「ナイス、気づき!」算数の時間。今日はたくさんの先生方が観に来られる授業研究でした。 単元は、「水のかさのたんい」です。 先生は、子どもたちが興味をもって学習にのぞめるようペットボトルの色ジュースを用意。子どもたちも「おぉ〜っ」、今日は何をするんだろうと、わくわくした様子で問題と出会うことができました。 これまで使ってきた1dⅬマスとペットボトルジュースを見比べて、まずは何dⅬくらいになるか予想を立てます。続いて、代表で前に出て実際に1dⅬマスを使って調べる友だちの様子を、「これで、15dLになった!」と皆で数えていきました。 ここで、今回新たに初登場したのが1Ⅼマスです。 実際に演示して確かめることで、実感とともに「1Ⅼ=1dⅬ」ということを理解したあと、子どもたちは、今日の課題である15dⅬをⅬという新たな単位を使って、どう表せるのかを考えていきました。 これまで習ったさくらんぼ計算のようにして考える子。また、式やこどばで表そうとノートに書きとめていく子。なかには、「なんか、長さのときの〇cm〇mmみたい」と、以前に学習した「長さのたんい」のときの「1cm=10mm」を思い出して発言している子もいました(すごい!)。 さらに、お隣同士で自分の考えを伝えあう場面では、「だいたい一緒やねぇ」と交流する様子もありました。 あとで先生が教えてくれたのですが、「あ〜今日の算数、たのしかったなぁ〜」と、授業後に今日のことを振り返っていた子どもがいたそうです。 関わる先生たちが子どもたちのことを思い浮かべながら準備や授業を重ねてきたこと、子どもががんばる度に「いいね!」と声をかけたり、子どもがつぶやいたことばに「ナイス、気づき!」とほめていたり、子どもに寄り添った授業が展開されていたこと。教室の雰囲気があたたかかく、クラスみんなでがんばろうと学べていたことが、今日もやっぱりありがたいなと感じたすてきな授業でした。 |
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