校長先生のお話より
おはようございます。
「当たり前のことが当たり前にできる」。常々みなさんに話をしていることです。時間を守る、約束を守る、挨拶をする。これは人と人とのつながりの中で大切なことです。
ほとんどの人ができていますが、裏を返せばまだ全員ではないということです。この一年間を振り返って、ほとんどの人が元気よく毎日の学校生活を過ごせていたと思います。しかし全員ではありません。４月から学年があがり後輩が入ってきます。後輩たちの見本となるようにしっかりとした行動をとりましょう。
また、振る舞いや身なり、見ためも大切です。よく、人は中身が大切であるといいます。もちろんその通りですが、人と会う時の第一印象もすごく大切です。中身がよくても第一印象が良くなければ、その印象を取り返していく努力をしていかなければなりません。身だしなみをしっかりと整え、登校時に通用門で先生方に注意されることがないようにしましょう。今、みなさんが取り組んでいる一日一日の行いが、すべて受験に出てきます。受験では面接試験が実施される学校もあります。その場だけでよく振る舞おうとしてもなかなかできるものではありません。日頃の行いが全て出ます。１時間１時間の勉強や学校生活を大切にしましょう。そして、今何をするべきなのかを自分で考えて、判断して、行動することができる生徒になってください。春休み期間中も新学期もしっかりと意識して行動する中学生になってほしいと願っています。

古澤先生のお話より
時間に関してだらしなくなっている人が増えてきています。短い春休み、学力も体力も少しでも維持向上させる取り組みをしましょう。ダラダラした生活を送ることは避けましょう。春休みは自分自身で心のチャイムを鳴らし規則正しい生活を心がけましょう。
不審者被害が発生しています。登下校中や外出中には気をつけましょう。また、交通事故に遭わないようにしましょう。中学生は大人数で行動するときに気持ちが大きくなったり悪のりがすぎたりなど周りが見えなくなる時があります。ルールに対する意識や周りに対する配慮を失わないようにしましょう。
今年度、残念ながらいじめが発生しています。先生方が認識していないこともあるかもしれません。いじめはなぜ起きるのでしょうか。立場や状況が苦しくても決して腐らずに前向きに生きている人がたくさんいます。うまくいかないときは自分のその時の実力だと思いましょう。人のせいではなくて、自分のせいとして現象をとらえてください。矢印を自分に向けてください。そして正直に生きてください。今のみなさんの人生、自分の物語に納得している人は絶対に人をいじめることはありません。いつも人の嫌がることを言っている人はいませんか。人が傷つくこと、嫌だと感じることを言っていませんか。人のせいにしていませんか。いつもイライラしている人、不機嫌をまき散らしている人、真剣に生きている人をうらやましいなと思ったことはありませんか。いじめる人はそういう傾向がある人です。みなさんの人生は、自分の人生は自分だけのものです。自分の人生に責任を持ってください。頑張って、失敗して、うまくいかなくて、みじめで、悔しくて、それで泣けるくらい今を生きてください。するとその時にいじめはなくなります。そう思います。具体的な話ではなく抽象的な話ですが、この話が分かったときにいじめはなくなると思います。いじめがなくなるように全員で取り組んでいきましょう。いじめは死ぬよりも苦しい苦痛を味わいます。先生方はいじめをなくすために一生懸命考えています。みなさんも一生懸命、いじめをなくすために考えてください。
入学式は４月５日（水）です。入学式の準備を前日の４月４日（火）に行います。担当や係に当たっているか確認し、登校時刻なども確認しておきましょう。
始業式は４月１０日（月）です。いつもより早く登校する傾向がありますが、いつも通り登校しましょう。
まもなく新年度、新学期が始まります。春休み期間中には新しく始める学年に向けてのエネルギーを蓄え、準備をしましょう。