始業式校長挨拶
始業式 挨拶(要旨)
皆さん、はじめまして、山岡校長先生の後任の松田正也といいます。私は、山梨県の甲府市というところで生まれ、18歳の時に大阪に来ました。大学を卒業して高校の教員となり、この3月までは府立高校に勤めていました。 30数年の高校教員としての経験をもとにして、皆さんが自分の将来や進路を決めていくために参考になるような話ができればよいなと思っています。また、皆さんから高校や進路に関しての質問にも答えていきたいと思っています。 今日は、私が今までたくさんの高校生を見てきて感じたこと、気がついたことの中から一つだけお話をします。 高校生の中には、日ごろはすごい成績をとっているわけではないけど難関大学に合格する人や、クラブ活動でもすごく上手なわけではないのに不思議と試合で勝てる人、目立たないのに就職して会社で活躍できる人など、成功する人には共通する特徴が二つありました。一つは、規則正しい生活を送っているということです。毎日の寝る時間、起きる時間も決まっていて、朝食もしっかり食べて、毎日決まった時間に登校します。そしてもう一つの特徴は、いつもニコニコ穏やかです。いろいろなことが起こっても心が安定していて、少しのことでは動揺しません。こういう人は、大切な場面で実力を出し切ることができるのです。 逆に、模擬試験では時々すごい成績を出せるのに本番で結果を出せない人、練習の時にはすごいプレーをして高い技術も持っているのになぜか試合で勝てない人、本当は力があるのに社会で認められない人は、先ほど説明した二つの特徴を持ってない人に多いのです。 私は、西中学校の皆さんには、記録正しい生活を送り、心穏やかな中学校生活を送ってほしいと思っています。そして、大切な場面で自分の持っている力を出し切れるような人になってほしいです。そのために、これから私は皆さんにはいろいろなことを教えたり、サポートしていきたいと思っています。 私にとって中学校は初めてなので、西中学校のことをいろいろ学びながら、先生方と協力して取り組んでいきたいと思っています。これから1年間、一緒に頑張っていきましょう。 |
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