第72回 卒業証書授与式

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3月13日(金)、第72回卒業証書授与式が行われました。
晴天の中、52名の卒業生たちが、元気に巣立っていきました。

東淀川区長 お祝いのことば

 皆さん、ご卒業おめでとうございます。
 本日の卒業式は、義務教育の修了であるとともに、新たな人生の出発点でもあります。皆さんの進む道はそれぞれ違っても、前途洋洋たる人生が待っています。そこには、楽しいことだけではなく、困難や壁も待ち受けていることでしょうが、決して逃げることなく、堂々とチャレンジしてください。その結果を気にすることなく、チャレンジすることに大きな意味があります。
 また、なりたい自分や夢があれば、それに向かって努力してください。でも、今夢が見つからなくても、気にする必要はありません。今後きっと見つかりますので、毎日を大切に過ごしてください。
 校長先生をはじめ諸先生方には、3年間本当にありがとうございました。
保護者や地域の皆様方、本日は本当におめでとうございます。子どもたちの晴れの姿をご覧になり、お喜びもひとしおのことと拝察いたします。
 皆さんのご健康とお幸せを心からお祈りし、お祝いの言葉とさせていただきます。


 令和2年3月13日
                  東淀川区長 北岡 均

PTA会長 祝辞

 卒業生のみなさん、ご卒業おめでとうございます。
 PTAを代表して、ご挨拶を申しあげます。

 みなさんもご存じのように、今年は新型コロナウィルスの感染拡大防止という観点から、誰も経験したことのないような形での式の挙行となりました。講堂に集まった人数は少ないかもしれませんが、地域のなかでみなさんの成長を見守り、できるなら共に門出を祝福したいと方が多くおられることは心に留めておいてほしいと思います。

 「艱難 汝を玉にす」という言葉があります。「人は、困難や苦労を乗り越えることによって成長することができる」という意味ですが、柴島中学校での三年間、どれだけの困難や苦労があったでしょうか。勉強、行事、部活動など、さまざまな場面で壁にぶつかったことと思います。どうにかして乗り越えられた壁もあれば、とうとうクリアできなかった壁もあったのではないでしょうか。
 結果はどうあれ、「壁」となったひとつひとつの出来事が、今後のみなさんにとっては代えがたい財産になっていきます。「忘れたい失敗」と思っていることが、社会に出てから思わぬところで役に立つこともあります。大事なのは「挑戦し続けること」「結果と真摯に向き合うこと」。今までの三年間は、まさに「艱難」の連続であったと思いますが、その経験はきっとみなさんの自信につながると信じています。
 四月からは、より「社会人」に近い存在として自覚を求められる場面が多く出てくると思います。自分に自信をもって、一日一日を 大切に過ごしてください。

 保護者のみなさま、改めてお慶びを申し上げます。
 今日まで、決して平坦な道ばかりではなかったこととお察しします。それでも今日、お子様は中学校卒業という区切りの日を迎えられました。保護者のみなさまも、ぜひ自分自身を「お疲れ様!」「ここまでよくやった!」とほめてあげてください。
 本校でのPTA活動へのご理解とご支援に深く感謝申しあげますと共に、これからも地域の一員として、子ども達にあたたかいまなざしを注いでいただきますよう、宜しくお願い申しあげます。

 茨木校長先生をはじめ教職員の先生方には、子ども達が在籍した三年間、あたたかく、時には厳しくご指導いただきましたことを心よりお礼申しあげます。
 子ども達が、これからも自信を持って前を向いて歩いていけるよう、またつまずいたりエネルギーが切れてしまった、という時には心の支えになってくださいますよう、お願いいたします。

 以上をもちまして、祝辞とさせていただきます。

 令和二年三月十三日
     柴島中学校 PTA会長 森岡 孝博

学校長 式辞

 本校の桜の枝の小さな硬い芽が日増しに増え、膨らみ始めてきました。
 春の息吹を感じるこのよき日に、例年とは違う形での卒業式ではありますが、令和の時代最初の「第七二回 卒業証書授与式」を迎えることができましたことは、大変喜ばしいことです。
 保護者の皆様、本当におめでとうございます。人生の最も多感な時期に著しい成長を遂げるお子様が、晴れやかに卒業の日を迎えられましたことは、感慨深き思いでおられることと存じます。
 平素より、本校の教育活動に多大なご支援、ご協力を賜りましたこと、全教職員になり代わりまして、心より厚くお礼申しあげます。
 皆さんは、この三年間に、教科の学習はもちろんのこと、委員会活動、一泊移住、職場体験、大阪体験、福祉体験、地域の方々、保護者の皆さんと行った防災訓練、部活動など、本当に多くのことを学びました。「誠実・共生・自立」の校訓のもと、柴島中学校で学んだことは、皆さんの将来を支える大きな力になっていると確信しています。
 修学旅行では、「平和」の大切さについて深く考え、命の大切さを心に刻み、将来の生き方に結びつけてくれました。被爆体験証言者のお話に「二度と戦争を起こさない」という強い気持ちを抱いてくれました。証言者の方がおっしゃった「憎しみの心の中から平和は生まれない」の言葉の意味を卒業に際して再度考えて欲しいと思います。

「憎しみの心の中から平和は生まれない」

「全力疾走 令和と共に最高のスタートを」のテーマのもと、苦労しながらも後輩をまとめ、七二期生の思いを込めた柴中フェスタをやり遂げました。
 特に、劇「夢のカタチ」では人間の多様性をテーマに様々な人の生き方を演じてくれました。この劇を見た多くの人々にこれからの社会を生きる中において、一人の人間としての存在意義を改めて考える素晴らしい機会を与えてくれました。私も純粋な気持ちで心の底から感動し、涙しました。
 七二期生のつながりと絆で、次年度の柴中フェスタ20周年につながる新たな伝統を柴島中学校の歴史に見事に刻み込んでくれました。でも、そこには家族の皆さんをはじめ多くの大人の理解と協力があったことを忘れないでいて欲しいと思います。
 これから皆さんは、一人ひとり違った道を進みます。皆さんが羽ばたこうとする現代社会は、大きな転換期にあります。人工知能により、必要な情報が必要な時に提供される時代となります。それだけに、情報を分析し判断する力、総合的にものを考える力、自分の進むべき道を自分で決めることのできる力がより求められます。「あなたは何がやりたいか」は人工知能には決めることはできません。柴島中学校で学んだことに自信をもって、着実に人生の歩みを進めてください。強い気持ちで人生を切り拓いていってください。皆さんならできます。
 卒業に際して、次の言葉を贈ります。「知者は惑わず勇者は恐れず」論語の一節です。「知恵のすぐれた人、道理をわきまえた人は、事をなすにあたって迷いがなく、勇気ある人はどのような事態にも臆することがない。」という意味です。自分で決めた道を、迷いなく、臆せず、歩んでいきましょう。

 皆さんの将来が熱く、光り輝くものとなることを心よりお祈り申し上げ、以上、式辞といたします。


令和二年三月十三日
     大阪市立柴島中学校  校長 茨 木 久 治

柴島中学校 第72回 卒業証書授与式 次第

柴島中学校 第72回 卒業証書授与式 次第

明日3月13日(金)は、「柴島中学校 第72回 卒業証書授与式」を午前10時より開式します。
次第については、上記リンクをクリックしてください。

なお、卒業式への保護者の参列は、一家庭2名までとさせていただきます。
2名を超えての入場は出来ません。
当日の受付でお名前を記入のうえ入場していただきます。

ご協力なにとぞよろしくお願いします。
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