本日の全校集会のお話
今日は新しい先生の紹介がありました。お名前は小川彩季(オガワサキ)先生です。小川先生は学校の事務作業のお手伝いをしてくださいます。是非、名前を早く覚えて下さいね^^
では、今日の校長先生のお話です。 今週は以前延期になった「2年生の職場体験」があります。受け入れ先の職場では、その瞬間瞬間が大切な時間です。そんな中に、君たちは飛び込んでいくのです。そんな時、ちょっとした恥ずかしさのために、挨拶が出来なかったり、適切な対応が出来なかったりすると、職場の人達にとても迷惑をかけていしまいます。せっかくの体験学習ですから、失敗を恐れずに、元気いっぱいに挑戦していきましょう。 さて、今日のお話です。 今日のお話は「木登り名人」のお話です。昔、誰からも「随一の木登り名人」と言われていた一人の男がいました。その名人は、高い木にもスルスルと登っていき、枝から枝へと飛び移り、手早く枝を払っていくことが出来ました。 ある日、その名人の弟子が枝を打つことになりました。弟子はたくさんの人が見守る中で高い木にスルスルと登っていきました。危なっかしい様子で師匠と同じように木から木へと移りながら枝を払っていきました。 その様子を下で見ていた人たちは、名人がいつ注意するのかとずっとハラハラしながら見ていました。 やがて、弟子は枝を払い終わって降りてきました。弟子がもう少しで地面に降りてきそうだというところで名人が「気をつけなさいよ」と注意をしました。 周囲の人達は「なぜもう少しで地面に足がつくというところで声をかけるのか」と聞いたら名人は「上にいる時は弟子が自分で十分に注意する。もう少しで地面だと思った時こそ心に隙が出来て失敗してしまうものなのだ。」とこたえました。 この事を君たちの中にもしっかりと心に留めてほしいと思います。3年生は最後の受験に向けて準備をしている人もいますし、卒業式まであと2週間です。最後の最後に気を抜くことの無いように、気を引き締めていって欲しいと思います。 皆さん、最後まで気を抜かずに頑張ってください。 |
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