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セラミック科は昔は窯業科(ようぎよう)と呼んでいました。セラミックは窯(かま)を使って焼いて作るからです。窯業科は学校創立より続く伝統のある学科です。技術革新に対応するため昭和63年度にセラミック科と改称しました。

セラミックを新旧二つに分類することがあります。伝統的な産業である陶磁器・ガラス・耐火レンガ・セメントなどはオールドセラミックスと呼んでいます。新しい半導体・センサー・磁性体・人工骨・光通信・液晶パネルなどはニューセラミックスと呼んでいます。いずれも、無機質の原材料を混ぜ合わせ、高温で化学反応させて作ります。近年の科学技術の進歩は、工業技術製品にも、高度な性能を求めるようになりました。その目的に合うように、精密で、特別な性能を持った、不純物が少ない新しいセラミックスが発展したのです。

セラミック科では、伝統的な陶芸やガラス工芸に関係する実習や授業があります。セラミックナイフやセラミックセンサー温度計も作ります。そして原料を砕き、計り、成型し、焼いて、検査する、セラミック工業の基礎を学びます。その過程で、科学的な考え方、図面を読む力、コンピュータの操作、結果をまとめる力、説明する力、対話して考えを深める力を身につけます。

セラミック科では、これらもの作りの過程での試行錯誤を通じ、人間形成を図ることを教育理念としています。

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