大阪市立西中学校

2月19日(月)全校朝礼

おはようございます。
先週の後半から、春のような陽気が続いています。今朝最低気温は、10度を超しており、4月のような陽気です。
今日は天気が崩れるようで、上空は厚い雲に覆われていますが、今朝の6時過ぎには東の空には雲はなく、鮮やかな朝焼けを見ることができました。
朝焼けや夕焼けは、太陽の光の中で、赤色の成分だけが残されているために見えるものです。朝や夕方は太陽光線が、地球の表面に届くまでに、長い間空気の層の中を通ります。そのため赤い色以外の光が吸収されて、赤く見えるようになります。そしてその赤い光が空気中の水蒸気にぶつかって拡散されると、空全体が赤くなる朝焼けや夕焼けになります。
春と秋には、「朝焼けが見られる日は雨が降り、夕焼けがみられると翌日は晴れる」と言われています。昔からの経験に基づいたものですが、科学的にも根拠があります。春や秋は、お天気が3日から4日毎に交互に晴れと雨を繰り返します。これは、高気圧と低気圧が、3日から4日ごとに西から東に日本列島の上を通過していくからです。これを移動性高気圧、移動性低気圧といいます。今朝はまだ東の空には雲がなく、水蒸気がたくさんあったので、きれいな朝焼けを見ることができました。今日はこれから雨が降ると思いますが、3日か4日後には、こんどは、移動性高気圧が西からやってくるタイミングで、きれいな夕焼けを見ることができると思います。季節の移り変わりの中で、いろいろな変化を感じ、そこから興味を持つことで、勉強も楽しくなるのではないかと思います。
3年生は、最後の追い込みという人もいれば、すでに結果が出て安心という人もいると思いますが、全員がしっかりと学習に取り組んで、クラスや学年の前向きな雰囲気を維持できるように取り組んでいかれることを期待します。



【校長室だより】 2024-02-20 12:19 up! *

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