令和6年度が始まりました。今年度も本校教育活動推進へのご支援・ご協力をお願いします。

全小社研大阪大会に向けて その4(6年)

6年生は歴史学習。単元名は「戦国の世から天下統一へ」。織田信長と豊臣秀吉の政策が中心です。

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単元の1時間目の学習の様子です。戦国の世から、織田信長、豊臣秀吉がどのように天下統一を進めたのかという問いをもち、年表に書かれていることを書きだし、「武力」「政策」「外交」に分類し、学習計画を立てました。

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単元5時間目の学習の様子です。2時間目から4時間目までは、ほぼ教科書にある内容に沿って学習してきましたが、この時間は、教科書にもない教材を開発しました。それは「大阪の町づくりと天下統一」です(大阪歴史博物館の大澤館長に多大なるご協力をいただきました)。資料から、秀吉は大阪城を築いただけではなく、武家地に先に妻子を住まわせたり、身分によって住む場所を決めたり、税を免除して町人を住まわせたりしたことを調べ、秀吉の意図について考えました。

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単元の7時間目、最終の時間の学習の様子です。これまでの学習をふまえ、「世の中をおさめるには何が必要か」について、意見交流しています。

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全小社研大阪大会に向けて その3(5年)

5年生です。単元名は「水産業のさかんな地域」。まずは、日本は世界でも魚や貝をよく食べている国であることを知り、水産業について知りたいこと、調べたいことを出し合いました。そして、「水産業に関わる人は、どのように魚をとり消費者に届けているのだろう」という問いを持ちました。教科書では、長崎が取り上げられていますが、興味・関心を高め、学習意欲が向上するようにと、大阪府の岸和田漁港を取り上げて教材化しました。

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単元3時間目の授業の様子です。今日の問いは「岸和田漁港で水揚げされた魚はどのようにして消費者に届けられるのだろう」です。資料から、水揚げ→仕分け→産地市場でのセリ→輸送→消費地でのセリ→スーパーや小売店 を経て食卓に届けられることを調べる中で、鮮度を保つためにいろいろな工夫がされていることに気づきました。

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単元4時間目の授業の様子です。岸和田産のイワシの約1割は大きく太ったイワシで、その9割が東京市場へ運ばれ、高級魚として扱われていることを知って驚いた子どもたち。「岸和田漁港の人々はどのように魚を出荷する場所を決めているのだろう」という問いをもち、調べていきました。先生が取材して来られた岸和田巾着網魚協の組合長さんのインタビューも動画視聴し、魚の価格や量、種類を判断して、出荷する場所を決めており、消費地の願いに合わせた工夫や魚の価値を高める努力をしていることを知りました。

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単元7時間目の授業の様子です。5年生は日本の産業学習です。「日本全国の漁場はどのようになっているのだろう」という問いのもと、教科書に取り上げられている長崎漁港を中心に、岸和田漁港と比べながら調べていきました。

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全小社研大阪大会に向けて その2(4年)

次は4年生です。単元名は「受けつがれてきた祭りや行事」です。
単元のはじめに、まずは身近な年中行事である野田恵比寿神社の地車や地蔵盆などの体験を共有した後、大阪を代表する祭りで日本三大祭りの1つである天神祭にフォーカスし、「1000年も続いてきた天神祭は、どのようにして行われているのだろう。」という問いを持ち、学習計画をたてました。

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天神祭といっても、花火、出店…などしか知らない子どもたちです。そこで、副読本「わたしたちの大阪」にも載っておられる、天神祭渡御行事保存協賛会常務委員、「天神講獅子」の講元である森本さんをゲストティーチャーにお迎えして、いろいろ教えていただきました。

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単元の6時間目の学習の様子です。森本さんの本職は喫茶店の経営者。その仕事をしながら年間300日以上も天神祭に関わっていると聞いて驚いた子どもたち。「天神祭を刺さる人々はどのようなことをしているのだろうか」という問いのもと、獅子舞の練習などだけでなく、渡御行事の計画、警備、救護など、自分たちの予想をはるかに超えて、たくさんの人がたくさんのことをしているか調べた子どもたち。「こんなに大変なのになぜ?」という問いかけに、「伝統を守りたい」「多くの人に楽しんでほしい」などの意見交流がありました。

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この単元のねらいは、都道府県の文化財や年中行事について学習することです。単元の最後の時間は、天神祭りだけで終わらず、パソコンを使って府内の文化財や年中行事について調べました。どの文化財や年中行事も、地域の人々のいろいろな願いが込められていることを学びました。
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全小社研大阪大会に向けて その1(3年)

10月29日(金)に、第59回全国小学校社会科教育研究協議会研究大会 大阪大会が開催され、野田小学校は第1会場校となっています。
本来ならば、全国から多くの参会者が来校し、授業の様子を公開し、それをもとに研究協議を深めるはずでしたが、コロナ禍のため、残念ですがオンデマンド&オンライン形式での研究会となりました。

現在、研究協議の題材となる学習を進めています。その様子を紹介していきます。

まずは3年生。単元は「工場ではたらく人々の仕事」です。副読本「わたしたちの大阪」では、パン工場を取り上げていますが、今回、玉川地域にある「大黒屋」さんの協力を得て、大黒ソースを教材化しました。

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単元の1時間目です。新世界の串カツ屋さんのシェアが70%など、多くのお店で使われている大黒ソースを作る会社がすぐ近くにあることを知って驚いた子どもたち。「多くの店で使われるソースを作るために、大黒ソース会社の人はどんな工夫をしているのだろう」という問いをつかみます。その問いに対する予想を短冊に書き、意見交流しながら分類し学習計画を立てました。

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単元の2時間目の授業です。この時間の問いは、「大黒ソースはどのような原料をつかっているのだろう」です。資料をもとに調べていく中で、たまねぎは淡路島産、中国産、ニュージーランド産の3つを使い分けていることを知った子どもたち。どうして3つの産地のたまねぎを使い分けているのかについて考えました。おいしいソースを作るために、たまねぎの産地にもいろいろ工夫をされていることを知りました。

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単元の最終時間の授業です。原料だけでなく、生産過程や働く人の工夫など、大黒ソースについて学習してきた子どもたちですが、最後に福島区から大阪市全体に視野を広げます。「551」「釣鐘まんじゅう」「シード社(消しゴム)」の3つを取り上げ、大阪市には大黒ソースだけでなく、いろいろ工夫して作られているものがたくさんあることを学びました。
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10月1日(金)の学習の様子

4週間後の10月29日(金)は、第59回全国小学校社会科教育研究大会大阪大会が行われ、野田小学校は第1会場校になっています。
当日に向けて、社会科授業の改善に努めてきましたが、いよいよ、1つの頂へのラストスパートの時期となりました。

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4年生の単元は、「受けつがれてきた祭りや行事」です。副読本「私たちの大阪」を参考に、天神祭を教材化しました。祭りと言えば、子どもたちは「出店」「花火」等々のイメージの方が強いのですが、いろいろな人がいろいろな思いをもって、伝統を引き継いできたことを学んでいます。

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5年生の単元は「水産業のさかんな地域」。教科書に取り上げられている漁港ではなく、地元大阪の岸和田漁港に何度も取材に行って、教材化しました。

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6年生は「戦国の世から天下統一へ」。信長、秀吉の天下統一への歩みについて学びを深めています。

追伸
本来ならば、全国から多くの参会者をお招きして授業を公開し、研究発表や研究協議を行うはずだったのですが、このコロナ禍の中です。安全を第1に考え、オンデマンド&オンライン形式での研究会にシフトしました。

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