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「ほめる」

 「ほめる」というのは植物に太陽の光が当たるようなものです。日光がたっぷり当たった植物はしっかり成長していきます。
 これは子ども達にも同じことが言えます。ですから、子ども達はどんどんほめてあげてください。
 「とてもていねいに字を書いているね。」「とても元気よくあいさつできたね。」「いいお返事ができたね。」「上手になわとびができるようになったね。」・・・。
 子ども達の良いところ・頑張っているところをたくさん見つけてほめてあげてほしいのです。特にしっかりほめてほしいのは、子ども達が何か目標を立てて、それに向かって努力している姿を見つけたときです。手に豆をいっぱい作って逆上がりの練習をしている時、漢字のテストに向けて自主学習をしている時など、結果が出なくても「よく頑張っているね。」「よく頑張ったね。」とほめてあげてください。そうすることで、子ども達は何かに挑戦して努力すること・目標を立てて頑張ることが素晴らしいことなんだと思うようになります。このような価値観を身につけた子どもは思うような結果が出なくても「次も頑張ろう。」と思うようになります。たとえ失敗したり、負けたりしてもそこから逃げようとしないで、頑張り続けることができるようになります。これが大切な「生きる力」の一つではないでしょうか。
 ほめてばかりではいられない。そんな声も聞こえてきそうです。もちろん叱らなければならないこともありますし、それを見過ごすわけにはいきません。でも、「一つ叱って、十ほめる。」それくらいのさじ加減でいって頂ければと思うのです。
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