校長室より 4月28日(火)

みなさん、おはようございます。校長の銭本です。
 なぜか今朝は4時に目が覚めました。生ごみの回収日なので、回収場所までごみを持っていき、誰もいない海岸まで散歩をしました。家から海までは10mもありませんのでついでに寄ったという散歩ですが、夜明けは気持ちをリフレッシュしてくれます。
 私は今63歳です。父は90歳でまだ元気です。私も90歳まで生きるとして、後、何度夕食を食べることができるか。時々、真剣に考えます。1年を365日として、後27年。365×27=9855。ショックです。1万回を切っている。こういう現実を突きつけられてから、朝起きて考えること。それは夕食のメニューです。贅沢なものでなくていい。食べたいものを食べたい。そのメニューにはどんな音楽があうか。テレビドラマでもいい、何を観ながら夕食を食べるのがベストか。「結婚できない男」か「孤独のグルメ」か。迷うなあ。今朝も夜明けを観ながら考えました。私の夕食のメニューは・・・。内緒です。
 みなさんは、今までに食べたことのないようなおいしい食事に出会ったらどう思いますか。「こんなおいしい料理、はじめてや。」「毎日、こんな料理を食べたい。」「こんなおいしい料理に出会えて幸せや。」など、いろいろ素敵な言葉が出ると思います。私もそういう気持ちになります。でも、へんこつな私にはもう一つの感情が沸き上がってきます。
「こんなおいしい料理、なんで今まで知らんかったんや。ちょっとくやしい。」
 人間が1日に食べることができる量は限られています。では、どのようにしておいしい料理に出会うか。料理の本を見る。ネットで調べる。グルメの友達に調理法をきく。いろいろ試しましたが、この方法が一番というのは見つかっていません。その日の体調や気持ち、誰と食べるかによっても「おいしい料理」は変わってきます。そして、料理への好みというのは人それぞれです。いろいろ自分で調理をしましたが、私の好みと微妙にずれています。
 時々、体調と気持ち、料理が完璧にマッチし「至福の食事」になるときがあります。昨日は大あたりでした。メニューは内緒ですが、幸せでした。でも、もっとおいしい料理がどこかにあるのではと思ってしまいました。「人間の欲望はどこまで続くのか。いかんいかん。」と反省しながら、「ごちそうさまでした」と感謝しました。


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