ行ったのですが、すでに、入場を待つ人が100名くらい並んでおられて驚きました。一つ前の公演が延びたそうで、若干待ちましたがそのうち開場となり、予定より15分遅れて、まず今市中学校の演奏が始まりました。私は知らなかったのですが、数年前から吹奏楽部を取りあげたアニメが流行っているそうで、その好影響もあって、いま中学校では、吹奏楽部が人気を集めているそうです。今市中学校も部員が52名いるそうで、なかなかすばらしい音色を響かせていました。『アニメ・ヒーローズ大集合』の鉄腕アトムやゲゲゲの鬼太郎は、懐かしさのあまり、私も思わず口ずさんでしまいました。そして後半は、いよいよ東高吹奏学部の出番です。黒のスマートな衣装に身を包んだ吹奏楽部員40名がとても輝いて見えました。『コパカバーナ』や『ディープ・パープル・メドレー』など、これまた、私の青春時代の大ヒット曲ばかりで、会場には私より年輩の方々も大勢いらっしゃいましたが、皆さんノリノリで楽しそうに手拍子を打っておられました。各パートのソロ演奏もみんな上手でカッコよかったです。大阪市役所正面玄関ホールは、残響時間もあって吹奏楽の迫力を十分感じることができました。それもそのはずで、市役所ホームページによると、正面玄関ホールはスペイン産とイタリア産の大理石が使用されており、3層吹き抜けでコンサートなどに適した設計となっているそうです。おそらく、300名以上の観覧者がおられたと思いますが、最後に「アンコール!」までいただき、誠にありがとうございました。大阪クラシックは9月16日(土)まで開催されますので、一度ぜひ、すばらしい演奏を聴きに行ってください。

今市中吹奏楽部東高吹奏楽部2東高吹奏楽部1

「東雲だより」その31(9月11日)

9月8日(金)・9日(土)文化祭を開催いたしましたところ、天候にも恵まれ、二日間でのべ1千名を超える皆さまにご来場いただきました。お忙しい中、東高まで足をお運びいただき、厚くお礼申しあげます。とりわけ、中学生の皆さんには、昨年を100名も上回る約400名が入場してくれました。当日は、近隣のA高校やI高校なども文化祭だったようですが、そんな中、よくぞ東に来てくださいました。どうもありがとうございました。模擬店については、チケットの販売枚数に限りがあって、十分ご賞味いただけなかったかもしれません。この場をお借りしまして、お詫び申しあげます。実は、この私もチケット買い求めるのを失念しまして、一つも食べられませんでした。ざんねん。ご来場の皆さまには、東高生がのびのび、いきいき躍動する姿をご覧いただけたことかと思います。中学生の皆さんには「高校の文化祭って、こんなに自由で面白いんだ」、「高校生活って、こんなに充実していて楽しいんだ」と肌で感じていただけたでしょうか。この30日(土)には第1回目説明会も開催しますので、ぜひ、そちらにも参加してくださいね。校長先生も模擬授業やります。
   参考までに、文化祭各部門の最優秀賞・優勝をご紹介します。
  舞台部門     :3年B組『劇団春夏秋冬』
  展示・縁日部門 :3年1組『京橋坂46シアター』
  模擬・喫茶部門 :2年E組『かおりんのチュロス屋さん』
  H−1グランプリ :『和太鼓の7人』
  シンボルマーク  :3年2組 Mizukiさん
 以上ですが、改めて、東高生全員に一等賞をあげたいと思います。みんなで力を合わせて創りあげた、すばらしい文化祭でした。お疲れさまでした。
 今年の文化祭では、新しい試みとして大阪府赤十字血液センターと都島ライオンズクラブのご協力のもと、文化祭二日目、正門付近に献血コーナーを設け、来場者に広く呼びかけたところ、67名の皆さまにご協力いただきました。東高生も進んで献血してくれました。そのこころがけに「あっぱれ!」です。赤十字やライオンズの方々も、大勢の皆さんのご協力に感謝されておられました。献血車においでいただいた皆さん、ほんとうにありがとうございました。2017文化祭も無事終了しました。3年生の皆さん、そのモチベーションで、次は受験勉強で萌えに、いや、燃えに燃えあがってください。ガンバレー!

劇団春夏秋冬京橋坂46シアターかおりんのチュロス屋さん和太鼓の7人

「東雲だより」その30(9月7日)

今日は授業を2時間で切りあげて、学校挙げて、明日からの文化祭準備に取りかかりました。生徒と教職員が力を合わせ、体育館のイス並べやテント張りを行い、各クラス、各クラブでは最後の追い込みに忙しい時間を過ごしました。午前中、雨が結構降ったので、金・土の天気は大丈夫でしょう。あとは、あまり気温があがらないことを祈るばかりです。
 さて、文化祭明けの9月10日(日)午後、大阪市役所正面玄関ホールにおいて、本校と今市中学校の吹奏楽部が『大阪クラシック2017特別企画』にそれぞれ出演します。『大阪クラシック』とは、2006年から毎年開催されている初秋の大阪を彩るクラシック音楽の祭典で、大阪フィルハーモニー交響楽団桂冠指揮者・大植英次氏のプロデュースにより、大阪のメインストリートである御堂筋と、水の都大阪を象徴する中之島界隈を中心に、オフィスビルやカフェ、ホテルのロビーなどを主な会場として1週間にわたり開催される一大イベントです。昨年も、市役所前で演奏する機会を与えていただき、暑い中、大勢の皆さんにご観覧いただいたところですが、今年は市役所内での演奏ということで、吹奏楽部員一同ますます張り切っています。曲目は「ディープ・パープル・メドレー」ほかで、時間は今市中学校が午後1時30分〜、東高校が午後2時15分〜となっています。観覧無料ですので、ぜひお立ち寄りいただき、中高生の若さみなぎる演奏をお聴きください。もちろん、校長先生も行きまっせぇ。

大阪クラシック吹奏楽部

「東雲だより」その29(9月5日)

先月末、サッカー日本代表が「2018年ワールドカップ・ロシア大会」への出場権を獲得したことは明るいニュースです。これで日本は1998年フランス大会以来、6大会連続6回目のワールドカップ出場となるそうです。ドーハの悲劇(1993年10月28日)を生中継で体感したオジサン世代には感慨もひとしおで、日本サッカーもほんとうに強くなったものです。私が中学生の頃、自宅のあった阿倍野区から自転車で15分ほどの長居陸上競技場(現在の長居スタジアム)へ、日本リーグの試合をよく観に行っていました。当時、1968年メキシコ五輪で日本が銅メダルを獲得した直後で、ちょっとしたサッカーブームが起こり、エースストライカー釜本邦茂の『ヤンマーディーゼル』VS左ウイング杉山隆一の『三菱重工』が黄金カードと言われていました。それでも入場者数は、数千人レベルであったように記憶しています。日本サッカーが進化を遂げたのは、やはり、1993年にプロ化された後、いわゆるJリーグが発足してからです。今では好カードになると、スタジアムが4〜5万人のサポーターでふくれあがるほどで、あの頃とは隔絶の感があります。子どもたちが将来のJリーガーを夢見て、小さな頃からサッカーボールを蹴っている姿はすばらしいことだと思います。でも、その昔はバレーボール選手がいちばんモテ男だったのですがね…。ワールドカップ・ロシア大会は来年6月14日開幕です。ガンバレ日本!
 ところで、私事で恐縮ですが、昨晩、今年初めて大好物を食しました。それは『二十世紀梨』です。東雲だより(その1)にあるように、私はデコポンと二十世紀(「にじっせいき」であって「にじゅっせいき」でなっしー!)をこよなく愛しており、日曜日に近所のスーパーで、2個498円もする大玉をしらっと買い物かごに入れ込んでいました。月曜の夕食後、冷蔵庫で冷やしたその大玉を自ら果物ナイフで上手にむいて、4つに切って食べたのですが、とっても甘くてジューシーで大満足、奮発した甲斐がありました。同じ梨でも、幸水や豊水といった赤梨系の方がリーズナブルな値段なのですが、A型の私は、若い頃から青梨系の二十世紀ひと筋、信念を貫いています。ちなみに、二十世紀はわが国の和梨生産量で、幸水、豊水に次いで3番目(13%)で、鳥取県産梨の8割を占めるそうです。
 さて、文化祭まであと3日、各クラス、各クラブは最後の仕上げ、追いこみに奔走しています。天気の方はどうやら大丈夫のようですが、あまり気温が上昇しないことを願うばかりです。特に、金曜日は体育館での舞台発表を全員で鑑賞するので、できれば曇り空がありがたいのですが。

