令和3年度 修了式校長先生から児童代表の5年生の児童に、学年の過程を修了したことを表す修了証が手渡されました。校長先生からは次のような話をしていただきました。 今日は修了式です。今日で本年度が修了し昨年4月に始まった学校の1年間が修了します。1学期の緊急事態宣言の発令や2学期から3学期の蔓延防止措置重点措置法の適用により日々の学習が制約されましたが、児童のみなさんは、1年間本当によく頑張りました。修了式は、学年の過程を修了したことを証します。という「修了証」を渡す儀式です。学校生活の大きな節目に当たる日でもあります。 皆さんの成長を青竹に例えれば、節目は竹の節に当たります。みなさんも知っているように、竹は中が空です。しかし風雨に対する強さは、同じ太さの木に比べてずっと強いといわれています。それはなぜでしょうか。竹が折れないように節がしっかりと守っているからです。今日の皆さんにとって大切なことは、風雨にさらされてもびくともしない青竹のように、この節目を自分で固めることです。それはどういう事かというと、この1年間の自分を振り返り、反省することだと思います。反省というと「自分の努力が足りなかった。」などマイナス面を考えがちですが、私は「自分がどんな成長をしたか。」というプラス面を自分自身で考え、評価することが大切だと思います。入学式や始業式では、これからの学校生活を送るにあたり「アヒル」のお話をしました。「あいさつをしましょう」「人の話を聞きましょう」「ルール(きまり)を守りましょう」ができるように話をしました。また11月の創立100周年記念式典を記念して制定した校訓をもとに、「希望をもって学びに励み、感謝の心を大切にしよう」という話をしてきました。どうでしたか。校長先生から見たら、このコロナ禍の中、全学年のみなさんがとても成長したと思っています。先週の金曜日に6年生が卒業しました。これまでの6年生の頑張りがしっかりと出て、実に立派な卒業式でした。最後まで、淀川小学校のリーダーとして立派に行動して巣立っていきました。1年生から5年生のみなさんも、日々の学習や運動会や100周年記念行事、遠足などよく頑張っている姿に、先生もみなさんの成長に感心しています。今日渡される通知表の所見には、この1年間で皆さんが学習したことやできるようになったことがたくさん書かれています。お家の人に通知表を渡すときに、こんなことに頑張ったよと話をしてあげましょう。お家の人もみなさんの成長にきっと喜んでくれるのではないかと思います。 明日からは春休みです。交通事故にあわないように気をつけて4月8日の始業式には元気に登校してください。1つずつ学年が上がった決意新たにみなさんの4月からの活躍を楽しみにしています。1年間本当によく頑張りました。みなさんの頑張りに心から拍手を送りたいと思います。 |