挑戦 陸上部
10/17(土) 横浜の日産スタジアムにてジュニアオリンピックカップ 全国中学陸上競技大会が開催されました。男子走り高跳びで新山創大選手が悪コンディションの中、183cmをクリアし、見事全国3位になりました。
朝から冷たい雨が降り、巨大なスタジアムに圧倒され、2回失敗で終了となる特別ルールに戸惑いながらも、最初の高さを1回目でクリアしました。練習の高さである180cmでも失敗が続き、初めての記録なしも覚悟しました。しかし「記録なしでは帰れない」との強い気持ちが通じたか、初めの高さである183cmの1回目では、足がバーにかすって揺らしてしまいましたが、バーは落ちず、結果的にはこの1回の成功だけで3位に入ることができました。出場32選手全員が185cm以上のベスト記録を持っていながら、183cmをクリアしたのがわずか8人しかいない中での価値ある成功でした。 今回の大会参加においては、西中PTA様、西区PTA協議会様、西区PTA歴代会長会様、西区PTAきさらぎ会様、西和会様、校長先生、教頭先生始め西中学校の先生方から多大なご支援を頂きました。誠にありがとうございます。 また、日々の練習を共にし、応援し続けてくれた陸上部の部員たち、支えて下さったご家族、日々の学校生活でご指導くださった先生方、学年、クラスの仲間たち、みんながいなければたどり着けなかった舞台、勝ち取れなかった栄光です。共に喜び、誇りに思ってくだされば幸いです。 スローガン 垂幕前期生徒会役員が、今年度の西中発表会に向けて掲げたスローガンです。 西中発表会当日だけでなく、これからの学校生活、コロナ禍でも明るく希望を持てるようにと、そのような想いがつまっています。 正門前からもご覧いただけます。 挑戦 陸上部
10/11(日)ヤンマーフィールド長居にて、大阪中学総体陸上競技大会が開催されました。大阪府下の8地区での予選を勝ち抜いた選手が出場する、今シーズンの集大成となる大会です。残念なことに、台風接近の影響のため1日開催となり、男女1年生リレーが中止になりましたが、西中陸上部から3選手が出場し、好成績を収めました。
まず、男子走り高跳びの新山。さまざまな不安要素を吹き飛ばして自己ベストタイの1m91をクリアし、今シーズンの連勝を7に伸ばしました。来週はいよいよ全国大会です。YouTubeでLive配信されるようなので、ぜひ観戦、応援お願いします。男子走り高跳びは17日(土)14:00競技開始です。 続いて男子円盤投げの増田です。計測ラインの26mを超えるには自己ベストを1m以上更新する必要がありますが、2投目にターンでつまずきながらも26m43のビッグスローを見せ、全体16位に入りました。これは2年生ではトップ順位です。来シーズンは競技会の中心選手になっていくでしょう。自信を持って臨んでください。 最後に男子1500mの久世。今シーズン大阪No1の豊中十一中の選手に積極的についていきますが、ラスト1周のスパートについていけず、離されてしまいました。それでも最後まで力を出し切り、自己ベスト更新です。毎度のことながら、レース後はしばらく動くこともできなくなるほど力を出し尽くす姿は立派でした。 「全員野球・全力野球」の証明
10月4日に大阪府秋季総体で敗れ、3年生の野球部員は引退となりました。
正直まだ実感がありません。 3年生6人を中心として、本当にこの1年数ヶ月よく頑張りました。 昨年の新チーム発足時、部員は12人でした。 そこから途中入部の2人が加わり、また春には1年生3人が入部し、最後の大会は17人で臨むことができました。 このチームの1年間の戦績を振り返ると、 ・大阪市秋季総合体育大会 ベスト6 ・大阪市代表で大阪府秋季総合体育大会に出場 ・大阪市第3支部大会 優勝 ・ウインターベースボールカップ 優勝(ローカル大会) ・ニューイヤーカップ 第3位(ローカル大会) ・大阪市秋季総合体育大会 準優勝 ・大阪市代表で大阪府秋季総合体育大会に出場し、ベスト16に進出 という結果を残してくれました。 コロナの影響で夏の全ての大会が中止になり(大阪府大会・近畿大会・全国大会)、目標を失いましたが、最後は秋の「大阪市優勝・大阪府優勝」に目標を設定して頑張ってきました。 あと一歩のところで目標は達成できませんでしたが、たくさんの素晴らしいものをこのチームは残してくれました。 戦績だけでなく、人間的にも3年生6人は本当に素晴らしいと思います。 後輩にどんなに迷惑をかけられても、一緒に反省して優しく受け止めてあげて、でも時には後輩を指導して、素晴らしい先輩だったと思います。 