サッカー部二十世紀梨模擬店

「東雲だより」その28(8月30日)

8月もあと二日となりました。22日から始まった新学期ですが、この1週間がすごく長く感じられます。やはり、1ヶ月間の夏休みの影響でしょうか。連日猛暑が続いていますが、ようやく今週末には暑さも少し和らぎ、最低気温が20度前後まで下がるとのことで、とりあえず朝晩は凌ぎやすくなりそうです。毎年のことながら、夏が過ぎゆくのはちょっぴり寂しい気もしますが、今年の夏も痩せることができなかった私です。反省。
 今号は、9月8日・9日に行われます文化祭について、ご紹介したいと思います。今年のテーマは「イッサイ ガッサイ ブンカサイ」です。まず、誠に恐縮ではございますが、東高の文化祭は一般公開しておりませんので、あらかじめご承知おきください。ご入場いただけますのは、本校生徒の保護者並びにご家族の皆さま、制服着用のうえ生徒手帳を持参した中学生の皆さん並びに同伴保護者の皆さま、そして、事前配付の案内状をご持参いただいた近隣住民の皆さまです。どうかご理解とご協力のほど、よろしくお願いいたします。9月8日(金)は、舞台発表のみが行われ、時間は午前8時45分〜午後3時05分。また、9月9日(土)は、舞台・展示・縁日・模擬・喫茶などが行われ、時間は午前9時30分〜午後2時30分となっています。昨年の文化祭では、新喜劇に動物劇、たこ焼き屋、ペットボトルボーリング、戦国喫茶など、各クラスの創意工夫を凝らした取組や文化系各クラブのすばらしい発表等で、校内が大いに盛りあがったところです。果たして、2017はどんな文化祭になりますやら、今から楽しみです。本番まであと9日、実行委員や生徒会の皆さんを中心に、文化祭の成功に向けて一致団結の東高です。
 ところで、志望校をどこにするかで迷っている中学生の皆さん、高校の雰囲気は、リーフレットやホームページを見るだけではよくわからないと思います。直接、高校に行って、見て、聞いて、感じることが大切ですので、できれば3校ぐらい見てまわり、比べてみることをお勧めします。その1校として、ぜひ東高を加えていただき、まずは文化祭を体験しに来てください。すでに予定があって文化祭は無理という人は、9月30日、11月11日、12月16日(いずれも土曜日)の学校説明会に参加してください。いずれも事前の申し込みは不要です。当日は校内で活動しているクラブの見学も可能です。中学生の皆さん、保護者の皆さまのご来校をお待ちしています。

東高校キャラクター

「東雲だより」その27(8月25日)

今日は近隣の小中学校の始業式で、いつも東高の正門前で挨拶を交わす子どもたちも元気に戻ってまいりました。みんな日焼けして、久しぶりの学校にワクワク感いっぱいでした。
 今朝の新聞記事で読んだのですが、日本マクドナルド社の公式ホームページの一部が28日までの期間限定で、関西弁で表示されているそうです。マクドナルドの愛称を関西で定着する「マクド」か、関東の「マック」かを決める対決企画でマクドが勝ったためだそうですが、同社の事前調査では、「マクド」と呼ぶのは近畿2府4県と三重、四国の11府県に限られていたが、対決企画ではマクドが51%となり、マック(49%)を僅差で破ったとのこと。企業の話題づくりの一つですが、これとよく似た話で、大阪の常識が必ずしも全国標準ではないということがあります。例えば、「ユニバ」と「USJ」、「なおす」と「しまう」、「〜回生」と「〜年生」、「さら」と「新品」、「こちょばい」と「くすぐったい」、「いんじゃん」と「じゃんけん」等々、大阪人は当たり前のように使っている言葉が、実は全国的に通用しないことが結構あるものです。一種のカルチャーショックですが、私も大学時代、学生寮でしばしば経験したことです。エスカレーターの立ち位置も、大阪近辺では「右立ち」が常識ですが、それ以外の地域では「左立ち」が主流になっています。それと、大阪で地名を短縮形で呼ぶことがあり、例えば、「天神橋筋六丁目」を「天六」、「上本町六丁目」を「上六」、「梅田新道」を「梅新」と呼んだりするのは、大阪人の合理主義からくるものかもしれません。学校でも昔から、「職員会議」を「職会」、「体育教官室」を「体教」、「生徒指導」を「生指」などと呼んでいるのですが、ひょっとすると、これも大阪の学校に限定した話なのでしょうか? いずれにしても「We lоve OSAKA」です。
 1年英語科の京都市での英語実習は無事終了しました。1年普通科の琵琶湖での体験学習は現在進行中です。(詳しくは学校日記のページをご覧ください) 9月8日・9日の文化祭を控え、校内はにわかに忙しくなってきました。みんな頑張っています。

ダンス部書道部美術部

「東雲だより」その26(8月23日)

昨日22日から第2学期が始まりました。始業式で全校生徒に、「さまざまな困難をチャンスの前ぶれと捉え、今やるべきことをしっかりやって、希望と自信を持って、自分の新しい世界を切り開いていこう。」と呼びかけたところです。ことさら暑い、アツーい体育館での始業式でしたが、皆さん静かに耳を傾けてくれるところはさすが東高生です。この1か月間、大きな事件や事故がなかったことが校長先生にとって一番の収穫です。
 第99回全国高校野球選手権大会も連日熱戦が続いていましたが、ついに、今日の決勝戦を残すのみとなりました。駒を進めた両校のいずれが勝っても初優勝だそうです。高校野球は、観る者すべてに夢と感動を与えてくれますが、私もテレビの前で、しばしばウルウルしていた一人です。来年、100回目の記念大会では、大阪から2校出場できるそうです。ぜひ、公立高校に頑張ってもらいたいものです。何せ大阪からは、第72回大会の渋谷高以来、もう長い間、公立高校が出場していません。それが東高になればサイコーなのですが。
 さて、後半はオーストラリア研修旅行報告第3弾です。今回、生徒の皆さんはホストファミリー宅に8泊お世話になったわけですが、私たち付添教員は、キャンベラ中心街にあるホテルに宿泊していました。毎日、MCSSまでタクシーで往復していたのですが、乗車したタクシーすべてがTOYOTAのPRIUSで、市内を走っている自動車の多くは、NISSAN、HONDA,MAZDA、MITSUBISHI、SUBARUなど日本車でした。オーストラリアでは、右ハンドルで左側通行となっていますが、これは旧イギリス領(アイルランド・香港など)や他のイギリス連邦加盟国(ニュージーランド・インドなど)といったイギリスの影響を受けた国や地域で多く見られます。キャンベラには電車や地下鉄がなく、市民の交通手段はもっぱら自動車ですが、2018年には新しく『LRT(路面電車)』が開通する予定だそうです。ホテルから歩いて5分の『キャンベラセンター』に大きなスーパーマーケットがあって、ほぼ毎日買い物に通っていました。野菜や果物はキロ単位、肉類はブロック売りで文化の違いを心配したのですが、リンゴ1個でもちゃんと売ってくれました。笑い話ですが、温州みかんとおぼしき果物を買ってホテルで食したところ、その味はみかんではなく、シールの小文字をよく見みると『mandarin』オレンジやないかーい! 色も形も大きさも、温州みかんそのものなのですが…。テイクアウトのお店で食べた『sushi』は案外おいしかったです。おそらく使っているお米が日本米なのだと思います。ただし、にぎり寿司の上に生ものはまったくなく、焼きものか揚げものでした。このように、50代のおじさんでも新発見の連続でしたから、10代の生徒の皆さんにとっては、見るもの、聞くものすべてが貴重な異文化体験となったことでしょう。

