大阪市立城陽中学校

2024/04/26 17:00 更新

校長経営戦略予算について

城陽中学校では、平成27年度の大阪市学校活性化推進事業「校長経営戦略予算」の加配申請が認められました。この予算を活用し、学力の向上、防災教育を推進します。学力向上については、生徒が主体的に学習参加できる授業を通して、自分の考えを述べ、相手の考えを取り入れ、更に発展させていく力を育んでいきたいと考えています。また、防災教育については、地域との密接した連携並びに共同活動により、防災教育を実施し、生徒に大阪市の発展に貢献する心を育成するとともに、地域に根差した学校をつくっていきます。

申請内容
1、【視点 学力の向上】
 生徒どうしで話し合ったり、考えを伝えあい自分の考えを発展させたりする授業を推進する。 大阪市では、本年度より学力向上を目指し、「大阪市スタンダード授業モデル」の策定などを研究する、カリキュラム推進室が大阪市教育センター内に開設されました。本校は、そのカリキュラム作成の実践研究として選定されています。本校の学力についての課題は、生徒アンケートからも読み取れますが、「自分の考えを伝えることや、自分の考えをまとめたりすること。」が不得意な生徒が多いことです。そこで今年度、ICTの活用により、「アクティブ・ラーニング」の充実を校長の学校経営として、教職員に周知しました。習熟度別教室を生徒の主体的な学習参加できるように整備し、授業を通して生徒に、「自分の考えを述べ、相手の考えを取り入れ、更に発展させていく討論能力を育んでいきたいと考えています。

2、【区分 防災教育の推進】
 土曜授業等で地域の防災教育に参加し、災害時や日常の防災活動に地域貢献できる存在としての自覚を育む。 「防災から減災へ」 公立中学校であるので、地域と密接した連携・関係が必要です。地域、学校が一体となり防災訓練を行います。昨年度、地域とともに連携して防災教育を実施しました。防災教育では、避難の技術を学ぶとともに、地域の方より防災について講演をしていただきました。災害時には、中学生の役割が重要です。地域、中学生が参加した防災訓練を実施します。その中で、今年度より防災教育とともに減災教育についても学んでいきます。

10月24日(土)、城東消防署、城東区役所、鴫野地域活動協議会、城陽中学校2年生が合同で、地域防災訓練を、本校グランド・多目的室で実施しました。
1、目的
(1)防災に対する意識を高める。
(2)災害時に自分の命を守るとともに、助け合う思いやりの気持ちを学ぶ。
(3)防災の知識を学び、速やかな行動で被害を最小限に食い止める。

2、訓練内容
多目的室でのDIG(災害図上訓練)・煙テント体験・担架作り・車椅子操作体験の4種類  生徒のみなさんは、地域の方と一緒になって訓練を行っていました。訓練終了後、消防署の方が、消防署も災害時にはすぐに救助に向かいますが、すべての災害場所にすぐに駆けつけることはできません。そのような時は、地域や周りの人の助け合いが必要になってきます。中学生のみなさんの力も必要になることがあるので、防災について関心を持ってくださいと講評を頂き、防災訓練を終了しました。
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