「もし、自分がサンタクロースだったら」今日は2学期最後の全校道徳です。 今年度が始まって、今までで、29のテーマ「自分から そして 自分らしく」から始まり、「人のやさしさってどんな時に感じる」までを1〜6年生の小グループで学び合ってきました。 そして毎回、一人一人が学んだこと、自分の考え、これからの行動を書き、その用紙をテーマごとに綴ってきました。 子どもたちは、並べられた29冊の冊子を見ながら、自分たちが学んできたテーマを思い出しました。 3学期には、新しい小グループになり、メンバーが変わります。 この小グループで学び合うのも今日が最後です。 そして、いよいよ今学期最後の全校道徳のテーマを発表!というところで・・・ スピーカーから音楽が… なんだろうと、顔を見合わせたり、きょろきょろと周りを見渡す子どもと大人たち♪ ジングルベル♪ ジングルベル♪ 鈴が鳴る♪ あと2日でクリスマスイブ! 子どもたちは一気に笑顔になり、手拍子でノリノリです♪ 今日のテーマは「もし、自分がサンタクロースだったら」です。 このテーマは実は3年前に学び合ったことがあります!ほとんどの子どもたちが覚えていました。 初めて考える1〜2年生も一緒に、しっかりと自分の考えをもってから学び合いスタートです! 楽しそうに満面の笑みで自分の考えを伝える人や、真剣に話を聞きながら、なるほどなとうなずく人、それぞれが自分の考えを伝え合い、そして友だちの考えを聞き合います。 大空のリーダーが全体に小グループの考えを伝えます。 「もし、自分がサンタクロースだったら」 ・毎日プレゼントをくばる ・みんなが楽しい気持ちになれるようにしたい ・世界中にいる治らない病気の人に薬をわたす ・戦争をしている国の子どもや苦しい思いをしている人に食べ物や豊かになるプレゼントをする ・その人が必要としているものをプレゼントする ・なるべく早く、たくさんのプレゼントをくばる ・みんなに愛をくばる ・貧しい人や困っている人に幸運や食べ物をくばる ・たくさんの人が幸せになれるプレゼントをくばる ・すべての人があったかくなれるプレゼントをくばる ・学校がない国や村に学校をプレゼントしたい ・大空小の運動場に雨がふっても遊べる屋根をつけたい ・ひとりひとり欲しいものがちがうので、それを伝えられる人が近くにいればいい ・今年1年間自分とかかわってくれた人にありがとうと伝えながらプレゼントをわたしたい みんなから出てくる考えは、「だれかに何かをしてあげたい」 まだまだ書ききれませんが、愛や希望で溢れた考えでいっぱいでした! 子どもたちから幸せをいっぱいもらいました。 2学期も残すところ3日です。 25日の(木)クリスマスの日に、子どもたちは地域へかえります。 よろしくお願いします! [コミュニティ部] 「人のやさしさってどんなときに感じる?」今日のテーマは「人のやさしさってどんなときに感じる?」です。 子どもも大人も今日のテーマは発表されるまでわかりません。 いつも、その場でテーマを聞いて、自分の考えを持ちます。 それを、1〜6年生の小グループで伝え合います。 2学期も終盤を迎え、毎週月曜日の全校道徳で、学び方を学んできた子どもたちは慣れた様子で、自分たちの考えを伝え合います。 そして、大空のリーダーが全体にグループの考えを伝えます。 ・自分のことを考えてくれるとき ・ほめてくれる ・たすけてくれる ・おしえてくれる ・遊んでいる時にボールを片付ける ・困った時に相談にのってくれる ・ケンカをとめてくれる ・自分がされてうれしいことを人がしてくれるとき ・自分のために何かをしてくれるとき ・人のために時間を使っている いつも全校道徳のテーマはその時に必要なテーマが発表されます。 なぜ、今日のテーマは、「人のやさしさってどんなときに感じる?」だったのでしょうか? 全校道徳はいつも子どもも大人も自分の考えを持つことができます。 やさしさについて考えることで「4つの力」の一つ「人を大切にする力」を高めていきます! [コミュニティ部] 「自分のまわりにいじめはありますか」今日のテーマは、先週の全校道徳の時に伝えていたテーマです。 1週間、このテーマを意識して学習に取り組めていたのかを確認しました。 大人の中にも伝えられていたテーマを忘れている人もいました。 テーマは、「自分のまわりにいじめはありますか」です。 