スーパーマーケットマンダリン&ヨーグルトsushi

「東雲だより」その25(8月18日)

前号に続いて、オーストラリア研修旅行報告の第2弾です。今回、10泊11日の研修に2年生19名が参加しました。月〜金の5日間、午前中はMCSS(メルバ・コープランド・セカンダリー・スクール)の先生から、オーストラリアの歴史や文化・自然などについての特別授業(in English)を受けました。国民的愛唱歌『ワルティング・マチルダ』を歌ったり、国民的食材『ベジマイト』をお試ししたことはよき思い出です。そして午後からは、スクールバスでナショナル・ギャラリーや新旧国会議事堂、動物園や自然保護区などへ出かけました。私がその中で、もっとも印象に残っているのがコアラです。コアラがユーカリの葉を食べることは日本でもよく知られていますが、ユーカリの木は600種類以上ある中で、コアラが好むのは40種類ぐらいで、おまけに生息する地方によって食べる樹種が異なり、それぞれのコアラが食べるユーカリはわずか14種類ぐらいだそうです。かわいいコアラですが実は相当な偏食家で、日本の動物園でもコアラのエサ代の高騰に頭を痛めているとか。一匹当たりのエサ代は、ゾウの3倍以上、ライオンの17倍と破格だそうです。コアラは水分をユーカリの葉から取るため、水をほとんど飲みません。もともと、コアラという名前は先住民のアボリジニの言葉で「水を飲まない」を意味するそうです。今度、天王寺動物園でコアラを見かけたら、こうつぶやくかもしれません。「この、セレブや〜ん」
 10泊11日班とは別に、10月末までの3ヶ月研修に、現在も取り組んでいる生徒が2名います。このふたりは、初日からMCSS生の授業に入り込みということで、当初はやはり戸惑いもあったようですが、すぐに打ち解け、徐々に授業についていけるようになっていきました。特に数学の授業は、使用する公式が万国共通なので理解しやすいようです。さすがに東高生、自ら進んでMCSS生に話しかけ、コミュニケーションを取ろうと努力する姿は実に「あっぱれ!」でした。帰阪する頃には、ひと回りもふた回りも大きく成長していることでしょう。キャンベラのふたり、がんばれよー。
 さて、東高では約1か月の夏休みが終わろうとしています。22日から、いよいよ新学期が始まりますが、生徒の皆さん、宿題は大丈夫ですか? 早々に、23日〜25日まで、1年英語科の『英語実習』が京都市内で行われます。そして25日・26日には、1年普通科の『体験学習』が琵琶湖で行われます。また、本校吹奏楽部が8月25日(金)午後6時半から、大阪城公園内の大阪城音楽堂で開かれる『たそがれコンサート2017』最終回に出演します。入場無料ですので、ぜひご観覧ください。

ワルティング・マチルダコアラたそがれコンサート

「東雲だより」その24(8月14日)

お盆を迎えて、関西の私鉄各社はこの14日・15日と休日ダイヤで運行されているようです(JRは平日ダイヤだそうです)が、やはり、今朝の通勤電車内は少し空いていました。東高ではこの猛暑の中、いつものように各クラブが活動していますが、今朝は普段聞くことのない、清らかな歌声が校長室にも響いています。実は、近隣の都島中学校音楽部の皆さんが本校会議室で練習していまして、電気点検のため、校内での活動ができないということで、本校をお貸しした次第です。こう見えて、私も地方大学の寮生時代、国立看護学校のS寮との合唱サークルに所属していましたので、「コールユーブンゲン」は経験済みです。中高とバレーボール部に入っていた私が大学で合唱を始めた動機については、ご想像にお任せするとして、たまに、テレビの『懐かしのメロディー』で「涙をこえて」や「怪獣のバラード」が聞こえてくると、青春時代を思い出します。ちなみに、都島中学校音楽部は明日8月15日、NHK主催「第84回全国学校音楽コンクール、大阪府コンクール」に出場するそうです。ぜひ日頃の練習の成果を発揮して、金賞めざして頑張ってくださいね。東高も応援してまーす。
 さて、後半はお待たせしました、オーストラリア研修旅行の報告です。まず第1弾として、訪問先のキャンベラについてご紹介したいと思います。キャンベラはオーストラリアの首都で人口は約35万人を擁し、同国内では8番目の都市になります。その昔、イギリスから独立の際、二大都市であるシドニーとメルボルンとの間の首都をめぐる妥協の産物として、その中間に位置するキャンベラに1908年に首都が置かれました。したがって、オーストラリアの他都市とは異なり、キャンベラは都市全体が計画都市として設計され誕生した歴史を持ちます。都市設計においては、円、六角形、三角形など幾何学模様がモチーフとして採用されており、私の印象はとてもすっきりとした美しい街でした。キャンベラはオーストラリアでは最も寒いところだと聞いていましたが、朝夕少し肌寒い程度で、日中は10度くらいまで気温が上昇するので、酷暑の大阪から行った私たちにとっては快適な気候でした。ただし、紫外線の量が日本と比べて多く、屋外では帽子とサングラス着用が必須アイテムとなっていました。
 オーストラリアはもともと移民の国ということもあって、キャンベラの街にはアジア系や中東系の人々も多く見受けられましたが、最も多いのは中国系の人々でした。多くの飲食店やスーパーマーケットには、中国語で表記がなされていたのが印象的でした。キャンベラは観光地ではないこともあり、現地で日本人と出会うことはほとんどありませんでした。研修旅行では、むしろその方がよいのかもしれません。(次号に続く)

ワラビーテルストラタワー旧国会議事堂

「東雲だより」その23(8月8日)

残暑お見舞い申しあげます。今年は8月7日が立秋でしたので、暦の上ではもう秋となります。とは言うものの、実際には暑さがピークを迎えており、全国的に、最高気温が35度超のいわゆる真夏日が続いています。おまけに、昨日は『長寿迷走台風5号』の接近により、お昼前、大阪市に暴風警報が発令されたことを受け、東高では直ちに部活動や補習を中止し、生徒の皆さんに速やかな下校を促したところです。
 日本全国夏休みの真っ最中ですが、東高では連日、運動部や文化部の皆さんが元気に活動しています。一例をあげますと、水泳部は今日から合宿ということで、セミナーハウスに泊まり込み、プールで一日中、魚のごとく泳ぎまくっています。また、文芸部は印刷室で輪転機を回していたので、文集が完成したのでしょうか。校長先生にも1冊分けてくださいね。皆さん、部活動中こまめに水分補給するなど、くれぐれも熱中症には気をつけて、この暑いアツい夏を乗り切りましょう。
 一方、この夏休み中、体育館フロア(床面)の補修工事が行われています。22日の2学期始業式までにはすべて終える予定で、いまのところ工事は順調に進んでいます。体育館を使用するバレーボール部・バスケットボール部・バドミントン部の皆さんには、この間、他校での練習試合や合同練習等でしのいでもらっており、不便をかけて申し訳ありません。おかげ様で東高の体育館フロアは、見違えるほどきれいに美しくなっています。乞うご期待。
 実は私くし、寄る年波のせいか、先月末にオーストラリア研修から帰国後、時差○○ならぬ、気候○○にやられておりました。北半球真夏の大阪から南半球真冬のキャンベラで9日間過ごして、再び酷暑の大阪へリターンはおじ(い?)さまには少々つらいものが…。でも、研修旅行は楽しかったです。また、追ってこの東雲だよりで報告いたします。

水泳部体育館コアラ?