先日の試合に敗れたあと、3年生と一緒に号泣している1・2年生の姿がありましたが、それはきっと3年生の人柄の良さがあったからだと思います。 大会期間中の練習や、試合当日の練習など、本当なら自分の練習をたくさんしたいはずなのに、後輩の1・2年生にボールを投げてあげたり、どんな時も後輩に対して思いやりの心を持っていましたね。 また、野球に取り組む姿勢も本当に素晴らしかったです。 野球が本当に大好きで、練習が終わっても、そして練習がない日も友達と野球をしているということも聞いていました。 バットを振りはじめたら、1時間でも2時間でも、ひたすらバットを振り続けていましたね。 そのおかげでバットの消耗が激しかったです(笑) 練習中も試合中も、仲間をけなしたりすることはなく、いつも励ましや応援の声が響いていました。 自分がチャンスで打てなくても、すぐに次のバッターの応援を全力でしていました。 仲間がエラーしたら、絶対に声をかけていました。 守備位置まで本当に全力疾走でした。 どのチームも同じようなことは言われていると思いますが、どんなときも徹底して最後までやりきれるチームは、そうそうありません。 でもこのチームはそれができました。 特に試合中のベンチから味方への応援、守備位置までの全力疾走は、間違いなくNo. 1だと思っています。 素直な心を持ち、チームで決めたことを最後までやりきった選手たちを誇りに思います。 「先生を大阪No. 1の顧問にしたい」 「先生を最後の大会で花園まで連れて行く」 3年生がそう言ってくれていました。 本当に嬉しかったです。 逆に、先生は「大阪No. 1の選手・チームにしてやれなくて申し訳ない」という気持ちです。 精神論や気持ちの大切さはいつも言ってきましたが、大した技術論もなく、基本は「頑張れ・打て・守れ・走れ」ぐらいしか言わなかったり、試合中に急にキャッチャーのステップパターンを言い出したり、急にトレーニングが始まったり、なかなか無茶苦茶なことを言っていたかもしれません。 でも少なくとも、先生はこの3年生6人と野球ができたこと、本気で頂点を目指したこと、全てが大切な思い出であり、みんなは先生の誇りです。 最後まで本当によく頑張りました。 1・2年生へ。 最後の試合に敗れて、3年生と一緒に号泣している君たちを見て、先輩と過ごした時間は本当に素晴らしいものだったんだなぁと思いました。 そして最後のミーティングで3年生が保護者の方に向けて挨拶をしましたが、その言葉をちゃんと覚えていますか? 「後輩達なら、自分達が達成できなかった大阪府のチャンピオン・全国のチャンピオンになってくれると思います。」 「後輩達のほうが、自分達より強いと思います。」 「1・2年生は全力で頑張ると思うので、これからもたくさん応援してあげてください。」 3年生はそう言っていましたね。 負けて悔しいはずなのに、その最後の挨拶で「後輩達を応援してあげてください。」と、本当に最後の最後まで後輩思いの3年生でした。 1・2年生はその熱い気持ちを感じとり、偉大なバトンを受け継いでください。 最後に… 保護者の方々、たくさんのサポートと応援をいただきありがとうございました。 本当に感謝してもしきれません。 部活動はご家庭の協力があって成り立っています。 選手達は保護者の方々の愛情のおかげで、大好きな野球を最後まで全力でやりぬくことができました。 我々もたくさんの「大切なもの」を、保護者の方々や選手達との関わりの中で学ぶことができました。 最後の大会は無観客開催となり、非常に心苦しかったですが、どの大会も選手・顧問・保護者の方々が一体となって野球ができて本当に幸せでした。 チームのモットーの1つに、「最強で最高のチームになろう!」というものがあります。 最強のチームになることはできませんでしたが、自分の中では間違いなく「最高のチーム」でした。 本当にありがとうございました。 野球部の活動
本日の試合結果です。
大阪府秋季総体 対 高石中学校 3対1で敗戦 長くて充実した夏が終わりました。 勝てば大阪府内約380校のベスト8でしたが、惜しくも敗れました。 ずっと追いかける展開の中でも、本校も毎回のように出塁してチャンスがありましたが、相手投手の力のある投球の前にあと1本が出ませんでした。 3点を追いかける最終回は、西中野球部の誇りを胸に、1点を返し、なおも二死一、二塁のチャンスを作りましたが、あと一歩及びませんでした。 悔しい敗戦ですが、これで3年生は引退となりました。 また明日以降に、活動の振り返りの記事を更新させていただきます。 |
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