修了式 校長講話校長講話 皆さん、おはようございます。新型コロナウイルス感染症の広がりのため、学年を分けての「修了式」となりました。学校休業のため、三学期は1年生が36日、2年生が33日でした。途中、インフルエンザの学年休業もあって、本当に短かったですね。しかし、皆さんがこれまで体調管理を継続してくれた結果、新型コロナウイルス感染症にかかることなく、元気でここまで過ごすことができたのは喜びです。 さて、三月から休みが続きましたが、正式な春休みがこれから始まります。この二週間の休みをどう過ごすか、これが大切になります。学校はこの間、教職員の入れ替わりや、入学式もあり大変忙しくなります。そして君たちは、次の学年に進級します。 ここでしっかり考えてほしいのは、春休みは、次の学年の準備のためにあるということです。学習はもちろんのこと、ようやく再開される可能性のある部活動に燃えること。また、家庭での役割をこなすこと。いろいろとあります。そして、休みだからといって、絶対に軽はずみな行動をしないことが大事です。引き続き、体調管理とともに、人込みなどを避けることは守ってください。また、SNSのトラブルや悪い大人の誘惑など、生活を乱すことなく、しっかりルールを守ってください。さらに、これまでの反省を踏まえて、進級への意気込みを見せてほしいと思います。 新しい令和2年度。2年生は3年になれば、進路獲得に向けて、早くも一年間のカウントダウンが始まります。夢や目標へ計画を立てて、しっかりと勉強に取り組まなければなりません。全国学力テストは中止になりましたが、実力テストなど数多くの試験がやってきます。家族をはじめ、まわりのサポートを力に、全力でお願いします。 1年生は2年生となり、先輩と後輩にはさまれる「大事な一年」となります。これからの大領を作っていく重要な学年として、これまでの一年の成果を生かして前進してください。 それから、春は別れと出会いの季節です。卒業生とはすでにお別れしました。卒業式には出席できず、本当に残念だったと思います。また、一部の先生とも、ご退職やご転勤などのお別れがあります。 しかし、4月になれば、ピカピカの新1年生との出会いが待っています。そして、新しい先生方との出会いもあります。別れはとても寂しいものですが、つぎの出会いの喜びを大切に、乗り切ってもらいたいと思います。 クラス替えによって、新しい仲間との出会い、先生との絆。この人との「一期一会」が自分の心を変えて行きます。 「心が変われば、行動が変わる。行動が変われば、習慣が変わる。習慣が変われば、運命が変わる。運命が変われば、人生が変わる。」 今年度をしっかり振り返り、新しい年度、ぜひとも自分とまわりの仲間の幸せと、学校のさらなる発展をつかみ取りましよう。 |
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