道徳で「おおひとやま」という読み物教材で人のものと自分のものの区別や、違法でも少しぐらいならいいだろうという人間の心の弱さについてみんなで考えました。「おおひとやま」の石を持ち帰れば幸せになれるので、村人がこっそり一つずつ持ち帰ると、山がなくなってしまいました。大雨が降った時に山がないために村人が困ってしまった。という話でした。こどもたちは「幸せになることはうれしい」「でも勝手にとったらだめ。」などいろいろな意見が出ました。学生寮などの集団生活では、例えば12本入りの箱のアイスを買うと、買った当人は1本目と12本目だけしか食べられないという話をよく聞きます。自分の幸せと全体のことを考えて生活するのは大人でもできないときがあるなと思いながら授業を見ていました。