プール開放の最後は、７/３１(木)に行われたＰＴＡによる「住小子どもプール」です。学校が行うプール開放は、「水に親しませるとともに、体力の向上を目指す」「個人の泳力を伸ばし、力を確かめさせる」ことをめあてに行っていますが、ＰＴＡの「住小子どもプール」は、友だちと一緒に楽しく水遊びすることが主眼です。そのため、浮き輪やビーチボールなどを持ってきてもいいし、水着も自由です。
　子どもたちは、友だちと一緒にプールで楽しく遊んだ後、帰りには参加賞としてソフトドリンクとお菓子をもらい、大満足でした。ＰＴＡのみなさん、暑い中、お世話いただきありがとうございました。

　ブックハウス実行委員会の取組みは、読書活動に関わるものだけではありません。
　７/３０(水)、ブックハウス主催によるフルート演奏会が開催されました。出演いただいたのは、「Ensemble 3NUTY（アンサンブル チェヌーティ）」のみなさん。プロのアンサンブルユニットです。当日は、フルート奏者の花森小夜さんとピアノ奏者の松山恭子さんにご出演いただきました。実は、花森さんは本校卒業生で住吉中学校吹奏楽部のＯＧであり、また本校現ＰＴＡ会員でもあるのです。
　会場の総合学習室は、いきいき活動の子どもたちの参加も含め、子どもと保護者・地域のみなさんを合わせ、１５０名もの観客で大盛況でした。フルートとピアノの２人が織りなす響きとプロ演奏家の技術に、観客は魅了されました。お馴染みの曲も登場し、演奏に合わせて歌を口ずさむ子どもたちの姿も見られました。曲と曲との間には、フルートの紹介や楽器体験も用意されています。実際に、フルートを吹かせてもらったのですが、簡単に音は出ません。音が出た時には、子どもたちから歓声が上がりました。
　子どもの頃から本物の「ひと・もの・こと」と出会うことは、とても大切なことです。このような出会いを通し、「憧れ」が芽生え、なりたい自分が見つかればと願います。
　

　大阪市では、中学校区単位に「学校元気アップ地域本部」を設置しています。そこでは、各種の取組みを通して、子どもたちの学習活動を充実させるとともに、子どもたちが、多様な知識や経験を持つ地域の人々と触れ合う機会を増やすことにより、コミュニケーション能力の向上や規範意識の醸成などの成果実現をめざしています。
　７/２２(火)・２８(月)・２９(火)、北西三校教育活動連絡協議会と住中校区元気アップ事業とにより、「住吉中 水泳教室」が住吉中学校のプールで開催されました。これは、住吉小学校・東粉浜小学校の５・６年生を対象に、泳力を伸ばすことをねらいとしています。参加した子どもたちは、中学校の保健体育科の先生から泳ぎの指導を受けました。また、ひと足早く中学校のプールを体験するよい機会となりました。

　夏休み期間中、ブックハウス（学校図書館）ではさまざまなイベントを企画しています。７/２３(水)・７/２８(月)に引き続き、７/２９(火)は、人形劇『狼だ、そらやっつけろ！』を上演しました。人形も脚本もブックハウス実行委員会の手作り、オリジナルです。キャストも、人形遣い・声優で１７名が出演する本格的な人形劇です。午前中に２回上演しましたが、１回目の公演には１００名ほどのギャラリーが集まり、大盛況でした。
　７/３０(水)の１０：３０〜１１：３０には、「ブックハウス フルートコンサート」を開催します。プロの演奏家に、クラッシック音楽やお馴染みのアニメの曲などを演奏していただきます。参加費無料、事前申込不要です。ぜひご参加ください。　

　昨年度の５年生は、「米」をテーマに総合的な学習の時間に取り組みました。本校の校区には住吉大社があります。そのご縁で住吉大社の御田(おんた)に植える稲の苗を譲り受け、校内の実習田で稲を育てました。そのお礼に子どもたちは手作りのかかしを贈り、そのかかしが御田の稲を見守っていました。
　このたび、そのかかしが海を渡り、西アフリカのブルキナファソの田んぼで、かの地の稲を見守ることになりました。これは、住吉大社と元青年海外協力隊員とが、「かかしを通じて、貧困で苦しむ子どもの存在を知ってほしい」という願いから実現したものです。
　この様子が、７月１９日(土)付の朝日新聞夕刊で紹介されました。写真が、西アフリカのブルキナファソへ渡ったかかしです。「世界は一つにつながっていることを実感してほしい」とは、本校の願いでもあります。2014.7.19(土)朝日新聞(夕刊)