先週の1週間のことだけを先週のテーマの「いじめって?」を思い出し、自分のまわりにいじめがなかったかを考え、子どもたちは1〜6年生の小グループになり、伝え合います。 今日来られた長野県からのゲストも子どもたちの輪に入り、みんなの考えに耳を傾けます。 そして、リーダーが全体に伝えます。 ・ない。けんかはあるけど、いじめはない。 ・休み時間も楽しく遊んでいるからない。 ・まわりの人が、一人の人に「あっちにいけ」と言っていた。 ・ある。みんなが話している時に「あなたには関係ないから、どっかいって」と言われた。 ・みんなが自分の学習をできているのでない。 ・先週はなかった。たまにあったりする。 ・ない。あったとしても自分は遊んでて気がつかなかった。 ・はっきり言えない。約束をやぶってしまった人はきちんとやり直しができた。自分をよくふり返れていた。 ・ないともあるとも言えない。もしかしたら、見えていないところであるかもしれない。 自分ととなりの友だちとのちがいをどれだけ、自分はわかっているだろう。 自分ととなりの友だちがちがうように、みんな一人一人が考え方も感じ方もちがいます。 自分が、それくらいと思っていることも、友だちにとっては、いじめられているっと思うこともあります。 大人も子どもも、自分の考え方や感じ方だけで判断するのではなく、「4つの力」を使って、まわりの人のことをもっと考えて行動することが、「たった一つの約束」を守り、いじめをなくすことにつながると考えさせられました。 [コミュニティ部] 「いじめって?」今日も大空小にスペシャルゲストが来てくれました! 東京大学の学生と院生の4名です! 今日から1週間大空の子どもたちとふれあい学び合ってくれます♪ 今日のテーマは「いじめって?」です。 大空劇団登場! 友だちA B C Dになり、即興で演じます。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− (Aがいない時に) B Cの帽子を取り上げる C 「何するん!?」 B Cの帽子をAの机にこすりつけて、Cに投げつける B 「うわっ!きたなー」「帽子かぶってみー」 C 「え?何でなん?」帽子をかぶる B 「うわぁ、かぶったー!ようかぶれるなぁ」 (Dが登場!) B もう1度Cの帽子をAの机にこすりつけて、次はDに投げつける C 「うわっ!やめろや!きたない!」 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 今、自分たちが目の前で見た劇は、実際の自分のたちの生活の中に起きていませんか? あなたはA B C Dの誰ですか? 子どもたちは自分の行動をふり返り、自分の考えを持ち、小グループでの学び合いが始まります。 ゲストの東大生やボランティアの京大生も子どもたちの輪の中に入り、聞き合います。 大空のリーダーがみんなにグループの考えや自分の考えを伝えます。 ・集団で一人に暴力をふるう ・人にいやなことをする ・暴力・暴言をする ・いのちにかかわること ・たった一つの約束をやぶって、人をきずつけること ・こころや体に傷をつける ・いやなことを続けてする ・「もし自分がされたら」と考える ・相手に一方的にいやな思いをさせる ・たった一つの約束を守れば起こらない 最近のテーマで「人を大切にする」ことを学び合ってきた子どもと大人たちは、4つの力を高め、実際に行動することの大切さを感じ、今回のテーマ「いじめって?」で、何よりもまずは、「たった一つの約束」をどんなことがあっても守らなければいけない。と確認し合いました。 また、今回の全校朝会で、東大生が自己紹介をしている時に、稲光があり、大きな落雷の音が講堂に響きました。しかし、多くの子どもたちが気づきながらも、自己紹介をしっかりと聞こうと聞く姿勢を崩さずに、行動していました。 「災害はいつ・どこで・どのように起こるかわからない」「いざという時のためにもしっかりと指示を一回で聞いて行動できるようにする」 といつも想定外の学習である「いのちを守る学習」を子どもたちはしています。その学習を自分のものにし、行動する姿がありました。 すべての子どもたちが「自分の命は自分で守る」「となりの人の命を大切にする」ことを意識して行動できるように、日常の学習から「いのちを守る学習」をしていきます。 [コミュニティ部] |