4/26 高学年の教科担任制
小学校高学年における教科担任制については、文部科学省が(中央教育審議会の答申を受け)、その導入を円滑にすすめ、効果的に運用するよう示しています。
本校では以前より実施してきましたが、今年度も教科担任制を効果的に取り入れて指導の充実を図ります。 6年生では、理科・英語科・音楽科で教科担任制を実施します。 5年生では、理科・英語科・音楽科・図画工作科・家庭科が教科担任制(図画工作科は1組担任、家庭科は2組担任が、他は専科の教科担任が指導) 4年生では理科・音楽科・道徳科・外国語活動・書写が教科担任制(道徳科は1組担任、外国語活動は2組担任が、他は専科の教科担任が指導)、 3年生では理科・書写が教科担任制となります。 教科担任制によるメリットは以下の通りです。 ・授業の質の向上と教員の指導力の向上 複数学級で授業を行うことで、教材研究の充実と授業改善を図ることができる。 ・多面的な児童理解 児童に多くの教員がかかわることで、児童は担任以外の先生と接する機会を持ち、相談できる先生が増える。 教員間での情報共有やいいとこみつけが進む。 教え方の異なる授業を経験することで中学校の授業形態である教科担任制につながる(中1ギャップの解消) ・教員の負担軽減 週の授業時数が多く、泊行事もある高学年教員にとって、授業時数や教科数が減ることで教材研究や児童に向き合う時間が増え、泊行事や各種調査(全国学力学習状況調査・大阪市学力経年調査等)の準備や対策・点検の時間が確保ができる。 学校全体として授業時数だけでなく業務の平準化も図っています。 また、各担任には学級だけでなく学年教員として学年の子どもを見るように声をかけています。 教員には、児童の良いところをどんどん見つけ伸ばしていってほしいと思います。 (写真は、教科担任による4年生の理科の授業です) |
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