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学校司書 門野さんより

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こんにちは。
学校司書の門野です。
冬休み特別貸出で4冊本を借りることができます。
「知らんけど」という関西弁が流行語大賞のトップ10に入りましたね。大阪に住む私達にとっては耳慣れた言葉で、不思議な感じがします。自分の言った言葉に責任を持たないであやふやにする便利な言葉です。例えば「あの人、サッカーの試合見て寝坊して遅刻したらしいで。知らんど。」
最後に「知らんけど」をつけるだけで、その人がほんとにサッカー見たかも、遅刻したかも確実ではなし、ホントじゃなくても大目に見てね。ということです。
まず、紹介するのは、『かんさい絵ことば辞典』です。そうそう、よう使かうわ。というのから、あれ、これも関西弁?というもの。また、いや、もう今の若い人は使わへんなという言葉まで例文つきでのってます。
広がっていく言葉がある一方で、世界では消滅の危機にある言葉もあります。
『滅びゆく世界の言語小百科』という本を紹介します。世界で今、まさに滅んでいこうとしている言語はたくさんのあるのですが、そのうちの30の言語について紹介されています。日本の北海道のアイヌ語も載っています。もともとは日本本州にも住んでいたアイヌの人々はどんどん北に追いやられていきました。アイヌ語を流暢に話せる人は15人で、そのほとんどが80歳以上だそうです。この本が出版されたのは2016年なので今はもっと少ないかもしれません。もう少しアイヌについて、知りたい方に、『アイヌ もっと知りたい!くらしや歴史』という本もあります。あと、もう一つ、関西弁や大阪弁は日本語の方言ですが、アイヌ語はひとつの言語です。海の生き物ラッコやトドはアイヌ語から日本語に取り入れられた言葉だそうです。

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