卒業式 3月20日特別なご来賓の皆様にご参席いただきました 空襲で焼けた敷津国民学校 その罹災生存者の手記から 学芸会で高学年の劇を7年前から隔年4回公演 戦火の敷津 今回 生き残った方に語り部に来ていただき 劇を目の前で見ていただき そして 先日の卒業式に来ていただきました 来賓ご紹介で 敷津国民学校6年ろ組 明仁二三雄様 敷津国民学校4年は組 辻和子様 敷津国民学校4年い組 鳥井克之様 と 最前列にお座りいただきました 辻さんから子どもたちにいただいたお手紙を引用して 私にも帰って来れるふるさとがあった から 平和への祈りをこめて 卒業生への餞に この曲を捧げます と 胸ポケットからハーモニカを取り出して ふるさと を吹きました 君たちの故郷には うさぎもいません 青い山も清い川もありません ビルに囲まれ 地下鉄の駅があり 大きな市場があるこの敷津が 君たちの故郷なのです これから青年となりこの故郷を支えてゆくのです やがて故郷を離れる時が来るかもしれません 故郷に根を下ろす人もいるでしょう 小さな学校 大きな家族 チーム敷津の一員として過ごした 仲間との絆を大切に人生を切り拓いていってください ・・・ こんな式辞でした この仕事のやりがいを 腹の底から感じた瞬間でした そして 新年度を迎えます 子どもたちに様々な体験とチャレンジの場を保障する ますます とことんやります あの子 この子 その子のために 引き続き ご支援ご協力のほど お願いいたします 残留糸井 |
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