卒業式

 本日、第68回卒業証書授与式が行われました。
 
 前日までの曇天に変わり、3年生を気持ちよく送り出すような良い卒業式日和になりました。体育館には、紅白幕に加えて卒業生がつくった壁画「輝」も飾られ、万全の準備が整いました。
 まずは、54名一人一人に丁寧に卒業証書が渡され、校長先生から心のこもった式辞が述べられました。1志をもつこと、2誇りをもつこと、3そして人との出会いを大切にすることを、様々な具体例を交えながら、原稿も読まれずに生徒の眼差しをしっかり受け止めて、旅立つ子どもたちに万感の思いを込めて、伝えられていました。
 
 PTA会長、地域代表のご挨拶も頂戴し、そのあと現生徒会長からの「送辞」、その凛とした声で卒業生も残された後輩への不安もなくなったと思います。そして、「答辞」。卒業生を代表して4名の生徒が壇上に登り、1年生からの思い出、クラブにかけた青春ストーリー、フェスタや修学旅行などの学校行事をつくりあげた自分たちの自信と誇り、そして友達のこと、保護者のことなどを、涙に詰まることもなく、堂々と語り上げてくれました。「最後の授業」にふさわしい最高の発表だったと思います。
 
 そして、全員合唱「大切なもの」卒業生合唱「旅立ちの日」全体合唱「COSMOS」と続きました。旅立ちの日からは、卒業生は舞台前のひな壇に並び、在校生や保護者と向き合って、歌声を響き合わせてくれました。早朝練習の結果もあって、在校生は予行のときから随分上手になり、また卒業生も涙をこらえながら、旅立ちの決意を歌の調べに乗せていました。そして、最後のCOSMOSは、生徒の心にもだいぶんとフィットしたようで、最近よく校内で口ずさんでいる光景を目にします。♪夏の草原に 銀河は高く歌う…、実にのびやかに、よく通る生徒の合唱でこの素敵な卒業式がしめくくられました。

 68期生のみなさん、本当に3年間よくがんばりました。これからは楽しいときばかりとは限りません。苦しいとき、つらいときはいつでも柴中の門をたたいてください。最後に校長先生の式辞の結びで使われた、西行法師の言葉でお別れにしたいと思います。

 「春ごとに花のさかりに逢ひ来つつ 思ひ出おほき我が身なりけり」

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