5年 道徳今年度最後の道徳の学習は、通常とは異なり、4つの場面それぞれについて「公平か、不公平か」を考え、話し合いました。 例えばこんな問題場面が出てきました。「クラスのけんたさんは、キャッチボールがうまくなりたいと思っています。けれども、けんたさんは車いすに乗っているので、友達がゆるいかんたんなボールしか投げてくれません。けんたさんが、取りそこねて悲しい思いをしてはいけないと思うからです。」 さて、これは公平か。不公平か。子どもたちは、「障がいに合わせて取りやすいようにしているから公平だ。」「けんたさんの気持ちを考えずに投げているから不公平だ。」などと、同じ場面でも相対する意見が出ていました。そして、人によって公平と考えたり、不公平と考えたりするということに気付いていきました。また、4つの場面をもとに、問題の解決にはどんな思いや気持ちが大切なのかを考えることができました。 5年生の生活も残り数日となりましたが、みんなが気持ちよく過ごせるような行動ができると期待しています! |