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激動の令和元年度3学期

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いよいよ3学期も終わろうとしています。ここで3学期を振り返ります。
とにかく、嵐のような激動の3学期でした。この令和2年1月から3月にかけての大きな出来事といえば、やはり新型コロナウイルスにまつわる事々でしょう。毎日毎日、生徒のいない、授業の行えない学校という建物に通い続けなければならない教師や学校は、もはや教師、学校とは呼べないのかもしれません。とはいえ、現状では、誰も新型コロナ感染している生徒はいないということはこの上ないありがたさです。
例年通り文集『わだち』51号の原稿は1月末に完成、2月末に現物が業者より納品されました。今年も各生徒の力作ぞろい。日本語にまだ不慣れな外国籍生徒も一生けん命作文してくれました。
今学期は、松原市の二つの中学校との交流を3学期に計画したのですが、新型コロナウイルスの影響で、ともに中止になり、大いに残念でした。仕方ない事ではありますが教員一同涙をのみました。
また、国際クラブの「ウリマダン」の活動の大きな柱となっていたリバティアートフェスタは12月初旬の日曜日に実施され、全夜中研大会神戸大会と重なり、不参加となりました。これも、生徒にとっても、教員にとっても無念の行事となりました。
何とか実施できたのは、2月9日に東生野中学校で実施された連合作品展でした。全体会では、生徒相互の熱心な協議が行われ、今後の夜間学級での学習の在り方について話し合われました。作品展示では、さまざまな種類の展示がありました。中には丁寧なものもあり、見学者の目を楽しませてくれました。また、本校の出品作品に対して、「わが校でもこんな作品が作れたらいいのに」という他校生徒の感想も耳にして、本校の取り組み内容の充実ぶりが垣間見られました。
2月21日(金)「卒業生を送る会」と「語り合う会」を体育館と音楽室で実施しました。前半は厳かに、後半は和やかに進んでいきました。卒業生の皆さんにもきっと思い出に残してくれた取組になったと思います。
3月13日(金)に第51回卒業式を行いました。これも、新型コロナの影響で来賓には参列をご遠慮願い、歌も省略、わずか30分ばかりの式典でした。それでも、7名の卒業生(欠席者3名=4名の出席)は、緊張を感じながらでしたが、ひきしまった、また、しめやかな、卒業生にとっては心に残る良い卒業式だったと思います。卒業生の前途が明るく腹かれることを願うばかりです。

以上、令和元年度の最終学期の報告でした。本校の取組にご理解とご協力をいただいた方に感謝の思いをお伝えして、筆をおきます。皆様、たいへんありがとうございました。なお、来年度もよろしくお願い申しあげます。疫病が一刻も早く退散しますように。

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