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いじめについて考える日

今日は、「いじめについて考える日」です。
平成29年度より「いじめについて考える日」を設定し、大阪市立のすべての小学校・中学校・義務教育学校・学びの多様化学校の各校でいじめを許さない学校づくりに取り組んでいます。

本日の全校集会では、放送で校長先生よりお話がありました。

『今日は、行事予定にあるように「いじめについて考える日」です。
「いじめる」とはどんなことをいいますか。
本人が嫌がることをいう、嫌がることを無理やりさせる、ばかにする、無視する、お金や物を持ってこさせる、たたく、蹴る、脅す、最近ではSNSでのいじめもたくさん起きています。

まず一つ目に考えてほしいことは、「いじめ」は相手の心を攻撃します。いじめられた人の心はどうなってしまいますか。しっかりと自分のことに置き換えて考えてみてください。
そうすれば、この世の中に「いじめられてもいい人」や「いじめられても仕方がない人」は、誰一人としていないことがわかると思います。

次に、みなさんもこれまでに何回も「いじめはあかん」と聞かされてきていると思います。あらためて「いじめ」の構造について考えてみてください。
「いじめる人」と「いじめられる人」だけでいじめが成り立っているわけではありません。そこには「いじめをけしかける人」「見て見ぬふりをする人」「知っていて知らん顔をする人」がいて、その数が増えれば増えるほど、いじめはエスカレートして、その人の心を深く傷つけてしまします。
 ところが、「見て見ぬふりをする人」が「いじめは絶対に許さない人」となり、「知っていて知らん顔をする人」が「知らん顔をせずにあかんことをいう人」となったら、「いじめる人」は勢いを失い、「けしかける人」はいなくなり、いじめは沈静化していきます。
 でも、なかなか変わることは簡単なことではありません。とても勇気のいることで、「いじらめる人をかばうと今度は自分が」という思いもとても分かりますが、それでは、心を傷つけられる人は絶対にいなくなりません。みなさんには勇気をもって本当に正しいことを言える人になっていってほしいと先生は思っています。
 困ったときには、周りの人に相談することが大切です。学校では、だれでもいい、言いやすい先生に相談してください。また、毎週火曜日にスクールカウンセラーの先生にお越しいただいています。友だちや先生になかなか相談しにくい場合はカウンセラーの先生に相談するのもひとつの方法です。

先生からは主に3つのことについてお話ししました。
 ・自分のことに置き換えて考えることができる人になってください。
 ・見て見ぬふり、知らん顔をする人から勇気をもって正しいことを言える人になってく  ださい。
 ・困ったときはに相談できる人や場所をみつけ、相談できる人になってください。

みなさんが笑顔で過ごせることを願っています。』

とても大切なお話でした。
皆さん、静かに、真剣に聞いていました。
今日のお話を聞いて、一人ひとりが、じっくり考えてほしいと思います。
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学校行事
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