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「白井さんの話を聞いて考えたこと」

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2015年3月2日(月)全校朝会・全校道徳




「第9回大空ありがとうコンサート」が終わり、週明けの子どもたち。

1〜6年生が入り、朝会の空気ができると、コンサートの実行のメンバー(大空のリーダー)が颯爽とみんなの前に並びます。

「おはようございます!」
「ありがとうコンサートで来られたゲストのみなさんに書いていただいた感想を伝えます。」

ありがとうコンサートを一緒につくってくださったゲストのみなさんから、たっくさんの感想をいただいています。

実行のメンバーが次々に大空の子どもたちに伝えます。


心にひびく歌声・合奏、本当に感動しました。
大空小学校が1つの家族のように思え、ここで育った子どもたちは、なんて幸せなんだろうなぁと、うらやましくもなりました。感動をありがとう!
来年も見に来たいです!!(ゲスト)


とてもステキなコンサートでした。
卒業生が帰ってきて参加できる、それが子どもの目標になっていくというのは、とてもいいなと思いました。しっかりと学校が地の根をはっているのですね。(ゲスト)


しあわせな時間をありがとう!!
とても楽しかったです。
大空のみんなに出会えてよかったです!ありがとう!(ゲスト)


近所(長居)に住んでいて、いつも気になっていました。そして、今日やっとみなさんの姿を見ることができました。
「自分の言葉でありがとうを伝える」とても伝わりました。
私からも「おーきに!ありがと!」(ゲスト)


子どもたちは、嬉しそうに、そして、どこか誇らしげに、感想を聴いていました。
自分の「ありがとう」の思いが伝わったことに、満足している様子でした。


次は、「卒業メッセージ」です。

今の大空のリーダーが伝える卒業メッセージは、今回が最後です。

「あいさつ」「チャレンジする力」「たった一つの約束」「4つの力」それぞれが大空小学校で自分が経験し、気づいてきたことを伝え残していました。

大空のリーダーは、自分たちの思いを1〜5年生につなげました。


そして、全校道徳の前に、今日のゲストの自己紹介です。
今日は、宮城県石巻市から中里小学校の白井校長先生と同志社女子大学の吉永さんが来られました。

全校道徳のテーマは「白井さんの話を聞いて考えたこと」です。

中里小学校の白井校長先生が、プロジェクターに写真やメッセージを映し出し、授業をしてくれました。

そこには、思わず息をのみ込むほど、悲惨な状況を映し出した写真の数々。
となりにいた、1年生は教室に津波が押し寄せ、車などが突っ込んでしまっている写真にショックを受けていました。
そして、最後に、そんな地震と津波の被害を受け、それでもあきらめないで、今を生きている子どもたちの写真を見せてくれました。
メッセージには、「いのち」「ともだち」「くじけないこと」を大切にして欲しいという思いが込められていました。

今日は、小グループにならずに、大空のリーダーと大人が自分の考えを全体の場で伝えます。

・1分1秒を大切にしなければならない
・何回地震が来ても、いのち・ともだち・くじけないことを大切にしたい
・たった一つのいのちを大切にしたい
・いのちを守る学習を大切にする
・あきらめないことが大切だと学んだ
・自分のいのちは自分が守り、となりの人のいのちを大切にしたい
・経験したことがないから本当にどうなるかわからない。だから、ふだんからいのちを守る学習で学んでいることを大切にしていく

・いのちを守る学習を絶対に続けてかなければならない
・学校や家だけじゃなく、街中でおこった時など、自分がどうするか考えていなかったので、アンテナをはっていきたい
・自分は経験したことがない。目の前で起こったら自分はどう行動できるか。もっと想像していきたい。
・震災で大切な人を失ってもがんばっている人がいる。もっと大切にしていきたい。


白井校長先生は、震災当時5年生だった小学生の作文を読んでくれました。
その作文は生々しくその時の思いが綴られ、聞いていると胸が苦しくなりました。
大切なものをたくさん失い、欲しいものが何かわからなくなり、それでもあきらめないで生きていく。

私たちは、自分が経験していないので、どれだけ想像しても実際に被害を受けた人たちと同じように想像することはできません。
だからこそ、私たちは「いのちを守る学習」に取り組み、学ばなければいけないと強く思いました。



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