こんにちは。
学校司書の門野です。
今日は1、2年生は３時限で下校で、3年生だけですね。
みなさんにとって図書館はどんなところでしょうか？
私にとって、図書館は過去、現在、未来がある場所だと感じます。
本は「出版された物」なので、「過去」がある場所なのはわかってもらえると思います。
みなさんが図書館に来て滞在することで、たった今起こっていること、「現在」になります。
そして、図書館には、まだ出会っていないたくさんの本、無数の未知の世界が広がっています。それはいつかみなさんの未来につながるきっかけになるかもしれないと思うのです。
さて、今日ご紹介する「過去」は、『一年一組　せんせいあのね　こどものつぶやきセレクション』（理論社）です。
ヨシタケシンスケさんの絵がそえられた小学校1年生のつぶやきです。みなさんも過去に小学校1年生でしたよね。いくつか紹介します。
「せんせい
　　いいお　つた
わたしのせんせいは
てつぼうを
10かいさせます
せんせいは
いっかいもやりません」
「こども
　　いわはま　えりこ
こどもはいつかおとなになるのでしょう
おとなはむかしこどもだったんでしょう
みんな
そのときのきもちを
たいせつにしてもらいたいなあ」
「すきなこども
　　うえがき　たかとし
おかあさんは
かしこいこと　げんきなこと
はなしをよく聞くこと　うそつきじゃないこと　
ふざけないこと　やくそくをまもるこが　
だいすきなんだって
ぼくはむりです」
「1にち
　　きむら　いちお
1にち24じかん
みじかすぎる
だれがきめたんや」
このほかの言葉もくすっとさせらせたり、そのとおりだなと思わせられたりします。すごく大切で大事なことを思い出させてくれます。
さて、「未来」の本は、みなさんがまだ出会っていない、いろいろな本が紹介されている本です。本を紹介する本は何冊かありますが、今日ご紹介するのは、『いつか君に出会ってほしい本　何度でも読み返したい158冊』（河出書房新社）です。
著者のメッセージを読みます。
「本があると退屈しない。
一冊一冊に世界があるから。本を読むとたくさんの人生を経験できる。登場するだれかといっしょに生きることになるから。本を読むとさびしくなる。本はあなただけに語りかけてくるから。本の中の人もきっと、ひとりだから。」
みなさんが、中野中学校を巣立ったあとも、あなたのそばにある図書館が、時間を忘れられる場所のひとつだといいなと思っています。

１組と２組、１時間目の国語のテスト前です

１組と２組、１時間目の国語のテスト前です

１年３４組の男子柔道、女子バスケの授業の様子です

２年１組の社会、２年３組の数学の様子です。