「東雲だより」その22(7月20日)

今日の午前、体育館で第1学期の終業式を行いました。この猛暑の中、1000を超える人間が館内に集まるわけですから、当然、コンディションはよくない状況でしたが、生徒の皆さんは流れる汗を拭いつつ、いつものように、真面目な態度で式に臨んでいました。私から、明日からの夏休みは、自分の体を自分で気遣い労わって、健康安全に過ごすこと。そして、補習授業等に積極的に参加し、夏休みの学習計画をしっかり立てて、自主的、自立的な生活を送るよう講話したところです。「夏を制する者が受験を制する」と言います。3年生の皆さんには、『必死のパッチ』で頑張ってほしいものです。
 さて、去る17日(祝)東大阪市の花園セントラル中央公園野球場で、野球部の甲子園への道がスタート、見事勝利を収め第三回戦へと駒を進めました。有料(一般700円、中高生300円)にも関わらず、スタンドには数多くの関係者が陣取って熱烈な声援を送っていました。クラスメートや保護者の皆さん、野球部OBに教職員、そして、いつも東高の応援に駆けつけてくれる、野球部員では知らない人はいない、おねえさん!?も。三塁側スタンドがすっかりパープルカラーに染まっていました。地方大会でも本大会と同様に、試合後、勝利チームの栄誉をたたえて校歌が流れるのですね。ぜひ、阪神甲子園球場で「しののめの〜♪」と歌ってみたいものです。次の試合は22日(土)11:10から、此花区の舞洲ベースボールスタジアムで行われる予定です。
 一方、和歌山市で開催の近畿大会に出場した女子バレーボール部は、18日(火)午前、京都府ベスト8の公立校との第一回戦に惜しくも敗れました。私も紀州路快速に乗って和歌山ビッグホエールまで、午後からの第二回戦の応援に行く段取りをしていたのですが。ざんねん。目標の1勝こそ達成できませんでしたが、大阪府代表になるだけでもすばらしいことです。近畿大会での1勝は後輩たちに託しましょう。3年生部員の皆さん、ほんとうにお疲れさまでした。今後は、ボールをペンに持ち替えて、受験勉強に邁進してください。
 最後になりますが、私、明日21日から10日間、オーストラリアに出張いたします。キャンベラにある姉妹校への研修旅行に生徒を引率してまいるのですが、正直、私の現在の英語力はおそらく(?) しかし、語学力が足りない分は、得意のオオサカベンと身ぶり手ぶりで、コミュニケーションしてきたいと思います。「モーカリマッカ?」「ボチボチデンナー」。あつい、あつーい大阪を離れ、真冬のオーストラリアに元気に行ってきまーす!

野球部近畿大会出場記念オーストラリア研修

「東雲だより」その21(7月14日)

1週間ほど前から、単発的にセミの鳴き声が聞こえていたのですが、今朝、京橋口通用門のサクラ並木では、「シャンシャンシャン」とセミの合唱が始まりました。この時期はクマゼミだと思うのですが、私が小学生の頃、母親のお古のシームレスストッキング(ナイロン製長靴下)で作った自家製虫採り網で、夏休みは毎日セミ採りに出かけたものです。よく「セミが鳴き始めると梅雨明けが近い」と言われますが、これは特に関係はなく、「ただ単に、時期が同じころであるというだけ」だそうです。昨日13日、鹿児島地方気象台は「九州南部が梅雨明けしたとみられる」と発表しました。近畿地方の梅雨明けは、平年並みで行けば7月21日ごろだそうです。いよいよ夏全開です!
 昨日3・4限、『薬物乱用防止教室』に引き続き、体育館にて『女子バレーボール部近畿大会出場壮行会』を行いました。まず、私から舞台上の登録メンバー20名を一人ひとり紹介した後、生徒会長から激励の言葉があり、主将が「1勝めざして、チーム一丸頑張ります!」と力強く決意を述べました。そして、最後に全員で校歌を斉唱し、女子バレーボール部の健闘を祈念しました。ちなみに、東高の1回戦は7月18日(火)9時半から、相手校は京都府ベスト8の公立高校で、会場は和歌山ビッグホエールです。女子バレーボール部の皆さん、のびのび楽しんで来てくださいね。ガンバレー!
 女バレに負けてはいられません。硬式野球部の甲子園へのたった1枚の切符を賭けた戦いもすでに始まっています。東高の初戦(第2回戦)が17日(祝)東大阪市の花園球場で行われます。相手校は府立高校で、第2試合13時20分試合開始予定です。今朝、野球部主将から応援グッズをいただきました、今年の東魂カラーは『パープル』です。昨年は確か『イエロー』でした。紫一色に染まったスタンドから、うちわとタオルをフリフリ、フリフリ、応援するでー!

セミ女バレ壮行会野球部グッズ

「東雲だより」その20(7月11日)

宿泊野外実習に出かけていた理数科1年生が昨日夕刻、無事帰校しました。バス旅で少々お疲れモードの80名ではありましたが、皆さん元気そうで何よりでした。実習中の出来事については、『学校日記』にあるとおりですが、私は日曜日の朝、山陽道を一路西へと向かい、岡山ブルーラインを経て、牛窓港からフェリーに乗って、実習地である前島まで様子を見に行って来ました。ちょうどお昼時に着き、皆さんカレーライスを食べていたのですが、3杯お代わりしている男子もいたりして、食欲旺盛でまず安心したところです。食後の休憩をはさんで、午後の実習を見学したのですが、まず、A組では岡山理科大学の先生の指導を受けながら、生徒自身が魚の解剖を行っていました。使用する魚は2種類で、スーパーで塩焼きにして千数百円で売られているようなマダイと、ニシンの仲間のコノシロという魚でした。慣れない手つきで、解剖用はさみやピンセットを駆使しながら、おそらく、人生初の解剖に取り組んでいる姿がとても印象的でした。最後のスケッチの時間、理科大の先生の「想像で描かない。見たまま描きなさい」という言葉には説得力がありました。同時進行で別棟の施設では、B組がウニの発生実習を行っていました。学校から持ち込んだ顕微鏡を使って、受精〜卵割〜原腸形成〜プルテウス幼生に至る正常発生の過程を観察するもので、使用するのはサンショウウニ、細胞質が透明で発生における内部の観察が可能なのだそうです。生殖巣の味がピリッと辛みを感じて山椒を思わせることからこの名がついたそうで、食用にはなっていません。私たちがくるくる寿司でよく食べるのは、ムラサキウニです。夜中の2時頃まで交代しながらの夜間観察が続いたそうで、お疲れさまでした。ちょっとしたハプニングも起こりました。それはちょうど、魚の解剖が始まってすぐ、急に雨が激しく降り出したと思いきや、「ピカッ、ドーン!」と、どうも研修施設の一部に雷が落ちたようで、停電こそ起こらなかったものの、一部の電気系統が断たれ、トイレとお風呂の使用に少し影響が出たそうです。終わってみれば、あっという間の2泊3日であったと思います。広い部屋の2段ベッドで、二十数名の仲間と寝食をともにするなんて経験は、これが最初で最後でしょう。皆さん、理数科に入学した実感が湧いてきましたか?
 さて、昨日で期末考査もすべて終了し、いよいよ夏休みは目前です。

食堂解剖ウニ観察

「東雲だより」その19(7月7日)

2017年7月7日、7が3つ並ぶ縁起の良い日ということで、私の自宅最寄りのK鉄N駅では、記念入場券発売のポスターが少し前から貼られていました。支線の小さな駅なのですが、なかなか商魂たくましく、4月1日にも、駅開業90周年の記念入場券が売られていました。私も『100枚限定』の活字に踊らされ、ついつい買ってしまった一人です。記念の券といえば、1975年近鉄バファローズが後期リーグ初優勝した翌日に、阿部野橋駅で1時間ほど並んで買った、西本幸雄監督の顔写真入りの記念乗車券がわが家のどこかにあるはず! 1964東京オリンピック記念1000円銀貨や板垣退助の100円札、岩倉具視の500円札も確か…。今晩、家捜しいたします。話をもとに戻して、7月7日は七夕です。幼稚園や小学校では、よく願い事を書いた短冊や飾りを笹の葉につるし、星にお祈りをしますよね。東は高校ですから、笹の葉は…と思っていたら、ありました調理室前に。短冊に書かれている願い事でいちばん多かったのは、案の定というか、やっぱり「彼女(彼氏)ができますように」でした。  さて、理数科1年生の皆さんは、一日早く試験を終え、8日(土)からいよいよ岡山県牛窓へ『宿泊野外実習』に出かけます。ウニの発生実習や地質実習、魚の解剖、天体観測と実習・観察三昧の3日間を過ごすわけですが、牛窓の美しい景色は『日本のエーゲ海』と呼ばれています。すばらしい環境のもと、理数科の一員としてひと回り大きく成長して、元気に帰ってきてください。

