こんにちは。
学校司書の門野です。
今日は、２月２２日です。朝、新聞を見ていて、やけに猫の本の広告が多いなと思ったら猫の日なんだそうです。にゃんにゃんにゃんです。『まるごとわかる　３６５日ものしり百科』という本があります。その２月の巻の２２日を見てみました。確かに猫の日だと書いてあります。「世界友情の日」でもあります。また、聖徳太子の命日で兵庫県太子町の斑鳩寺では太子春会式（たいしはるえしき）という行事があるそうです。このシリーズの本は１年３６５日のそれぞれの日についてのことが書かれています。自分の誕生日に何があったか、思いついたその日に何があったか見てみませんか？当たり前のことなのですが、何もなかった日なんて1日もないのです。
猫の本も紹介させてください。『アレッポのキャットマン』です。アレッポはシリアの都市です。戦場となった町からは多くの人々が逃れていき、飼われていた猫たちは見捨てられ行き場を失っていました。その猫たちに救いの手をのばした救急車の運転手モハマンド・アラー・アルジャリールのお話です。シリアは、つい先日起きた地震でトルコと共に甚大な被害が起きた場所でもあります。
あと一冊、私にとって猫といえば外せないのがポール・ギャリコの『さすらいのジェニー』です。ピーターという少年がある日白猫に変身してしまい冒険をする物語です。物語の最後でピーターが泣きじゃくるのですが、その涙にはいくつもの理由があって、物語を読みながら一緒にさすらった読者自身も巻き込む涙だと感じます。