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5月30日(月)全校朝礼

先週のTEAMSでの全校朝礼の時に、生徒会が今期の目標の言葉として「雲外蒼天」という言葉を決めて紹介してくれました。「雲の下は暗いが雲の上には青い天がある」という言葉ですが、意味は「努力をして苦しみを乗り越えれば、その先には素晴らしい世界が待っている」という意味です。
四字熟語の中には、故事成語に由来があるものもありますが、この言葉も、中国の故事成語に由来がるように見えますが、どうやらそうではないようです。
また、最近では将棋の藤井聡汰さんが、扇子にもこの文字を入れています。藤井聡太さんは、この言葉を選んだ時に、「強くなることで、盤全体を見渡して、新しい景色を見てより強い一手を見出したかった」という自分流の解釈を込めたそうです。
 今日は、皆さんに生徒会が選んでくれた「雲外蒼天」について、言葉の直接の意味以外の話題も紹介しました。言葉にはこのように背景もありますし、いろいろなつながりもあります。
勉強は「覚えること」だけではありません。少し回り道かもしれませんが、物事の関連性や背景なども探っていくことで、興味を持てるようになるかもしれません。
 今週末は、いよいよ今年最初の中間テストです。自分が興味が持てるような勉強の内容や方法を考えて、取り組んでください。

5月16日(月)全校朝礼(放送)

おはようございます。
先週は3年生は2泊3日で広島と四国に修学旅行に行きました。バスでの移動中には雨も降りましたが、プログラムが始まると雨もやみ、とても良い修学旅行になりました。修学旅行でよかったのは、お天気だけではありません。3年生一人一人の自覚ある行動で、きっちりとした団体行動ができ、マナーや礼儀、挨拶も素晴らしかったです。3年生の皆さんには、修学旅行中にもお伝えしましたが、今年は、ホテルに宿泊しているお客さんから、西中生にお褒めの言葉をいただきました。
お客さんが、ホテルから出発するときに、ホテルのアンケートの「修学旅行できていた生徒さんたちのマナーがよく、挨拶もしてくれました。とてもうれしくて、元気をもらいました」という内容だったそうです。そのアンケートを読んだホテルの方が、このことを伝えてくれたのです。
この春に卒業した75期生も、昨年度の修学旅行では、宿泊したホテルの人に「今年の修学旅行で、マナーや黙食が一番素晴らしいかったです」と言われましたが、今年はそれ以上でした。ホテルの人や添乗員さんだけでなく、お客さんからも褒められたからです。
ふつうは、修学旅行生がホテルに宿泊する場合、ほかのお客さんからはあまりよくは思われない事が多いそうです。なぜなら、おふろや食堂が修学旅行生のために、使えない時間があったり、集団で行動する修学旅行生の声がうるさかったりするからです。そこで、ホテルに修学旅行生が宿泊するときには、ホテルはほかのお客さんから予約があった時には、必ずそのことをお伝えするのだそうです。そして、中には修学旅行生と同じだと聞いて予約をしないお客さんもいるのだそうです。
ところが、今回は、ホテルに泊まったお客さんから西中生のマナーの良さや、挨拶をしてくれたことに対して「元気をもらいました」と言われたのです。ホテルの方も、こんなことは初めてのことで、大変うれしく思ったそうです。
このように、2年連続で修学旅行中の西中生のマナーの良さや礼儀正しさを外の人から褒めてもらいました。本当に素晴らしいことだと思います。皆さんの人間としての成長を感じることができて、私たちもとてもうれしく思いますし、3年生の皆さんは自信を持ってもらってよいと思います。これからの学校行事や進路の取り組みでも、修学旅行の経験を生かして、たくさんの成果を上げていってください。
最後に、2年生、1年生の皆さんも、同じ西中生として、このことを西中学校の良き伝統として引き継いでいってください。1年生の皆さんには、自覚ある行動で今週の一泊移住を成功させてくれることを期待しています。

5月9日(月)全校朝礼

今日は大阪市の「いじめについて考える日」です。大阪市のすべての小中学校でいじめについて考えていく取り組みを行います。
このきっかけとなったのは、10年ほど前に滋賀県大津市で、いじめにより中学生がなくなってしまうということがあったからです。そして、国は「いじめ防止対策推進法」という法律を作りました。
 法律の中には、○○取締法や○○禁止法といった、罰則を伴うような厳しい法律もありますが、いじめについては禁止法や取締法はなじみません。禁止するとか、取り締まることでいじめはなくせるものではないからです。そこで、いじめについては防止に向けての対策を推進しようという法律になっているのです。
いじめは、意図せずに無意識のうちに起こることもあります。何気ない気持ちで行ったことが相手を傷つけてしまうこともありますし、時には「相手のために」と思って行ったことが結果的にいじめになってしまうこともあります。また、だれもが加害者にも被害者にもなり、場面によってはその立場が逆転することもあります。
「こうすればいじめをなくせる」という絶対的な方法や手段はありません。「いじめをなくすことが大事」だと意識して、自分たちの行動をいつも振り返り、考えていくことが、いじめの防止につながる唯一の方法だと思います。今日の取り組みをきっかけにして、皆さんがいじめについて意識をして、考えを深めることで、お互いに毎日を安心して楽に生活できるようになってほしいと思います。

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学校行事
4/4 入学式準備13:30〜
4/5 第79回入学式  1年学級写真