七夕野外実習しおり

「東雲だより」その18(7月4日)

史上最年少で中学生プロ棋士・藤井聡太四段が2日、『第30期竜王戦』決勝トーナメント2回戦で佐々木勇気五段(22)に敗れ、デビュー戦以来初の黒星を喫し、公式戦の連勝記録は『29』でストップしたことは、もう皆さんよくご承知のとおりです。このニュースは日本中が注目し、その勝敗の行方を案じていたわけですが、開始から11時間半後、101手で藤井四段が投了したその瞬間、NHK総合テレビが都議選開票速報番組の途中、テロップで速報を流しました。将棋の勝ち負けがニュースになるくらい、国民の関心が14歳の中学生に寄せられていたわけですが、「お昼に○○うどんを食べました」なんて、ちょっとフィバーしすぎですよね。彼は間違いなく、日本を代表する棋士になるでしょうから、ぜひ温かく見守ってあげたいものです。ちなみに、私も子どものころ、よく将棋を指していた一人です。中でも得意としたのは、回り将棋(俗に言う、ひょこまわり)と挟み将棋です。自称上段(=冗談)です。ハイ
 中学生と言えばもう一人、卓球の張本智和くんの活躍もめざましいものがあります。史上最年少の13歳6ヶ月で日本代表に選出された張本くんは、5月の第54回世界卓球選手権個人戦に出場し、見事、準々決勝に進出しましたが、世界選手権において13歳でのベスト8入りは史上初のことだそうです。彼もまたスーパー中学生、明日の卓球界を背負って行く一人でしょう。現在、中学2年生で身長が171cm、靴のサイズが27.5cmだそうで、まだまだ背が伸びるでしょうね。参考まで、私は25.5です。こう見えて私は大学生の頃、学生寮の娯楽室にあった卓球台で4年間、ひたすら腕を磨き『卓球王子』を名乗っていたことがありました。あれからウン十年、現在の実力のほどは『温泉卓球』レベルです。寄る年波には勝てません。
 さて、今日からいよいよ期末考査が始まりました。校内は一段と静けさを増し、試験問題と格闘している生徒の皆さんの姿が思い浮かびます。「苦あれば楽あり」 ガンバレ東高生、夏休みは近いぞ!
 最後にお知らせです。生徒の皆さんの熱中症対策として、このたび、グランド側のウォータークーラー2台を新しく入れ替えました。体育の授業やクラブ活動の際、冷たい水でしっかりと水分補給してください。

教室ウォータークーラー

「東雲だより」その17(6月28日)

6月もあと2日を残すのみとなりました。こたつに半身突っ込み『絶対に笑ってはいけない…』を観ながら明けた2017年も、はや半年が経過したわけです。年齢を重ねるにつれて、月日の経つのが『夢の超特急ひかり』のごとく、早く感じられます。ここに来て、東雲だよりの更新ペースが少々鈍っておりますが、現在、すべての教職員と面談を行っている最中でして、パソコンに向かう時間がなかなか取れない状況でした。一人30分が目安なのですが、1時間近く話し込むこともあり、70名の大所帯ゆえ、この間1か月ほど要しましたがようやくゴールが見えてきました。コミュニケーションを大切にしている私にとって、教職員との面談はとても楽しく有意義なひと時です。若手の皆さんに、校長先生は「やさしいお兄さん」であることがよくわかってもらえたと確信しています。ほんとうは、生徒一人ひとりともお話したいと思っているのですが、何せ959人いるので、うーん。
 さて、うれしいニュースを一つご紹介します。本校卒業生で現在、関西学院大学2回生の花村拓人くんが、先週末、ヤンマースタジアム長居で開催された、第101回日本陸上競技選手権大会の男子800m決勝に進出し、1分48秒01のタイムで第4位に入賞いたしました。花村くんは東高時代、2015年7月に南米コロンビアで開かれた、第9回世界ユース陸上競技選手権大会にも出場しており、先日100m・200mの2冠を達成した、かのサニブラウン アブデル・ハキームは、その時のチームメイトの一人です。陸上部顧問によりますと、花村くんはまさに文武両道を地で行く好青年で、真面目でコツコツ練習に取り組む選手なので、まだまだ伸びる可能性を秘めているとのこと。ぜひ、東京2020の新国立競技場でその勇姿を見たいものです。ちなみに、オリンピックといえば2012ロンドンで、本校卒業生(当時、関西大学3回生)の東佳弘くんが4×400mリレー日本代表として走っています。現役の皆さんも、諸先輩に負けないよう部活動に、そして勉強に精一杯頑張ろう!

オリンピック記念品1オリンピック記念品2

「東雲だより」その16(6月20日)

ここしばらくの間、良い天気で過ごしやすい日々が続いていましたが、予報によると、活発な梅雨前線が北上していて、明日水曜日の大阪は一日雨模様とのこと。木〜土曜日にかけて一旦天気が回復した後、日曜日からいよいよ本格的に長雨となるようです。わが家への帰り道、この季節によく聞こえてくるヒキガエルの鳴き声も、何か元気がないように思います。また、校内のあちらこちらで咲いているアジサイの花の色も、いまいち鮮やかさに欠けるような気がしますが、きっと、みんな雨を待ちこがれているのでしょうね。そう言えば、大昔、私が学生の頃、こんな歌謡曲が流行っていたっけ。「車のワイパー透かして見てた 都会にうず巻くイルミネーション くちびる噛みしめタクシーの中で あなたの住所をポツリと告げた September rain rain 九月の雨は冷たくて〜♪」(?)たいへん失礼しました。太田裕美のこのヒット曲は、六月ではなく『九月の雨』でした。
 さて、東高の近況をご報告しておきますと、先週13日(火)2・3年生全員が日本橋の国立文楽劇場で文楽を鑑賞しました。演目は、赤穂浪士による仇討ちを劇化した時代物の義太夫狂言『仮名手本忠臣蔵』ということで、知る人ぞ知る、知らない人はいないと思いきや、生徒の皆さんの大半は赤穂浪士を知らなかったそうです。さらにショックを受けたのは、30代前半の若い先生のこの言葉「チュウシングラって何ですか」。わんわん忠臣蔵や長谷川一夫の名セリフ「おのおの方、討ち入りでござる」など名シーンの数々を見聞して大きくなった世代としては寂しい限り、「昭和は遠くなりにけり」です。
 続いて、16日(金)には、普通科2年生が西梅田の大阪四季劇場で『キャッツ』を鑑賞しました。高校生が本格的なミュージカルを観る機会は、そんなに多くありませんが、東高では「ほんまもん」に触れ、豊かな情操を養うことを目的に毎年芸術鑑賞を実施しています。鑑賞終了後、普通科2年生の間で、「肉球ポーズでニャー!」が流行ったかどうかは定かではありませんが、楽しいひとときを過ごしたようです。いずれにせよ、文楽のときもキャッツのときも、校長先生はお留守番でした。ゴホン

アジサイ 1アジサイ 2

「東雲だより」その15(6月12日)

