大阪市立西中学校

3月18日(月)全校集会

おはようございます。
今週の水曜日は春分の日です。春分の日は、今年は3月20日ですが21日になる年もあります。春分の日は、太陽が地平線の真東から出て真西に沈む日です。昼と夜の長さが同じとも言いますが、正確にはそうでもありません。実際に今年の春分の日は、日の出は6時2分、日の入りは6時10分です。なぜそうなるのかというと、日の出は太陽の上端が地平線から出る時刻、日の入りは太陽が完全に沈んで見えなくなる時刻であり、太陽の中心が地平線を通過する時刻ではないので、太陽の大きさの分だけ昼の方が長くなります。
春分の日は、春の「彼岸」でもあります。祖先を敬う日としてお墓参に行く人も多いでしょう。そして彼岸には春は「ぼた餅」秋は「おはぎ」を食べます。どちらも、もち米の周りにあんこで包んでいますが、ぼた餅はこしあん、おはぎは粒あんです。あんこの原料となる小豆(あずき)が秋に収穫されるので、冬を越して皮が硬くなった小豆は、春のぼた餅にはこしあんにするという事だそうです。ちなみに、ぼた餅は春に咲く「牡丹(ぼたん)」にちなんで牡丹餅(ぼたもち)、秋の彼岸には秋に咲く「萩(はぎ)の花」にちなんで「おはぎ」と言うようになったそうです。
 春分の日を迎えて、本当ならもっと暖かくなっても良いのですが、今週は寒さが厳しいようです。健康管理に留意して、最後の1週間の学校生活をしっかりと送れるようにしていきましょう。



【校長室だより】 2024-03-21 09:17 up!

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