心豊かでたくましく、自ら考え行動する子どもを育ててまいります

校長メモ 3月16日(火) 卒業式予行

 卒業式まで、あと3日となりました。今日は、本番通りの時程で予行を行いました。
 思い返せば、昨年度は2月29日より一斉臨時休校になり、卒業式の練習がほとんどできないまま、ぶっつけ本番の卒業式でした。在校生の参加も認められなかったので、例年行っている呼びかけや歌も6年生だけの短いものになりました。
 本年度は、換気や間隔等の感染防止に配慮しながら、時間短縮は呼びかけと歌以外の部分で行い、主役である子どもたちの晴れ舞台をきちんとつくることができました。在校生代表の5年生、卒業生の6年生、共に初めての卒業式ですが、記憶に残る素晴らしい卒業式になると確信しています。
 下の写真は、5年生が作成した卒業お祝いのメッセージです。

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校長メモ 3月3日(水) 子どもの夢は地球の宝

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 あっという間に3月になりました。6年生の卒業式まで残すところ2週間とちょっとです。第3波はようやく落ち着き、大阪府でも緊急事態宣言が解除され、イエローステージへと移行しました。昨年度同様、卒業式の参加人数、時間、内容等に制限がありますが、できる限りの工夫をしていきたいと考えています。
 新型コロナウイルスと共に過ぎた1年でした。まだ、次年度も楽観できる状況ではなく、今後、すべてがこのコロナ以前にもどることはないのかもしれません。このような状況の中で、子どもたちは様々なことを我慢しながらも元気に学校生活を送ってくれています。そんな子どもたちの姿に励まされることがしばしばです。コロナだけでなく、様々なリスクを増大させている地球環境の危機に、今、向き合わなければ、「マスクを外しておもいっきりあそびたい」「みんなで歌を歌いたい」などの子どもたちの当たり前の願いさえ、叶えることができなくなってしまうにちがいありません。
 子どもたちの希望や夢は、未来の希望や夢であり、地球にとっての宝物です。失うわけにはいきません。  
                      校長 久保 敬

校長メモ 2月22日(火) オンライン土曜授業 ありがとうございました

 全国の小中学生に対する一人1台パソコンあるいはタブレット端末の配備が、計画を前倒しして急ピッチで進められています。本校でも1月中旬過ぎに端末が納入されました。手探りでしたが準備を進め、20日土曜日に試験的な土曜授業をさせていただきました。保護者の皆様には大変ご協力を頂き、感謝申しあげます。機器の不調、通信容量の問題等、課題がいろいろとありました。今後、改善を図ることができるよう、教育委員会と相談してまいりたいと思います。
 文部科学省のGIGAスクール構想では、デジタル教科書も含め更なるICT化が進められていくようですが、子どもの健康上の問題も懸念されており、どのように進んでいくかは未知数です。

 話しは変わりますが、6年生が登校する日数は、卒業式も含め20日を切りました。楽しみにしていた卒業遠足も延期になったままで、この先どうなるかわかりません。いろいろな行事が中止になったり、規模を縮小しての実施だったり、小学校生活最後の年に全力を出しきれなかったと感じている子どもも少なくないと思います。
 先日の放課後、珍しく、6年生の男子が「富士山作ったんで見てください!」と校長室にやって来てました。それが、下の写真です。「卒業アルバムに載せたかったなあ」と残念そうに言うので、ホームページに載せることになりました。みんなとっても満足そうな顔をしています。あとわずかな小学校生活を応援していきたいと思いいます。
                   校 長  久保 敬

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校長メモ 2月9日(火) ご支援に感謝いたします

 新型コロナウイルスという未知のウイルスが巻き起こした世界の混乱が収まるにはまだまだ時間がかかりそうです。病気そのものの恐ろしさは言うまでもありませんが、クラスターが発生した病院、学校、施設等への激しいバッシングは、感染した人への偏見や差別を助長し、人々を分断していきます。
 8月に島根県の高校のサッカー部の寮で大きなクラスターが発生しました。「学校をつぶしてくれ!」などの抗議や誹謗中傷の電話が学校に殺到し、SNSには噂やデマの書き込みがあふれたそうです。しかし、元サッカー日本代表の本田圭佑さんの応援メッセージをはじめ全国から支援や励ましも寄せられ、勇気づけられたと校長先生は言われます。クラスター発生当時の生徒、教職員、保護者の皆さんの気持ちを考えると胸が苦しくなる思いでいっぱいです。
 昨年初め、学校の臨時休校が続いたころ、この木川南小学校では、地域の方から手作りマスクを頂いたり、遊び場の少ない子どもたちのことを心配頂いたり、地域の方々に学校が見守られていることを強く感じました。
 先日も、学校の正門のところに、「少しですけど、学校で使ってください。」とメモの張られた紙袋が置かれていました。中にはサージカルマスクが入っており、本当にありがたく思いました。どなたかわかりませんが、心よりお礼申しあげます。
 どんなに感染予防をしていても、いつ、だれが、かかるかわかりません。木川南小学校でクラスターが発生しないとは断言できません。ですが、この地域なら、島根の高校のようなことにはならないと感じています。自分事として考え、学校と共に居てくださる地域だと思えるからです。子どもたちが安心してのびのびと成長できるよう、今後ともお力添えをよろしくお願いいたします。        校長 久保 敬

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校長メモ 1月29日(金) 聴覚障がいと聴導犬を学ぶ

 昨年度に続き、西中島にあるNPO法人「MAMIE」代表の安藤美紀さんと聴導犬のアーミ、安藤さんの息子さんで手話シンガーの一成さんに来ていただき、「耳が聞こえないってどんなことなのか」や聴導犬の役割について3年生が学習しました。
 安藤さんは生まれつき全く耳が聞こえず、手話と相手の口元の動きから言葉を読みとり会話する「口話」を使ってコミュニケーションをとっておられます。当日も、ご自身が描かれたイラストを使いながら、聴覚障がいのある人がどのようなことに困っていて、どのような手助けが必要かなど、子どもたちに「口話」で直接話してくださいました。
 そして、聴導犬のアーミが、目覚ましのアラームや家のインターホンが鳴った時に、どのように安藤さんに知らせるかを、実際にデモンストレーションをして見せてくれました。 最後に、手話シンガーの一成さんから、聴導犬、盲導犬、介助犬を合わせて補助犬と言うこととその手話を教えてもらい、「補助犬って知ってる?」という歌を手話で一緒に歌いました。
 障がいがあろうがなかろうが、すべての人が共に生きることのできるインクルーシヴな世の中になるよう、まずは出会い、知っていくことが大切だと思います。
                     校長 久保 敬

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