図書館より H31.3.28
春休みの図書館では、新学期に向けて“春によみたい本”をあつめてみました。
その中の2冊を紹介します。 『ろうかのいちばんおくの教室は』 ダグラス・エバンス/著(PHP研究所) 「あの教室にはおばけが出るってもっぱらのうわさだ」というセリフからはじまるおはなしは、その言葉どおりに新学期の教室では次々にふしぎなできごとがおこります。8つのエピソードは楽しく奇想天外で、それぞれの主人公の成長物語にもなっています。読みごたえのあるおはなしです。 『すばこ』 キム・ファン/著(ほるぷ出版) ドイツの貴族ベルレプシュ男爵が、大好きな小鳥を集めるために設置したたくさんのすばこ。そのことが結果的に森を守ることのなったという、史実にもとづいたおはなしです。挿絵に描かれたさまざまな形のカラフルなすばこは見ていて楽しく、そこに集まる鳥たちの中にはなかなかお目にかかれない珍しい種類のものもまざっていたりします。図鑑片手に読みたくなる絵本です。 |
|