美術部

研究主題  「美術科の本質に迫る学習をめざして〜感性や造形感覚を高めるために〜」

今年度、新学習指導要領は、本格実施となりました。 美術科の目標としては、生活や社会の中の美術、美術文化などと豊かに関わる資質・能力をより一層重視しています。
また、目標を学習する子どもの視点に立ち、育成すべき能力が、「三つの柱」として整理されています。
(1)対象や事象を捉える造形的な視点について理解するための知識と、表現方法を創意工夫し創造的に表す創造的な技能、
(2)思考力・判断力・表現力等について表現において主題を生み出し豊かに発想し構想を練ること、鑑賞において美術や美術文化に対する見方や感じ方を深めること、
(3)学びに向かう力・人間性について、美術を愛好する心情を育むこと、感性を豊かにすること、心豊かな生活を創造する態度を養うこと、豊かな情操を培うことなどとなります。これらの目標は相互に関連させながら育成されます。その実現のため、アクティブ・ラーニングやカリキュラム・マネジメントなども提案されています。 本研究会美術部においては、今年度『美術科の本質に迫る学習をめざして〜感性や造形感覚を高めるために〜』を研究主題に活動を進めます。 子どもたちが活躍する20年後、30年後の未来を見据えた教育が必要となります。
そこで、本年度も子どもたちが意欲を高め、進んで美術の学習に取り組むために「美術を通して育てる力」「魅力ある教材(表現)」「魅力ある教材(鑑賞)」「評価の形」の4つのプロジェクトにおいて、「アクションプラン」として活動に取り組んでいきます。 各種展覧会(総合文化祭・美術展・美術部展 他)の運営においてもさらに充実した取組を進めます。
すでに各学校では、教科・領域を越えた様々な取組を進めていただいているところですが、それぞれの研究における積極的な取組から横のつながりが生まれてきます。
その中で、美術科が果たす役割をあらためて確認していただきたいと思います。

主な活動

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資料

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