6月7日に近畿地方も梅雨入りしたということですが、ここしばらくの間、しのぎやすい日々が続いています。そんな中、今日は全世界の皆さまにうれしい、さわやかなニュースを一つお伝えします。女子バレーボール部が全国高校総合体育大会(インターハイ)大阪予選の4回戦を勝ち抜き、ベスト16入りを果たし、見事、近畿大会出場のキップを獲得しました。東高の女子バレーボール部が近畿大会に進出するのは、平成25年の兵庫大会以来、4年ぶり2度目の快挙となります。公立高校にあって、その多くのバレー部がめざすところは、1部昇格と近畿大会出場ですが、本校の女子バレーボール部は、春季大会で1部2位となり、今回近畿大会出場を勝ち取って、申し分のない成果だと思います。7時間授業ゆえ、体育館を使っての練習が1時間程度という制約の中、部員の皆さんは顧問の先生にしっかりと付いて行き、よく頑張ったと思います。昨日、藤井寺市の高校で行われた試合には、遠方にも関わらず、早朝より保護者やクラスメート、男子バレーボール部員など、大勢の東応援団が駆けつけ、熱烈な声援を送っていました。さぞや、チームの後押しになったことでしょう。私も勝利の瞬間は感無量、少しウルウルでした。3年生の皆さん、大好きなバレーボールがもうひと月楽しめますね。ほんとうにおめでとう! 今年の近畿大会は、7月17日(祝)から和歌山県で開催されます。校長先生も応援に行くでー。ついでに、和歌山ラーメン食べて帰ろうかなあ…。

インターハイ大阪予選近畿大会出場決定

「東雲だより」その14(6月7日)

このたび本校顧問として、大阪市立大学名誉教授の西村仁様にご就任いただきました。西村先生は長きにわたり、大阪市立大学工学部で教鞭を執られ、教務部長や工学部長など大学の要職を歴任されました。定年ご退職後、平成13年4月より関西外国語大学教授としてご勤務されるなか、平成15年12月から大阪市教育委員会教育委員として、平成18年11月から平成19年12月までは教育委員長として、大阪市の教育の発展・充実にご尽力されました。本校に関わっては、平成21年度より学校評議員や学校協議会会長として、また、SSH(スーパー・サイエンス・ハイスクール)運営指導委員やスーパーバイザーとして大変お世話になってきた先生です。先日の体育大会にもご来校いただき、生徒の躍動する姿をご覧いただいたところです。ご専攻は物性物理学、理学博士(京都大学)でいらっしゃいます。今後は、理数科をはじめ普通科、英語科も併せて、本校の教育活動全般にわたりご指導、ご助言賜りたいと考えております。さっそく、来週16日(木)6・7限目の理数科2年『課題研究』の授業にお越しいただき、各班の研究活動にご助言いただくことになっています。西村先生、どうぞよろしくお願いいたします。

西村先生

「東雲だより」その13(6月2日)

6月1日(木)体育大会が行われました。昨年まで3年連続雨にたたられた教訓から、今年は日程を少し早めたことが功を奏し、良いコンディションのもとでの開催となりました。もちろん、校長室付『てるてるクン』のご利益も大です(紙ティッシュ製ゆえ、2年目に入り随分くたびれてきましたが、もうしばらく頑張ってもらいましょう)。平日開催にも関わらず、保護者の皆様をはじめ、ご来賓、地域の皆さま、そして卒業生など700名以上の方々に足をお運びいただき、熱心に声援を送っていただきました。この場を借りてお礼申しあげます。今年もPTAのご厚意で、暑さ対策としてテント30張をレンタルしていただたき、熱中症予防に大いに役立ったところです。グランドにたくさんのテントを設営しても、まだ250mトラックが余裕で取れるところは、さすが東高、おそらく環状線内最大級の高校グランドです(probably)。競技者も応援者も各団・各クラスが一丸となった、すばらしい体育大会でした。
 参考まで、結果をお知らせしておきます。
ブロック対抗競技 優勝:橙団、準優勝:青団  クラス対抗競技 1位:3年1組、2位:3年3組、3位:3年4組・2年5組  応援合戦の部 最優秀賞:黄団、優秀賞:黒団  PTA特別賞(応援総合の部) 1位:黒団、2位:桃団、3位:黄団

 さて、熱戦から一夜明けて今日は、心なしか、いつもに増して静寂な東高でした。高校生もやはり疲れるのでしょうか。校長先生はというと、ラジオ体操とPTA種目のムカデ競走に出場しただけなのに、今朝から足腰に少し張りを覚えています。明日あたりこりゃ大変かも。それと天気が良すぎて、顔面と両腕が真っ赤でヒリヒリです。同窓会のビンゴで当てた『日焼け止め』、女子大生にあげなきゃよかったぁ…。

体育大会パンフレット優勝旗

「東雲だより」その12(5月26日)

さる5月21日(日)午後、同窓会総会が本校食堂にて開催されました。創立94年の伝統校ゆえ、ご年配の方から今春卒業したばかりの同窓会1年生の皆さんまで、幅広い年代のOB・OG諸氏が参加されていました。総会が滞りなく終了し、プロシンガーの青木美香子さんのミニコンサートで大いに盛りあがった後、恒例のビンゴ大会&抽選会が行われました。1等賞の豪華賞品『ブルーレイディスクレコーダー』は、同窓会1年生が獲得しました。おめでとう! ちなみに、校長先生も『UVカット日焼け止めクリーム』をゲットしましたが、たぶん使わないので、女子大生に譲りました。ここだけの話、ある調査によると、ビンゴ大会は確率的に広島県出身者がよく当たるそうです。その理由は「広島県は備後(ビンゴ)ですから!」、(わかるかなぁ、わかんねぇだろうなぁ〜)
 さて、体育大会を目前に控え、校内は俄然あわただしくなってきました。昨日からB校時(45分授業)となり、放課後は各所で応援合戦の練習や応援グッズの制作が急ピッチで行われています。3年生の皆さん、最後の体育大会です。悔いが残らぬよう、リーダーシップを発揮して団を一つにまとめあげてください。この経験は今後きっと役に立ちます。次に2年生の皆さん、来年は皆さんが団を引っぱって行くのです。3年生の動きをしっかり見て、脳裏にインプットしておきましょう。そして1年生の皆さん、この体育大会をきっかけに、東高生の仲間入りをしたという実感が沸々と湧いてくることでしょう。ひたすら諸先輩について行ってください。週間天気予報によると、6月1日(木)は『曇り』、カンカン照りでない方がむしろ好都合です。東高の体育大会は、申し訳ありませんが、一般開放いたしておりません。事前配付の案内状をご持参いただいた近隣住民の皆さまに限って入場していただけます。全世界の皆様には、後日、この東雲だよりを通じまして、体育大会で東高生が躍動する姿をご紹介いたします。

応援合戦の練習その1応援合戦の練習その2パネル制作

「東雲だより」その11(5月22日)

校長室に一枚の木製看板が飾ってあります。そこには『大阪市立船場高等女学校 併設中學校』と墨で端正な文字が書かれています。実は、昨年11月、もと東高S教諭のご子息が自宅の納屋を片付けている際、偶然この看板を見つけたとのことで、学校までご持参いただいたものです。お父様は13年前にご逝去され、どのような経緯でこの看板が自宅にあるのか、何も語ることはなかったそうです。長さ114cm、幅28cm、厚さ3.2cm、重さ5.4kg、ずっしりとした看板を、わざわざ電車で1時間かけてお届けいただき、たいへん恐縮する中、ありがたく丁重にお預かりした次第です。
 本校の系譜を調べますと、戦後の学制改革により、昭和23年4月1日に『大阪市立東高等学校』と改称した際、同時に『大阪市立船場高等女学校』と合併し、その後、昭和25年3月まで『大阪市立東・船場高等学校』と併称されていた時期がありました。おそらく、船場高等学校がいよいよ東高に統合されるとき、ほんの数年の役目を終えた看板をS教諭が不憫に思い、自宅で長年にわたって大切に保管されていたのではないでしょうか。いずれにしても、この看板は、東高校90余年の歴史を物語る貴重な遺産の一つです。改めて、ご提供いただいたS教諭のご子息に感謝申しあげます。東高は6年後の2023年、創立100周年を迎えます。
 さて、今日の2限で中間考査がすべて終了しました。生徒の皆さんお疲れさまでした。さっそくクラブ活動が再開され、校内に活気と熱気が戻ってきました。3年生は近くの区民センターで大学説明会に参加し、各大学・専門学校の担当者の説明を真剣なまなざしで聴いていました。夢の実現に向かって、ガンバレ3年生!

