２４日に２学期中間テスト前の元気アップ学習会が始まりました。初日は、１年生と３年生が対象です。
　３年生たちは定刻前には着席して勉強を始めると、聞こえるのはページをめくる音だけ。１学期は友達同士のおしゃべりを注意されることもあったのが、みんないよいよ自分の夢と進路に向けてまっしぐら、といった感じです。
　一方の１年生は、２５人が参加しました。１年生の学習会では、３人の大学生たちに「ここが分からない」などと子どもたちが質問するなど、なごやかな雰囲気で自習していました。


元気アップ地域コーディネーター

真剣に学習に取り組む３年生です。

上町中学校元気アップ地域本部会が7月10日（金）、上町中会議室で開かれました。
笹田校長先生はじめ先生方3人とPTA役員さん3人が参加してくださいました。
　元気アップ側からは、昨年度の活動や今年度の計画を報告。また、学校給食の導入で子どもたちが昼休みの図書室開放を利用しにくくなっているなど、さまざまな課題についても意見を交換しました。
　イベントや学習会にいつも参加いただいている笹田校長先生からは、「上町中の元気アップ事業は地域と学校、保護者の歯車が上手にかみ合っている。今後も期待しています」と激励をいただきました。
　　　　
　「元気アップ事業」は、大阪市が平成21年度から展開しているもので、地域社会と学校、家庭が一体となって子どもたちの教育や支援を行うことをねらいとしています。学校ごとに、ニ―ズに応じた活動を展開していますが、上町中学校では、中間・期末テスト前学習会、図書室開放、年数回のイベント企画が活動の主軸です。
　上中卒業生の保護者が「地域コーディネーター」としてお手伝いしているほか、大学生になった卒業生も学習会の「先生」として母校に貢献してくれています。
各種イベントは保護者の見学も大歓迎です。ご興味をもたれましたら教頭先生までご連絡ください。　　　
　　　元気アップ地域アップコーディネーター

　中学生たちに本を触れ合う機会をもってもらおうと企画している元気アップ「読み語りの会」が30日開かれました。今回は22人の生徒が参加してくれました。
　この日は「半日村」「光の旅　かげの旅」などの絵本５冊と昔話をひとつ、語り聞かせてくださいました。
　最初はちょっとテレ気味だった男性生徒たちも、時に優しく、時に演技力たっぷりの読み語りに次第に引き込まれた様子。「さあ、次は何かな？」という問いかけに、童心に返って「わかった！！」と思わず声が上がっていたのがほほえましかったです。


　　　　　　　　　元気アップコーディネーターより

　４日にわたって行われていた期末テスト前の元気アップ学習会は、２２日が最終日でした。今回は各学年３回の開催で、延べ１９１人が参加しました。たくさんの参加、ありがとうございました。まだ、先生役の大学生さんたちへは遠慮や照れがあるようで、学習会の時間中、生徒からの質問はそれほどありません。そこで、大学生さんたちが子どもたちの肩越しに問題集などをのぞき込み、気になるところがあると「ここはその解き方でいいのかな？」などと声をかけてくれています。説明を受けて正解がわかった生徒さんの顔がぱあっと明るくなる様子は、見ていて私たちコーディネーターもうれしくなります。
　学習会は２学期も開催しますので、これから少しずつ、生徒の皆さん側からの先生への発信も増えるといいな、と思っています。
　今日からの試験頑張ってください。
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６月３０日（火）の午後４時からは図書室で「読み語りの会」を行います。
ぜひこちらも参加してください。

　　ｂｙ　　元気アップ地域コーディネーター