昨日(29日)は昭和の日でした。平成生まれの中学生の皆さんにとって、昭和の時代がどうだったのかはやはりなじみが薄いのでしょうか。明治・大正・昭和・平成・令和と時代は変わっていますが、約100年前の1918年、大正時代にスペイン風邪が流行した際には、当時の日本の人口5700万人の4割にのぼる約2380万人が感染し、約39万人もの人が亡くなったと言われています。平成時代の2009年の新型インフルエンザの流行も記憶に新しいところです。「不易と流行」という言葉がありますが、「不易流行」の精神を保ちながら、新型コロナウイルス感染症の収束のためのワクチン開発に挑んでくれている医療・医薬関係者の皆様に感謝し、私たち一人ひとりができる感染予防対策をしっかり考え今後も頑張っていきましょう。