木製看板本校の系譜

「東雲だより」その10(5月17日)

今日から中間考査が始まりました。生徒の皆さんは、22日(月)まで試練の日々が続きます。学年や選択科目によってテスト数は異なりますが、毎日2〜3科目ずつ4日間にわたってテストを受けることになります。テスト時間は基本、授業と同じ50分ですが、今回は『理数数学』のみ90分テストです。90分もの間試験問題と格闘するのですから、終わったらやれやれでしょう。「理数科はつらいよ」かな。保護者の皆さま、試験中は栄養のあるものを食べさせてあげてください。また、生徒の皆さん、考査が終了するまでスマホは控えましょう。
 一方、授業がない考査中は、教員にとっては一息つける期間でもあります。ほんの少しゆとりを持って、授業研究をしたり、教材づくりをしたりするのですが、それもつかの間、自分の担当するテストが終われば、直ちに採点業務が待ち受けています。「先生もつらいよ」です。1年生の皆さん、高校入学後初めての定期考査、頑張ってくださいね。校長先生も応援してまーす。

「東雲だより」その9(5月12日)

本日5月12日は創立記念日です。本校の前身である『大阪市立東区女学校』の開校式が挙行されたのが1923年5月12日ということで、以後、この日が創立記念日と定められ現在に至っています。大正・昭和・平成と激動の三時代にわたり、花も嵐も踏み越えて、諸先輩方が脈々とバトンをつないできた東高校も、6年後には創立100周年を迎えます。東高校は定例の生徒朝礼がないので、朝のSHRで各担任より、今日が東高校94回目の誕生日であることを生徒の皆さんに伝えてもらいました。残念ながら、紅白まんじゅうはありません。
 さて、そんなおめでたい本日、午後から授業参観が行われました。平日にも関わらず、およそ200名の保護者の皆さまにご来校いただきました。私も校内をひと回りしましたが、普段静かな各教室では、いつもに増して先生の声がよく響いていました。もちろん、居眠りなんかしている生徒は一人もいません(と思います)。一方、体育館やグランドでは生徒の皆さんが若いエネルギーを発散していました。お母さん、お父さんも、うん十年前のご自身の高校時代を回想されたことでしょう。参観終了後、HR教室にてクラス別懇談会が開かれ、各担任が生徒の皆さんの学校での様子などを報告し、活発な情報交換が行われました。何かとご多用の中、ご来校いただいた保護者の皆さま、どうもありがとうございました。6月1日には体育大会が開催されますので、そちらもぜひご観覧ください。

旧校舎(船場)授業参観授業参観

「東雲だより」その8(5月9日)

GW中、各クラブの公式戦や練習試合等が行われました。保護者の皆さまには、休日にも関わらず、朝早くからお弁当を作っていただいたことと思います。この場を借りて感謝申しあげます。でもやっぱり、母ちゃん、父ちゃん弁当が一番美味しいと思います。たまーに「自分で作ってます」という女子生徒がいたりして、感心することがあります。たまーに、ですが…。
 そんな中、校長先生は5月5日のこどもの日、大東市のサーティーホールで開かれた吹奏楽部定期演奏会『東吹 Spring 2017』に行ってまいりました。当日は、もちろん晴れ。暑いくらいの陽気のもと、ホール内はあふれんばかりの熱気に包まれていました。3年から1年までの部員にOB・OGの皆さんも大勢ジョイントし、実に楽しそうに活き活きと演奏していました。演奏会終了後の東日本大震災・熊本地震救援活動もすばらしい試みだと思います。校長先生も些少ですが募金させていただきました。吹奏楽部の皆さん、お疲れさま。「東吹サイコーでーす!」
 さて、今日は一日校内が静まり返っていました。というのも、5月9日は年に一度の校外学習の日です。1学年は貸切バスで明石海峡大橋と須磨海浜水族館へ、2学年は現地集合解散で京都市内散策へ、そして、3学年は貸切バスで富田林市の城山オレンヂ園(飯盒炊さん)へ、それぞれ行ってきました。心配された天気も、校長室のてるてるクン(坊主)効果で何とかパラパラ程度で済んだようです。3年生の皆さんにとっては、おそらく人生最後の校外学習、友だちとの思い出いっぱい作れましたか。皆さん自宅にまっすぐ帰って、今晩ぐっすり寝て、また明日からの7時間授業に備えましょう。おつかれさん!

東吹スプリングコンサート東吹スプリングコンサート東吹スプリングコンサート

「東雲だより」その7(5月2日)

世はゴールデンウィークの真っただ中、昨日今日と通勤電車の混み具合は、多少ましかもしれません。生徒の皆さんも2日休んで、2日授業を受けて、5連休では、体調管理も大変かと思いますが、きっと若いから大丈夫でしょう…。
 改めて、GWを構成する国民の祝日について、少し解説しておきたいと思います。(一応私も社会科教師ですので) まず、4/29『昭和の日』ですが、この日は1988(昭和63)年まで、昭和天皇時代の『天皇誕生日』でしたが、1989(平成元)年から『みどりの日』、そして2007(平成19)年からは『昭和の日』として現在に至ります。次に5/3『憲法記念日』は、文字どおり、日本国憲法の施行を記念して1948(昭和23)年に制定された祝日です。そして、5/4『みどりの日』は、先に触れたように、『昭和の日』の制定時、祝日と祝日の間の平日『国民の休日』であった5/4に上書き的に移動されました。最後に5/5『こどもの日』ですが、国民の祝日に関する法律では「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」ことを趣旨に1948(昭和23)年に制定されました。以上、少しは参考になりましたか。
 いずれにしても、GW中、観光やレジャーに出かけられるのも、日本が平和な国であるからです。ほんとうに平和に感謝です。
 さて、「なるほど!ザ・ヒガシ」第3弾は、美しい花々の紹介です。3万2千平米の広い校内には、多くの種類の樹木が見られます。3〜4月のサクラに替わり、現在はツツジとシラン(紫蘭)が実にきれいな花を咲かせています。そこで、ふと花言葉を調べてみたところ、ツツジは全般では「節度」「慎み」で、色別だと赤は「恋の喜び」、白は「初恋」。シランは「美しい姿」「あなたを忘れない」だそうです。高校生にピッタリの花言葉だと思いませんか。撮った写真の美しさに思わず見とれながら、数十年前の自分の姿を重ねている校長先生であった。

ツツジシラン

「東雲だより」その6(4月28日)

この3月、巣立っていった316名の卒業生の皆さんは、東高でのたくさんの思い出を胸に、新たな歩みをスタートしたところかと思います。中には、家族と離れ、18歳にして人生初の独り暮らしを始めた人もいますが、みんな元気で頑張ってるかーい。東京都、神奈川県、長野県、福井県、徳島県、香川県、高知県、長崎県、大分県など、日本各地に東高生が飛び出して行きました。生まれて初めて炊飯器を使う人もいることでしょう。ひと月経って、少しは上手に炊けるようになりましたか?実は、私もうん十年前、地方の大学に入学し、寮費ひと月500円のオンボロ学生寮で4年間生活した経験を持ち、ご飯はもちろん、カレーやお好み焼きをしばしば作って、仲間に振る舞ったものです(振る舞ったというより、良い匂いを先輩に嗅ぎつけられ、強引に振る舞わされたのが真実です)。初めの頃は、ホームシックにもかかりますが、そのうち徐々に慣れ、新しい友だちが出来てくると、次第に自由を謳歌できるようになります。独り暮らしは、何より親や家族の有難みが実感できますし、自分のパンツを自分で洗うことは良い人生経験です。それと、大阪弁忘れないでね〜。また、ときどき東高ホームページをのぞいてください。
 さて、毎週末、各運動部の春季大会では熱戦が繰り広げられていますが、文化部も負けてはいません。GW中の5月5日(こどもの日)、本校吹奏楽部の定期演奏会『東吹 Spring 2017』が大東市立総合文化センター、サーティーホール(JR住道駅から徒歩5分)にて開催されます。午後2時開演で、入場無料となっていますので、ぜひ、吹奏楽部員の日頃の練習成果をご覧ください。たくさんの皆さんのご来場をお待ちしています。

