2月18日 全校集会 講話

 お早うございます。
 既に本校HPにUPしてあるので、読んだ人もいるかもしれません。先週末の金曜日、PTA人権教育委員会主催のお茶会が開催されました。
 講師に本校卒業生で子どもさんもお孫さんも卒業生である高井生江先生をお招きし、保護者の方々総勢12名で雅な世界に紛れ込んでみました。
 人権教育で「どうしてお茶会かしら?」と思っていたのですが、先生のお話で直ぐに疑問が解けました。

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 茶室の客用の狭い入り口のことを躙り口(にじりぐち)といいます。
 躙るというのは正座のまま少しづつ膝を前に進ませることです。
 こぶしを床について体重を支えながら少しずつ進みます。
 茶室の入り口は狭いので躙って茶室の中に入ることになります。
 それで茶室の狭い入口は躙り口というようになったと言われています。
 それではなぜ茶室の入り口(躙り口)がこんなに狭いのでしょうか。
 諸説ありますが、一般的に言われている理由をいくつかご紹介します。

 茶室の入り口が狭い理由 茶室の中は平等
 
 どんなに身分の高い人も茶室に入るときには
 入り口で頭を下げ低い姿勢にならないと茶室に入れない様にするため。
 高い身分の人も低い身分の人も
 茶室の中では皆平等という意味も込められていたようです。
 また、高い身分の人(武士など)が茶室に入るとき、
 刀を差したままだと引っかかって茶室の中に入れないようにするため
 (刀を持ったまま茶室の中に入ることはできない)と言われています。
 今では考えられない時代背景の理由ですね。

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 歩き方・お菓子の頂き方・お茶の飲み方等々全てに渡って、お茶を点てくださった方、運んでくださった方、お茶碗を焼かれた方、その他関係された全ての方々に感謝の意を表して頭を下げるということを学びました。
 優美で美味なひと時でした。
 皆さんも和文化に触れ、和の心を磨いてみませんか?

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