6年人権学習「ハンセン病」問題に学ぶ

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 2月22日(水)6年生は人権学習として「ハンセン病」問題を学びました。
 この日はハンセン病回復者イチョウの会の方々をゲストティーチャーとしてお招きし、全体会で事前に学習したことを振り返った後、学級ごとに分かれ、お話をうかがいました。ハンセン病回復者の方々は、療養所に隔離されていた時の事、療養所を出てから大変ご苦労されたことなど、お一人お一人の体験を心を込めてお話してくださいました。
 ハンセン病は、非常に感染力が弱く、本来、隔離する必要はない病気です。また、昭和21年に特効薬ができ、適切に治療すれば治る病気になりました。しかし、ハンセン病にかかると強制的に家族から離され、社会から隔離された療養所に入れることを命じた法律は平成6年まで90年間も継続されていたのです。写真は、厚生労働省がハンセン病問題について学習用に作った冊子です。事前にこの冊子を学習した6年生は、ハンセン病回復者の皆さんに質問するなど充実した学びになりました。
 ハンセン病問題から私たちが学ばないといけないことは、事実を知る事、そして「二度と同じ過ちを繰り返さないために私たちはどうすればいいんだろう?」と一人一人が考え、自分の行動に活かすことだと実感しました。ハンセン病回復者イチョウの会のみなさん、本当にありがとうございました。 
 


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