「東吹スプリングコンサート」のご案内

「東雲だより」その5(4月24日)

今日もポカポカ陽気の良い天気です。春爛漫の季節となり、土日には各地で、いろんな種目の公式戦が開かれています。昨日23日(日)、東大阪市で行われた硬式野球部の春季大会2回戦の応援に行ってきました。試合は東打線が好調で、2本の本塁打(うち1本は満塁!)も飛び出すなど、5回コールド勝ちしました。失策が一つもなかった点も良かったと思います。ほんとうにスポーツっていいですよね。見ていてとても清々しい、高校生らしい活き活きとした躍動感を感じます。
 実は、私も小さい頃は野球小僧で、小学校から帰って玄関にランドセルを置くやいなや、近所の原っぱにみんなが集まって、毎日三角ベースに興じていました。昭和30年代から40年代にかけては、大阪市内でも、あちこちに空き地があって、子どもの遊び場に事欠くことはありませんでした。今思えば、古き良き時代でした。ちなみに、当時私がかぶっていた野球帽のマークは『GにY』。私もまた、「巨人、大鵬、卵焼き」の一人です。
 硬式野球部、次は3回戦。チーム一丸『東魂』で頑張ってください。さて、次の休日は、どのクラブの応援に行くことにしましょうか。

硬式野球春季大会

「東雲だより」その4(4月21日)

典型的A型昭和人間の私は、あまり変化を好みません。朝食は決まってパンですし、お風呂では洗顔後、必ず右耳の下から体を洗い始めます。数えて4代目のマイカーは、すべて同じメーカーの大衆車ですし、増え続ける白髪は、一度も黒染めしたことがありません。一見頑固者ですが、ファミレスで何を注文するかよく迷うので、優柔不断でもあります。校長先生もまた普通のオッチャンなのです。
  さて、「なるほど!ザ・ヒガシ」第2弾は、7限授業についてです。新入生の皆さんが東高の仲間入りをして、はや2週間がたとうとしていますが、おそらく、いま一番ギャップを感じている(慣れない)のは、7限授業ではないでしょうか。小・中学校の9年間は6限まででしたから、慣れるのにはもう少し時間が必要かもしれませんね。
  ちなみに、東高で7限授業が導入されたのは平成14年度からで、学校完全週5日制への対応策として、火・木の7限授業が始まりました。その後、いく度かの変更を経て、今日のスタイル(金曜だけ6限)になったのが7年前からです。7限授業は今でこそよく見られますが、本校では十数年前から取り入れており、先見の明があったということです。東高の進学実績が堅調なのは、この7限授業と、先生方の熱心な指導の賜物であることは間違いありません。

1年7限目の授業

「東雲だより」その3(4月17日)

連日、新歓ライブが賑やかに行われている中庭の一角に、立派な石碑が佇んでいます。そこには「大阪大学工学部 記念碑」と刻まれてあります。東高校は1979(昭和54)年に、旧東区船場から現在の都島区東野田に移転してきた(詳しくは沿革をご参照ください)のですが、大阪のど真ん中、京橋駅近くに、このような広大な土地がよく空いていたものです。
 実は、元々この地には、大阪大学工学部が置かれていたのです。ホームページを拝見しますと、「1922(大正11)年、大阪高等工業学校が北区玉江町から東野田に移転完了」、そして「1970(昭和45)年、現在の吹田市山田丘に移転完了」と記されているので、48年間、東野田にあった阪大工学部が吹田に全面移転した9年後、その跡地に東高校が船場から引っ越してきた、ということになります。ちなみに、隣接するNTT関係の研修施設も同様に阪大跡地でした。本校自慢の広いグランド(300mトラック・100m直走路)も、昔は大学だったと聞けば、「なるほど!ザ・ヒガシ」かもしれません。

石碑グランド

「東雲だより」その2(4月13日)

私と『デコポン』との出会いは10年ほど前、いただきものを食したことがきっかけです。以来、甘みが強くみかんのように袋ごと食べられるデコポンにすっかりハマってしまい、旬のいま、ほぼ毎日のように食べています。デコポンは『清見』と『ポンカン』の交配により作られた品種なのですが、頭の部分が出っ張っているのが特徴のデコポン、見かけはデコポンでもデコポンでないことがあるのを皆さんご存知ですか。実はデコポンの正式な名称は『不知火(しらぬひ)』といい、デコポンという名前は、平成5年に熊本県果実農業協同組合連合会が商標登録したものです。現在、全国のJAから出荷される不知火はデコポンというブランド名を使用してよいことになっているそうですが、デコポンの名前を使うには、糖度13度以上、クエン酸1%以下などの条件をクリアしなければならないとされ、JAから出荷されても基準を満たさない場合は品種名の不知火として流通するそうです。そうか、そうだったのか。我が額を手のひらでひとたたき、おでこをぽんと「デコポーン!」バンザーイ
 さて、新入生にとって東高生活4日目、お昼休み、1年生の各クラスの様子を見に行くと、ほとんどのクラスが自分の席で前を向いてお弁当を食べていました。しかし、1クラスだけ、数グループの輪になって和やかに食べていたところがありました。それはE組、学年で1クラスしかない英語科の皆さんでした。英語科では、圧倒的多数を女子が占めており、今年の1年E組は男子11人に対し女子29人、心なしか、男子諸君は教室の隅に固まっていました。E組は伝統的に華やかなクラスです。一方、中庭では、1年女子数名がお弁当を広げていました。同じ中学校同士なのでしょうか。その光景を見た2年生男子数名も食堂へは行かず、ベンチを引っ張り出して、その横で仲良くお弁当を食べていました。これから日増しに温かくなっていきます。生徒の皆さん、たまには教室を出て、青空のもとでお弁当を食べましょう。
 食堂にも寄ってみました。長蛇の列ができていました。しかし、生徒の皆さんは事前に予約注文しているので、わりとスムーズに流れていきます。新入生の皆さんも、ぜひ一度『学食たかはし』で食してみてください。一番人気は『王者カラツナ丼』380円、ボリュームたっぷり。他にも『カツカレー』350円、『きつねうどん』230円など、安いっし、みんな、めっちゃうまいでぇ!

デコポン中庭食堂

「東雲だより」その1(4月12日)

校長の安居です。20世紀梨とデコポンをこよなく愛する、酉年生まれの典型的A型昭和人間です。東高校2年目を迎えました。
 皆さんもうお気づきのように、ホームページがリニューアルされました。よりspeedyに、よりactiveに、全世界の皆さまに、東高校のさまざまな情報を発信してまいりますので、どうぞよろしくお願いします。
 昨年度は「東雲通信」を第15号までお届けすることができましたが、今年度は少しコンパクトにして、週に1〜2回「東雲だより」としてアップしたいと思っています。そもそも「東雲(しののめ)」とは、日本の古語で闇から光へと移行する夜明け前に茜色にそまる空を意味します。本校校歌の一番冒頭で「東雲の空そめて…」と唄われる、東高生には馴染みのことばです。
 さる4月10日、入学式を挙行いたしました。3月が例年以上に寒かったおかげで、サクラが満開状態のまま、新入生を優しく待っていてくれました。私も教師生活37年、数多く入学式を経験してきましたが、これほどたくさんのサクラの花びらに囲まれての入学式は初めてかもしれません。心配された雨もやはり降らず、校長の私は晴れ男の面目躍如、平成29年度もよい1年になりそうです!

正門の桜京橋門の桜