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「子ども達に自己肯定感を」

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 統計では日本の子ども達は、年齢が上がるにつれて自尊感情が低下していく傾向があります。金塚小学校の子ども達も例外ではないようです。子ども達の「自己肯定感」を高めていくためにはどんなことに気をつければいいのでしょうか。
 
1.多様な考え方ができるようにする。
 そのためには家庭・学校が安心して自分の考えを言える場所でなくてはいけません。子ども達が「間違うかもしれない」「馬鹿にされるのではないか」「𠮟られるのではないか」「否定されるのではないか」と感じることなく、安心して意見や質問ができる雰囲気を作ることが大切ですね。

2.感謝の心を育てる。
 先ず保護者の皆さんが手本になることが大切です。子ども達は保護者の皆さんの背中を見て育ちます。皆さんが何かにつけて「ありがとう」と伝えることを習慣にしていれば、子ども達も必ず「ありがとう」と言えるようになります。子ども達がお手伝いをしてくれた時は「ありがとう」「助かったよ」と感謝の気持ちを伝えてあげてくださいね。子ども達は自分が役に立てたことに大きな喜びを感じます。

3.決めつけない。押し付けない。
 子ども達の能力や才能を値踏みして限りない可能性を狭めてしまわないことが大切です。子ども達の能力や才能は練習したり、学習したりすることで必ず伸びていきます。
 保護者の皆さんには「こんな子どもであってほしい」というお子さんの姿があるでしょう。その姿から少しでも外れるとついつい余計な言葉をかけたり、助けたりします。これは親心かもしれませんが、子ども達からすれば「押し付けられている」という状態です。親の思いを押し付けないためには、子どもの気持ちに「共感」することが大切です。その上で保護者の皆さんの考えを伝えてあげればいいと思います。

 保護者の皆さんのご理解ご協力のおかげで金塚の子ども達がしっかり成長してきていることが児童アンケートや保護者アンケート、学力経年調査の結果からも見える形でわかるようになってきました。引き続き「見える学力」「見えない学力」の両面から金塚の子ども達を成長させ、2023年の創立100周年に向けて「子ども達がいきいきと学び、笑顔あふれる学校」を目指していきたいと思っています。今後も金塚小学校の教育活動にご理解ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

             大阪市立金塚小学校長 山本信吾
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