中学生のみなさんへ
本校は、商業科、福祉ボランティア科を併せ持つ職業高校として、「就職に強い淀商」をキャッチフレーズに、キャリア教育並びにマナー指導に重点を置いた教育活動を展開している高等学校です。
商業や福祉といった実際の社会に役立つ学問(実学)を重んじる精神に支えられ、それぞれの時代や社会のニーズに対応できるように、充実した教育を実践しています。
また、平成30年度には新しい体育館や素敵な学生レストランが完成しました。
商業科は5クラスあります。
商業科の授業は、世の中の経済活動について学びますが、興味を持つと、とっても面白くて、「へ〜そうなんや」と思えるような授業や実践をおこなっています。
「なんで、この商品が売れるんやろ?」、「なんで、こんな便利なもの売れへんねんやろ?」と疑問をもって世の中をみていると、実はさまざまな仕掛けがあって、売れる商品が生み出されます。
たとえば、ある洗剤は発売当初の名前を、販売士の提案で社長の名前にかえたところ、大ヒットになったそうです。洗剤に人の名前って驚きですよね。
商業科で学ぶと「販売士」という職業や「公認会計士」などの職業につくことができます。
実際のビジネスで役に立つ資格や技術を学べ、就職はもちろん、商業特別推薦という方法で、受験勉強せずに大学進学も可能となります。
本校の商業科では、1年次にビジネスパーソンとして必要なビジネス基礎(電卓、経済知識)簿記、情報処理(コンピュータの基本操作とワード・エクセルの習得)、簿記を学びます。2年次からは4つのコースに分かれ、興味や関心のある分野の学びを深めていきます。
福祉ボランティア科は、各学年1クラスです。
1995年の阪神・淡路大震災のあと行った募金活動をきっかけに、学びの実践として地道なボランティア活動を続ける中、「福祉について学びたい」という生徒の声に応え、「福祉ボランティア科」は始まりました。
単純に介護の知識や技術を学ぶだけでなく、福祉マインドをもった高齢化社会を支えるスペシャリストをめざして、実習を中心とした学習を行っています。「人とのつながり」の大切さや、困難を抱えている方をどう支援すれば、誰もが生きやすい社会をつくれるのかを学ぶことができます。
平成27年度から3年間、文部科学省によるスーパープロフェッショナルハイスクール(SPH)に福祉部門で認定を受け、教育開発・研究を進めてきました。その成果を平成30年度以降も活かしていきます。
多くの実践体験活動を通して得る実学としての実感と学習意欲の向上を目指して、淀商業高校では、ワクワクする授業を行っています。
中学生のみなさん、淀商業高校で学んでみませんか。