長い間お世話になりました大領中学校を3月31日をもって去ることになりました。思い返しますと、平成10年に住吉中学校教諭から本校に教頭として赴任しましてから教頭として5年間勤務させていただきました。大領中学校に赴任しました平成10年には大領中学校創立20周年の式典を実施いたしました。大領中学校をいったん離れて、鶴見区の横堤中学校で教頭として5年間勤務した後、大領小学校に平成20年に校長として赴任させていただき在任中に大領小学校創立50周年記念行事を実施させていただきました。
　このように長い間、大領小学校および大領中学校で仕事をさせていただきましたことに今はただ感謝の気持でいっぱいでございます。大領中学校では、耐震工事、多目的室やカウンセリングルームの設置工事、校舎の外壁・内壁の塗装工事が相次ぎました。工事中には生徒や地域の皆様には騒音等のためにいろいろとご迷惑をおかけしましたが、現在、大領中学校は施設設備も充実し校舎も美しくなり学校教育を遂行する上で最高の環境にあると考えています。平成28年度の新入生からは制服も一新され、今までのデザインを踏襲しながらも服地や機能面では最新の制服に身を包んだ新入生が入学してまいります。自分としましては、校舎や施設・設備の充実や制服の一新など当面する課題はおおむね解消できたと考えております。また、大領中学校での在職が通算10年になりますことから、これを区切りとして身を退くことを決断しました。
　今後も大領中学校では、体育館のトイレの改修工事や外壁の塗装工事が予定されています。大領小学校でも、北校舎や東校舎の外壁塗装工事などが予定されています。大領小学校および大領中学校の教育環境は今後もますます改善されます。長い間、この両校でお世話になった私としましても、このような明るい展望が持てることをとてもうれしく思っております。
　在任中は地域の皆さまやPTA保護者の皆さまから温かいご支援をいただきました。元気あふれる子どもたちの笑顔や勉強・クラブで頑張っている姿や地域・保護者の皆さまからのご支援が仕事をする上で大きな支えでした。改めてお礼申し上げます。4月1日には市岡中学校より梶原賢次校長をお迎えします。大領小学校とともに大領中学校のますますの発展を祈念しまして、退任のごあいさつとさせていただきます。
　長い間、お世話になりました。ありがとうございました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　平成28年3月30日　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　校長　松本　宏