本日（５日）、中高合同の研究発表会を開催しました。研究テーマは「確かな探究力と豊かな表現力を育む指導と評価―伝えあい、深めあう学びの場を通して−」です。この研究は、大阪市教育委員会より「がんばる先生支援事業」の選定を受けて行っています。第１部は、４つの「提案授業」（高校：「産業社会と人間」「情報」「英語」、中学校：社会・国語の共同授業）を行うとともに、すべての中高の授業を「公開授業」とし、ご参観いただきました。生徒たちは、多くの先生方を前に、大変意欲的に学習活動に取り組んでいました。研究発表会の第２部として「研究全体会（パネルディスカッション）」を行い、大阪市立大学の添田晴雄先生にファシリテーターとなっていただき、参会者とともに学びを深めていきました。研究発表会には、大阪市、大阪府を初め、全国１２の都府県から１００名近い方々に参加していただきました。今回、多くの先生方からいただいたご意見やご感想をもとに、さらに研究・研修を深めてまいりたいと存じます。今後とも、咲くやこの花中学校高等学校をよろしくお願いいたします。
アンケートをご依頼したところ、次のような感想をお寄せいただきました。
・生徒が本当の意味で学ぶことができる授業づくりができているなと感じました。ここまで準備されているのが素晴らしいです。
・学校の教育的意図と（数年単位での）研究の関係、研究によって到達できたこと、まだ未到達なことを平明に示そうとされていることが尊いと感じました。
・たくさんのすばらしい取り組みがされていて、子どもたちも大変活き活きとしていたのが印象的でした。
・教科の枠にとどまらず、教科を超えて取り組みを進めている様子がよく分かりまた。
・生徒の学びに対する意欲の高さが感じられました。「学ぶことって楽しい」「もっと学びたい」そんな生徒の気持ちにあふれていました。学校の目指す生徒像、方向性が明確でした。

本日（５日）の１時間目、此花警察署の交通課の方に来ていただき、交通安全講習を行いました。ＤＶＤを視聴し、リーフレットも使って自転車を乗る際のルールやマナーについてしっかりと学びました。「自転車安全利用５則」として「自転車は車道が原則。歩道は例外」「車道は左側を通行」「歩道は歩行者優先で、車道寄りを徐行」「安全ルールを守る」「子どもをヘルメットを着用」について説明されました。交通安全のためにはとくに「確認すること」が大切です。小さな不注意が大きな事故につながります。安全に対する意識を高めることが、被害者にも加害者にもならないためにも、とても重要です。このような貴重な機会をいただきました此花警察署の皆さま、ありがとうございました。

２月３日（土）と４日（日）に大阪城ホールで「2018 U20 日本室内陸上競技大阪大会」が開催されました。本校から５名が出場し、３年生女子が中学走幅跳で見事、第２位となり、銀メダルを獲得しました。大きなホールで緊張の舞台でしたが、実力を存分に発揮しました。本当におめでとうございます！！

本日（２日）の午前、ヤンマーフィールド長居と長居公園ロードコースで中高合同の耐寒マラソン大会が開催されました。今年は高等学校のマラソン大会が始まって１０年。中高合同の大会となって３年目です。開会式、準備体操のあと、９時４５分のスタートの合図で中高生全員が走り出し、競技場からロードコースに元気いっぱいに飛び出しました。高校男子は１０km、高校女子と中学男子は７km、中学女子は３.５kmの距離を走ります。少し肌寒さは残るものの、風はほとんどなく、春を感じさせる陽ざしのもと、みんな自分のペースを守りつつ力いっぱいに走り抜きました。先に到着した生徒たちが、スタジアムに次々に入ってくる仲間たちに手をふったり、大きな声で声援を送ったりするなど終始なごやかな雰囲気でした。走り終わった後の生徒たちの表情は達成感や充実感であふれていました。見学の人たちも大会の裏方でしっかりサポートしてくれました。多くの保護者の皆さまも歩道から大きな声援や拍手を送っていただきました。ありがとうございました。中高の交流がよりいっそう深まった、すばらしい大会となりました。一人ひとりの健闘に心より拍手を送りたいと思います！！

毎週木曜日の５・６時間目は分野別学習が行われます。２年生の理工分野では、現在、「水」をテーマに環境学習を進めています。担当は高等学校籍の西野教諭と中学校の吉村教諭です。本日（１日）の分野別学習では、株式会社「東レ」の方から講師（ゲストティーチャー）をお招きし、「水」に関する講義をうけました。地球上の飲料水について、「水の浄化方法」などの講義を聞いたのち、６限には、実際に「中空糸膜」を使い、水の「ろ過」の実験を行いました。青い水がろ過されることによって透明になると、みんな驚きの表情で観察していました。東レの皆様、大変興味深い授業を行っていただき、誠にありがとうございました。