5/10 避難訓練その後、校長講話を行い、災害時の避難地域ごとに分かれる訓練を行いました。 校長講話(要約) 700人以上の生徒が5分ほどで避難でき、大変よかったと思います。 今日は火災を想定した避難訓練を実施しました。避難経路はしっかりと確認できましたか。避難経路にそって避難するのは、少しでも早く、だれもが安全に避難し、茨田中学校生徒全員の命が守るためです。学校内で火災等の災害があったときは、先生の指示に従って規律ある行動を心がけてください。 今日の訓練は、『想定内』のことだったので、安心して落ち着いて行動することができたと思います。 しかし、実際の火災や地震などの災害は、いつ、どこで起きるかわかりません。まさに、『想定外』のことが起きるわけです。 火災に出遭ったら、多くの人がパニックになり混乱すると考えられます。そんな状況になったときに怖いのは、正常性バイアスに陥ってしまうことです。正常性バイアスとは、自分にとって都合の悪い情報を無視したり、過小評価する特徴です。火災などにより自分の命が危機にさらされている、でもきっと大したことはないと、理由もなく思い込むことです。火災に遭遇したら、最悪の事態を想定して積極的に避難するように心がけてください。 また、火災で避難するときに、一番怖いのが煙を吸うことです。煙に含まれる一酸化炭素を吸うと、意識があるが体が動かなくなってしまいます。熱い煙を吸ってしまうと、喉や気管、肺がやけどをします。ですから、なるべく低い姿勢で、ハンカチなどで口をふさぎ、煙を直接吸わないように避難します。これが火災で避難するときの鉄則です。 煙は床から40cmの高さには停滞しないと言われています。このような知識も覚えておいてくださいね。 これで先生からの話を終わります。 |